第40話
ゾロ「俺にも昔幼馴染がいてな。同じ道場に通ってて…まぁ、ライバル兼親友みたいなヤツだった」
ゾロ「女だけどすげぇ腕っ節が強くてよ。ボコボコにされてたんだ、俺」
ゾロ「…そんな強ぇ幼馴染だったが、ある日ポックリ逝っちまった。駅のホームの階段で、後ろから走ってきたサラリーマンと肩がぶつかって転落したらしい…打ちどころが悪く即死だった」
ルフィ「え…」
ポツリポツリと紡がれていく彼の話に、後頭部を殴られたかの様なショックが走る
ゾロ「あまりにあっさり…あっけなく逝っちまったからさ。あいつが最後にやりたかったこととか、最後に食べたかったもんとか…全部聞く暇もなかった」