第32話

第32話



ルフィ「ゲホッ…ま、まいど…」

地面に血を滴らせながら、俺は金髪の男に礼を告げる

ヤンキー「へっ…なぁ、俺は太っ腹だからよ。追加で1万円やるよ」

ルフィ「!ほ、ほんとか!?」

ヤンキー「あぁ…そのかわり、服全部脱いで俺の靴舐めろ」

ルフィ「…え、それは…」

ここは昼下がりの公園。人もたくさんいる

もしそんなことをすれば、警察沙汰になって最悪退学になるんじゃ…

ヤンキー「…できねぇのか?金が欲しんだろ?」

…!そうだ、俺はウタのために頑張って金を稼ぐって決めたんだ。…その結果俺がどうなろうが、そんなこと瑣末な問題だ

ルフィ「…分かった、ありがとな…すぐやるよ──


ゾロ「おい」


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