第21話
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ルフィ「スー…スー」
あんだけ暴れてたのに、3分もしない内にルフィはぐっすり眠ってしまった
余程疲れてたんだねぇ…
ウタ「…にしても、寝顔は本当昔のままだね。あどけなくて可愛いなー」
赤子の様にフワフワした顔で眠るルフィの頬を、ツンツンとつついてみる
ルフィ「…ん、ウタ…」
ウタ「ん?」
お、寝言かな?私の名前呼んでる
へへ、嬉しいな。夢でも私のこと思ってくれてるなんて──
ルフィ「…大丈夫…ずっと…一緒に…いような…」
ウタ「…」
ルフィ「スースー」
なぜだろう。こんな大胆な寝言、凄く嬉しいはずなのに
何故だか私は、ものすごく嫌な予感がした