窒息
か・
____現実世界。
雨に打たれる中、彼女は黒髪の男の頬を優しく撫でていた。
____駄目だ。ルフィは私の新時代を受け入れてくれない。
ルフィをこの世界から解放するには……殺さなきゃ…いけない。
『……もういいよ。そんなに肉体が大事なら……』
『私の胸で殺してあげる。』
誰も聞く者がいない現実世界で、彼女は宣言した。
ヌギヌギ……
紅白髪の彼女は雨の中だというのに、衣服は”左腕に装着したアームカバーのみ”という、奇抜な格好となっていた。
それ程までに、左腕の装着……いや、それに描かれた”印”が大切なのだろう。
胸を顕にした彼女は、ルフィの顔を持ち、容赦なく彼の顔を自身の右胸に押し付けた。
『ほら!死んじゃえ!私のおっぱいで死んじゃえ!』
”生”を渇望するからか、意識のないルフィの肉体は息をしようと、口と鼻を激しく動かした。
『…くっ…あんっ…///』
呼吸器官が激しく動く中、酸素を渇望する彼の口は、より凶暴なものとなり始めた。
『…ひゃん♡あばれりゅな♡ お”っ♡おとなしくろぉ♡』ビクンビクン
____ウタワールド
「! なんだ…苦しい。」ビク
『…それはね、ルフィの肉体が死にかけてるからだよ。』
『……どうなってるのか、実際にやって教えてあげる。』ヌギヌギ
「ウタ!?」
彼女は現実世界と同じ服装になり…
”抵抗することが出来ない”彼に近づき…
「……!」
ルフィの顔を持ち、自分の右胸を押し付けた。
『こうしてたの。』ギュー
肉体も精神も、ルフィはウタに犯されていた。
『…なんでだろ。これはあんたを殺す手段なのに、なんで”幸福”を感じるんだろう。』
『……ずっと、こうしていたい。』
____現実世界。
彼の息はもう限界だった。
『はぁ♡ルフィがんばって♡このままじゃ死んじゃうよ♡』ビクンビクン
”醜い抵抗”を乳首に受けていたウタは、身体が喜び跳ねていた。
「……」ガッ
『も♡もうむりぃぃ♡』
『いきゅうううううう♡♡♡』ビクン♡
「……」ビュルルルルル♡
……最後に乳首を噛まれ、ルフィとウタは同時に”跳ねた”。
『……はぁ♡はぁ♡ 気持ちよかったね、ルフィ♡』ビクンビクン
『____あぁ。』
『もうイッちゃったか……』トロッ…