空飛ぶスパゲッティ・モンスター
「人間よぉ。我の存在を望むならば『ラーメン』と言いなさぁ~い。」
「なに、我を信じぬとぉ……?それもまた良ぉ~しぃ!我はぁ、お前が善良である限りわぁ~お前をぉ……肯定しよぉ~!」
【元ネタ】空飛ぶスパゲッティ・モンスター教
【クラス】プリテンダー
【真 名】フライングスパゲッティ・モンスター(F.S.M)
【性 別】不明
【身長・体重】320cm・120kg
【外 見】絡まり合った麺とミートボールの身体を持つどこか神々しいモンスター。
【属 性】混沌・善・地
【ステータス】筋力:D 耐久:B 敏捷:C 魔力:E 幸運:A 宝具:EX
【保有スキル】
カリスマ:EX(E以下)
本来はセイヴァーのクラススキル。軍団を指揮する天性の才能。現在進行形で世界中の人間に信仰されているプリテンダーだが、彼を信じるか否かは個人任せな上に「人間が自分やスパゲッティ教を絶対視する事」を何より嫌う彼自身の性格も相まって強制力は低い。
対信仰:EX
セイヴァーのクラススキル『対英雄』の亜種。神霊などの「人間から信仰を得ている存在」と相対した際、相手の霊格を強制的に自身と同程度にまで貶める他、『神性』やそれに類するスキルを封じ込める一種の権能。EXランクであれば相手の霊格の高さを問わずこのスキルが通用する。
創造主の権能(酔):C
世界を創った者として有している能力……なのだが、プリテンダーがベロベロに酔っているせいで全くコントロール出来ておらず、使用者本人も何が起こるか発動するまで分からないトンデモ能力と化している。過去にはうっかりすっ転んで恐竜を絶滅に追いやってしまったとか。
パスタネットワーク:C
プリテンダーの身体を構成するスパゲッティの麺。信奉者に接続する事でその人間が持つ信仰心を糧とし、自身の霊基を回復させる。また、敵対者の頭を押さえつけて成長を抑制する事も可能。本来は全人類の頭を押さえつける事が可能だったが、現在は人口増加によってランクダウンしている。
神性:-
一応信仰の対象ではあるもののプリテンダーはこのスキルを有しておらず、また欲しいとも思っていない。
【宝具】
『神を殺せし冗句(ザ・パスタファリアンズ・ルーズ・キャノン)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:全世界 最大捕捉:自身
神の存在を茶化し、盲目的な信仰を皮肉る手段として産み出された「現代の神」であるプリテンダーの宝具。神霊、魔術、宗教など様々な概念に向けられる「信仰」の総量に匹敵するエネルギーを自身に集中させて霊基再臨を行う。
「信仰心」の強さによって効果は変動するものの、宝具を発動したプリテンダーは文字通りの「全人類に信奉される唯一神」となっているため、これを上回るほどの神秘を持つ物は地球上に存在しなくなる。
一言で表すと「全人類が持つ信仰心の総量を全て自分へと集中させる宝具」と言える。
【解説・人物像】
「世界は神に創られた」という創造論者たちを揶揄い、否定するために産み出された冗談宗教「空飛ぶスパゲッティ・モンスター教」における神様。
科学にしろ宗教にしろ「世界の始まり」や「生命誕生」についての決定的証拠を人類は持たないのだから宗教論についても学校で教えるように、と主張する創造論者に対して「じゃあこんなフザケた神様だっているに違いないだろう」と冷や水を浴びせるための、創造主を茶化す創造主なのでプリテンダーになっている。
常に泥酔しっぱなしではあるが極めて寛容かつ人間に友好的な存在であり、自身を信じる者はもちろん信じない者にも平等に愛を注ぎ、また信者が離れる事も咎めない。
しかし、誕生経緯ゆえか過剰に自身を信奉する人間の事は良く思っておらず、やんわりと止めるように諭したりする。