種付けおじさん

種付けおじさん


「今のところは、特に何も見当たりませんね」

勝負に勝った高揚感からか、意気揚々と探索する。しかし、目立ったものは特に見当たらず呆気に取られていた。

ガタッ

「何者です!!」

道の奥の方で何かがぶつかるような音がした。場所から察するに、エネミーの類である。だが、その予想は安易に裏切られた。


「人間…!」

1人の中年男性が、立っていた。他の特異点とは違い決して人が生きられる環境では無いのだが、魔力やその構成するものが人であることにニトクリスは困惑する。

「お、女!女がいるぞ!」

彼女とは対照的に、男の方は大喜びでニトクリスの方へ駆け寄る。

「なっ!?何をするんですか!不敬ですよ!!」

「こんな場所で、そんな格好してるのが悪いんだよぉ〜」

男はニトクリスの背後に回り込み、体を貪るように触り出す。

(力が強い、つまり特殊な人間どういうことでしょうか…?そ、それに)

男の固く太いモノは、ニトクリスの臀部に押し付けられる。

「それにぃ、お嬢ちゃんも濡れ濡れだよ」

「え?」

今までの媚薬などの成分に気づかなかったのが、ここで仇となり体を異性に触られただけでニトクリスの体は受け入れる準備を始めていた。

「そ、そんな事はありません!だからいい加減はな」(でも、これを入れたら…きっと)

そんなニトクリス の魔が差した心を見透かすかのように、男は彼女の服をずらし、壁に押し付ける。

どちゅんっ!!

「んっ゛っ…♡♡ぉっ゛ぉほっぉぉぅっっ♡♡!?!?」

普通の人とは比べ物にならないものが、ニトクリスの中目掛けて一直線で挿入される。


(は、入って来ちゃっんっ゛うおっ゛♡♡」

一突き一突きが、脳を揺らすような衝撃。

礼儀も思いやりもない、獣のような激しい動き。ニトクリスは考える暇もなく、快感に頭が支配される。


「あ゛、熱い♡あたま真っ白に…んっっお゛ぅっっ♡」

突かれると同時に激しく揺れる彼女の乳房、媚薬の効果もあわさり、揺れるだけで2方向から責められているように感じる。


ビクビクとニトクリスの体が震える。

今ニトクリスが感じる全ての触感が、快楽にすり替えられる。

「んっえ!?だ、ダメです、お、おおきくしないで…!わ、私の中でお゛お゛っっ♡」


女の反応も良くなってきたことを感じとったのか、男も最後の仕上げにかかろうとする。



バンッッ!バンッバンッバンッ!!!

「おぉっ!?んひっ♡!あ、あたまぁ♡おかしっおかしくなっちゃいますぅ♡こ、こんあ状態で出されたらわっ!!」


抵抗虚しく、男のピストンの動きは素早く重いものにかわる。

もう考える余裕もなく、ニトクリスはただ甘い声で喘ぐことしか出来なかった。


「やめなさ、なだっんっっ♡ださっ♡ださないでっ♡な、中にはだ、だめぇ!!!!」


体は完全に受け取る体制に入り、搾り出すようにキツくなる。

最高点に達した男のピストンが、ニトクリスを激しく襲う。

そして、限界の時が来た。

「お嬢ちゃん出すよ!!!!」


ドブルルルルルッ!♡ドブドブブブッッ!!!


イ゛゛。アァッゥ♡イッッッアクウウウゥゥゥゥ♡♡!!!


中で爆発するように吐き出される、白濁の波。

媚薬の恩恵でより強い快感に変換される。

腹が張り裂けるような量。そんなこともどうでもいいように脳に淫感が到達する。

男は満足したようで、その場を後にする。ニトクリスは、追うことなど出来ず、息を整えるだけだった。

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