禁断の洗いっこ エース編①

「ん……ぅ……エース……気持ちいい?」
ウタは石鹸で泡立てた身体でエースに密着し耳元でそう囁きかける。エースはそのこそばゆさに身体をビクッと振るわせ自らに襲い掛かる未知の感覚に戸惑いを隠す事が出来なかった。
「ん…はぁ…やめ…やめろお前ェ……これ以上は……おかしくなる……!!」
肌と肌が触れ合い両胸の先端が擦れ自らのそそり勃った陰茎がウタの太股に擦れその声を漏らす。
エースは生まれてからこの10年間ひたすら喧嘩と戦いに明け暮れた人生を送っていた故に当然のことながら性に関する経験は皆無だった。多少は知識として頭の中に入ってはいたものの自身の生い立ちや血筋に苛立ち手当たり次第に暴れまわっていた当時のエースは色事に関して全く関心を示してはいなかった。だからこそ今の状態におけるエースは自身の中に生まれる快楽に困惑の色を隠せずただ狼狽えるしかできないのだろう

「お……お前……ルフィだったらまだしも……お……おれなんかにこんな事……して……」
前々から恋仲だと聞かされていたルフィとこんな事をするのなら納得とまではいかずともまだ理解はできた。しかしあろう事かウタは恋人のルフィを差し置いて自分と裸で抱き合い。ガチガチに勃起した陰茎を優しいタッチで撫で回されている。この状況はまだ幼いエースにとって到底理解しがたいものであり性的興奮よりも困惑の感情の方が勝っていた

「エースとサボはルフィみたいに……私を助ける為に何度も傷だらけになって……何度も私を励まして寄り添ってくれた……大好きなお兄ちゃんだから……だから私なりに恩返しさせて?」
「!!!?」
ウタの唇はエースの顔の数センチ前まで近づいていた