神覚者会議n回目
ライオ「イノセントゼロの悪魔の5つ子監視経過報告を始める」
ソフィナ「えぇ人避けの魔法は行使済みであり、この事はレインとランスには伝わっておりません」
ツララ「うぅ寒い………確かに、この内容はキツイからね」
レナトス「あぁ眠ぃ、取り敢えず担当のやつから出すか」
ソフィナ「えぇそうですね、私とレインが担当してる四男のデリザスタは変わらず躁鬱とアルコール依存があります。後過度な他者に対する反応などありますね………
まだ加害に対する認識があるのでしょうどうしてもこういう者は少しづつ解決していくしか無いですね」
ツララ「次はボクかな?一緒にランスが担当しているエピデムは、やたらと物を食べないし寝ない
研究者としてよくある事ではあるけど、研究物を頼んだ時に毎回何日までですか?と聞くあたり研究物を早く作るというより時間に研究物を合わせる感じ………
頭のお陰で何とかなってたんだろうけど、毎回無茶な開発してたんだと思う」
カルド「ふむ………」
ライオ「一通りの被害は兄弟達から聞いてはいるが、それは本人達も異常と思ってる事のみだからなぁ」
アギト「あぁなんという事だ………」
レナトス「取り敢えず、俺からもいいか?俺とライオが担当となってるドゥウムについては鍛錬のクセが抜けていない。兄弟全員に言えることだが魔心臓ありきで動いてる感じだ、不死の俺のようにドゥウムにはマスターケインがある
それもあって、他の兄弟よりもそう言うことが抜けきってないんだろうな
後セルは、元気にやってるが………学生業牛乳配達食堂バイトその他多数と動き過ぎてる。イノゼロの時より余程楽しいと言ってるとのことだが、電池切れは心配になる」
ライオ「ドゥウムについては、俺もレナトスと同意見だ。イノセントゼロの試し金といつでも反旗を翻せるように牙を研ぎ続けていた習慣は中々抜けるものでは無い………
セルは、悪魔の5つ子外として神覚者の担当はついてはいないが男前であるウォールバーグさんが見てくださっている
異常があったら支えてくれる事を期待しよう、勿論我々も気を抜かずやっていく事は必要だが」
神覚者「………」(無言で頷く)
ライオ「所でオーター、ずっと黙っているがファーミンとドミナ両名担当であるが何かあるか?いや何も無い方が良いのだが………」
アギト「えぇファーミンの担当を私も担っておりますが、此方側では特に強いて言うならば兄弟達に向かう加害に対し過剰に反応することがあります
反応するのは、当然であり他の兄弟達より健全
ですがその報復が、殺害等道理以上になってしまうのが矯正事項ですね」
オーター「そうだな、私も抑えているが………」
ライオ「言葉に詰まるなんて珍しいな、言いにくいのか?」
オーター「………」
ソフィナ「言いにくいようですね」
ツララ「ヤバイ予感寒い」
レナトス「言わなきゃダメだろ、境遇による行動がヤバいのはココにいる俺達は分かりきってる」
オーター「ファーミンから漏れた情報で兄弟同士でセルも混ざり、性行為をしていた事が判明
ドミナからの相談で、それに混ざりたいが倫理的に駄目なことはわかってるが混ざりたいと言われてます
マッシュは何もありません、本当に何もありません」
ソフィナ「………」
ツララ「わぁあ………」
アギト「なんと………」
レナトス「………」
ライオ「えっマジで、ホントガチなのそれ?」
カルド「………」
オーター「えぇ私も信じたくないが本当です、ファーミンの反応からそれが社会的に倫理観から逸脱していることを認識できていない可能性が高いと思われます
ドミナは、そういう倫理観は保たれてはいますが………
それにしてもどうしてこうなったのか」
カルド「私は、誰の担当にもついてはいませんが報告したいことが一つ」
ライオ「その手に持った水晶は、今話していることと関係はあるのか」
カルド「えぇ、内容はもう拝見しました
ドミナを除いた、悪魔の5つ子が性的加害をされている映像がこの水晶の形で裏社会でばら撒かれています
突然広まりが確認できた辺りイノセントゼロの影響がなくなった結果制御が効かなくなったのでしょうね」
ソフィナ「つまり、どういうこと………」
ツララ「もう嫌だよぉ聞きたくないよぉ」
レナトス「うんその気持ちはとてもわかる」
オーター「……………」
アギト「コレは、あの兄弟達は我々の思う地獄より遥かに地獄に浸かっていらしたんですね」
ライオ「取り敢えず水晶については、のちのち閲覧する時間を取ろう
あの兄弟達がどのような地獄を見てきたのか、我々は知る必要はある
取り敢えずオーターは、ドミナを止めておいてくれ………」
オーター「えぇ彼はまだ倫理観はありますから、やれるだけやります」
カルド「えぇライオさんわかりました、こちらでは水晶閲覧の準備ができ次第お伝えします
念の為言いますが、かなり凄惨な内容になる事は頭に入れて心の準備は皆さんしておいて下さい
量も後々見つかるかもしれないものを含めればかなりのものとなるでしょう何回かに分けることになると思います」