神巫ちゃんセルフ露出調教モノ

神巫ちゃんセルフ露出調教モノ

mob

まだ春先だというのに、全身に汗をかいているのを感じる。

いや、汗だけではない。自室を出る時から1度も触ってすらいないところから、蜜がとろとろと溢れていた。


(街中で発情するなんて、救いようのない変態)


自分のものとよく似た蔑みの声が脳内に響き、ぶるりと体が震える。


ふと自分が歩いてきた方向を見る。

やや離れた位置、歩いて2,30分程の距離の所に神殿の姿がシルエットとして見える。

そこからここまでの往復が、彼女の夜の日課だった、ただし……


『っ♥️』


裸の上からマント1枚を羽織って、だが。

普段より神巫として崇められ、清浄なる物の中にいた彼女が書庫で偶然見つけた艶本。

そこに描かれていた『主人の命令で辱しめを受ける奴隷の少女の物語』に抑圧されていた彼女の性欲は、彼女自身を重ね……

以降、彼女は内なる彼女を主とし、自らを辱しめることに快感を見出だしていた。


当初こそ下着を少し派手なものにする程度で満足できていたが、次第に欲望は膨れていく。

下着を脱いでの散歩、次いで下着のみにマントを羽織って、裸の上からマント、そして


(ねぇ、何時もは隠しているその体、皆に見てもらったら?)


ゾクゾクと、興奮の震えが止まらない。

マントの下の体を見てもらう、それはつまり……


『だ、だめぇ……♥️』


彼女の体には、彼女自身の手によって卑猥な落書きが幾つも書き込まれていた。

わざと稚拙に書かれた、性器の名称と卑猥な図形。

『ご主人様募集中』『淫売』『妊娠準備完了』と、彼女の少ない知識を駆使して書いた精一杯の淫らな文言。

淫魔が獲物の子の宮の上に刻むのだという淫紋を模した刻印。


書くばかりではなく、両胸の頂点、薄桃の突起は細い糸で括られ、甘い快感をもたらしている。

糸の先端に結び付けられた小さな鈴はチリチリと微かな音を立て、見つかるかも知れないという緊迫感を演出し、露出の快感を高めるのに一役買っている。


10人が見て10人が変態だと後ろ指を指してくるだろうその姿を、誰もいないとはいえ街中で晒す。

破滅の予感に興奮と、それ以上の恐怖を感じた少女はそれ以上の露出を自制し、


(やらないならもういいわ、貴女には二度と命令はしないから)

『……あはっ♥️』


内なる自分(ゴシュジンサマ)の声に命じられた彼女に拒否権はなく、マントを脱ぎ捨て裸身を晒した。


外気に晒された体がキモチイイ

誰かに見られているのではという想像、架空の視線がキモチイイ

風にかき消されている筈の小さな鈴の音が誰かに聞かれているのではと、小さな音すら堪らなくキモチイイ


キモチイイ、キモチイイ、キモチイイ


ゾクゾクと体が震えるのが止まらず、このままではマズイと、脱ぎ捨てたマントを拾おうとする彼女の脳裏に、ゴシュジンサマの声が響く。


(ねぇ、とってもイイことを考えたんだけど)


聞くな、考えるなと必死に自分に命令しても、声は止まず


(そのマントにおしっこして、使い物にならなくしなさい)


冷酷な声に、逆らえるはずもなく

ぷしゃぁぁぁと、いっそ情けない音を立てた小尿によって

彼女唯一の衣服は、使い物にならなくなった。


(あーあ、こんなメスガキの小便臭いマント、着て帰ったらそれこそ変態確定ね)


冷たい声に、きゅうっと、自分のナカが収縮するのを感じ、神巫は、自分が野外で小尿をすることで絶頂したことを理解した。


(これから大変ね、そんなはしたない落書きだらけのカラダを隠せないで、神殿まで見つからずに戻れるのかしら)


ゴシュジンサマに言われただけで、きゅうきゅうと子の宮が疼くのを感じる。

もうこれ以上言わないで欲しいのに、声は止まない。


(誰かに見つかったらどうしようかしらね、例えば破落戸)


考えてはいけない


(どこかの小屋にでも監禁されて、壊れるまで性欲処理ね、まるで便器)


だめ、なのに


(人売りに見つかったら、貴女どうしようもない変態だけど、外面はいいから)


考えがトマラナイ


(競売にかけられて、色んな人に裸を愉しまれて、売られた先では二度と正気に戻れないようなコトされたりして)


そんなこと、あっちゃいけないのに


(何時も貴女のことをいやらしい目で見ているあの豚神官に見つかったら?とってもタイヘンねぇ)


甘美な破滅の妄想が終わらない


(裸で首輪付けられて、部屋で飼われちゃうわよ? 都合よく性欲処理する道具にされて、孕まされちゃうの)

『~~~~ッ♥️』


自分の妄想だけで二度目の絶頂を味わった彼女に、ゴシュジンサマの声が響く。


(ほら、破滅したくなければ頑張りなさい?無事に帰れたら)


またいっぱい、苛めてあげるから


見つからなくても、見つかっても破滅(てんごく)


『宣告者サマ、私、こんなに変態なのに、しあわせでごめんなさい』


赦しはなく、ただ幸福があり


少女はひとり、雫を溢しながら、夜の道を歩いて行くのだった

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