眠い
眠い眠い寝たい怠い
疲れた苦しい助けて
嫌だ厭だ嫌だ助けて
一日目は寝付けなかった
二日目も寝付けなくて、
三日目には疲れが苦痛になるほどだった
朝から晩までサッカーの練習をしているのに眠れない。体が休まらない。心が安らがない。何故。何で俺が金縛りになんか、
追い出された奴の怨念だろうな。
寺の息子だという坊主頭が言った。
「外に出てからのが色々言われんだろ。ブルーロックの連中ってすげえよなって。で、その後、お前ももうちょっと頑張りゃ良かったのにとか何様目線とか、残念だったなとかいう下手な同情とか。そういうのが集まってきてんだよ」
うぜえ、落ちた連中に足を引っ張られてなるものか。
さあ思っていたのに、今は俺こそが監獄に恨みつらみを送る側になってしまった。