語り手/ツクモ

語り手/ツクモ


【基本情報】

[コテハン/名前]語り手/ツクモ

[性別]男

[身長・体重]170cm・60kg

[容姿]黒髪に血のように紅の瞳。普段はバーテンダーのような服装を好んで着ている(曰くカッコいいし、なんかモテそう!……とのこと)

[属性/役割]無属性/後衛

[アライメント]中立・善

[ステータス]

筋力:D 耐久:B 敏捷:C

幸運:E 異能:A 必殺:B

[保有スキル]

『虚⬛︎⬛︎絶⬛︎悪』

『⬛︎偽⬛︎⬛︎身』

『⬛︎栄⬛︎平⬛︎』

『虚なる⬛︎者の愚かな⬛︎⬛︎』


【異能】

『象るは九十九の怪語り(フォークロアフォビア)』

かたどるはきゅうじゅうきゅうのかいがたり

普段は異空間に存在し、彼が呼ぶことによって現れる一冊の真っ黒な本を媒体として噂、怪異、御伽話、都市伝説を具現化する異能力。全九十九種あるが今の所判明しているのは

【メリーさん】

【魔女の一撃】

【ターボババア】

【首なしライダー】

【きさらぎ駅】

【スレンダーマン】

【ドッペルゲンガー】

【クイックシルバー】

【ポルターガイスト】

【ゾンビ看護師】

の十種類


【必殺技】

『九十九夜行(フィアーズオブオリジン)』

つくもやこう


【解説】

ゲームが始まって最初に仲間になる配布キャラの一人で最初期は数少ない無属性持ちだったので連れ回された。性格としても基本ふざけさせておけば良いのでよく色々なシナリオに連れ回されたがその都度執筆者が変わるので本人の性格もちょっとずつ違う。

そのためユーザーからは

─────────────────────────「ツクモは遍在する」

「貴方が百番目の怪異だったのですね」

「むしろ他の九十九の怪異もコイツじゃない?」

「ツクモは……黒幕なんだろ…!?」─────────────────────────

と散々な事を言われている。




しかし、のちにかなり悲惨な過去を持っている事が判明し現状との落差に無事殆どのユーザーを絶望に突き落とした。

─────────────────────────「運営は人の心ないんか?」

「お前なんでそれで人類側に立ってられんの?」

「やっぱ滅ぼそうぜこんな世界」

「精神性が普通の少年じゃねーんだよ、お前」─────────────────────────

それまでもギャグに混ざりつつも所々不穏な気配を匂わせてきたが

─────────────────────────「いや、分かるかぁ!」

「匂わせるならガッツリやれ!」

「殆ど無臭かつギャグと混ざって嗅ぎ分けれねーんだわ」

「運営は俺らを犬か何かと思ってる?」─────────────────────────唯一、救いがあるとすれば今彼が笑っている事だろうか……?


【人物】

漆黒の髪、怪しい紅の瞳、何を考えているか分からないミステリアスな顔立ち、だがそこからは予想だにしないギャグ調でメタい言動が多く、ゲーム内屈指のギャグキャラで全体的に破天荒な奇人変人の類。ただし根が狂っているわけではなく、生粋の狂人ではないので一部存在する本物や天然ボケには対応が遅れ押し負ける。彼がレイダー達と戦うのはお金のためだとか面白そうだとか



実際の所は単純明快、

「理不尽に世界が滅ぶのはおかしい」

「(自分のように)理不尽に誰かや何かを奪われて欲しくない」

という理由だけ。

例え過去の出来事が無かったとしても、異能の力が無くなったとしても、彼は戦う事を選ぶだろう。彼本人はこの考え方になんら特別性を見出していないのが特徴。また、絆・親愛度を上限まで上げていくと本当に個人的な理由として「俺は皆んなを助けられるような主人公には成れそうにないけど……君(プレイヤー)が皆んなを救ってくれるなら、俺は君の涙を拭ってあげたい、それくらいなら僕でもできるからさ」という旨の発言により、過去の出来事と併せて多くのユーザーの脳を焼き、沼に沈めた。


【ボイス】

[自己紹介]「あいよ〜っと、改めてよろしく!俺はツクモ。色々呼び出すことが出来るだけのただの語り手なんで、あんま前線に出さないでくれよ?」

[戦闘開始]「さーて、やりますかね」

[アタック]「いっけぇえ!」

[スキル]「ま、これだな」

[必殺技]「さぁさ、見てらっしゃい聞いてらっしゃい!象るは九十九の怪語り……ってな!恐怖に堕ちろ、『九十九夜行(フィアーズオブオリジン)』!!」

[ダメージ]「まだまだぁ!」

[大ダメージ]「いっ、てぇぇえ!」

[撤退]「こりゃ旗色悪いか…?逃っげろ〜!」

[勝利]「いやぁ、生き残れて良かった良かった!じゃあお待ちかねの剥ぎ取りタイムと行こうぜ!」

[敗北]「ぐっ……ぁ……すまん、皆んな……!逃げてくれ……!」

[好きなこと]「そりゃお前、面白いことに決まってるだろ!」

[嫌いなこと]「…………うーん、何かの役割を押し付けられる事?あーゆーの苦手なんだよね〜、自分がちゃんと全う出来るとも思わないし?」

[マイルーム]「君も物好きだねぇ〜、僕と居てもあんまり楽しくないんじゃなーい?……えっ、何だって?そんな事ない?………はぁ、物好きだねぇ〜」

[放置]「なぁ〜なぁ〜、じっとしてても何も起こらないんだぜ〜?外行こうぜ外!スタミナ消費は君の義務だろー?溢れたら勿体無いんだぜ?」

[会話]「俺は、誰かを救う主人公にはなれそうにないけれど……君の涙くらいなら、この手で拭ってあげられるさ」

『私たちの生活が苦しいのは

今世界が滅びかけているのは

────原因となる邪悪がいるからだ』

         ・・・・・・・ 少年は選ばれた、選ばれしまった








目の前で自分を守ろうとした両親を殺され、名前も奪われ、そのまま地下牢に連れて行かれる


後はただ、ボロ雑巾のように────


誰かの何かの理由として殴られ蹴られ、一日の一回生ゴミのような残飯を食わされ、子供達の遊び道具として泥団子や石を投げるための的になったり、ヒーローごっこのための悪役となって蹴られたり殴られたり、酔っ払いの玩具として、あらゆるストレスの捌け口として……この世のありとあらゆる暴力に晒された、何処にでも居るような、善良な普通の少年だった。

彼に名はない、何故なら奪われたから。“そうあれかし”と……絶対の悪として望まれた彼に人だった頃の過去など不要。──故に、ツクモなど偽りの名。




『スキル情報が更新されました』




『虚構の絶対悪』

『虚偽の献身』

『虚栄の平穏』

『虚なる生者の愚かな祈り』

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