珠縒家

珠縒家


とある場所に暮らしている一族。

本家は神職の家系でありその道の人からはかなり有名らしい。本家の邸宅はかなり広く、かくれんぼをしたら1日かかるとか。

一族の大半はまっすぐで善良な性質で、近くの町の人々たちからも慕われている。

半々くらいの確率で異能者が生まれるが、異能の強さや出力はまちまち。ただしよほど血が遠くない限りは、皆何かを召喚する異能を持つ。雛の「エネミー召喚」も過去には一定数いるとのこと。

不定期に「狐憑き」と呼ばれる特殊な異能者が生まれるようだ。



狐憑き

珠縒家にたまに生まれる特殊な異能者。ある程度成長すると、強力な何かが取り憑き、どこからともなく力を行使して助けるらしい。その何かが狐に似ているらしいことから狐憑きという名がついた。

狐憑きは基本的に大事にされて異能の行使方法を学ぶのだが、分家にも普通に生まれるために一生気づかないままの者もいる。また、狐憑きの家族は珠縒家の中でも地位が高くなるそうだ。

……そして、何故かほとんどの狐憑きはエネミー狩りとなって命を散らしていくらしい。それが幸せか不幸かは本人たちのみぞ知るが。



おまけ(?):スレに登場した珠縒家の人物たち

珠縒翔…雛の(一応)祖父。苛烈な性格と非異能者の排斥思考が高く、学生時代に分家の人間を数名8割殺しにしたことがきっかけで高校卒業と同時に家を勘当された。どうやって結婚したのかは中の人にもわからない


竹笠(珠縒)睡蓮…血縁上は雛の父親。だが、娘への愛情は欠片ほどしかなく生贄として育てていた。エネミー召喚の異能を発現させた娘に激昂し殺そうとするが返り討ちにあい死亡。死後エネミーになったが娘の友人や仲間たちにより討伐された。珠縒を名乗ることを許されなかったため、戸籍上は母の苗字。


珠縒雛(死神鳥)…劣悪な環境で育ってきた少女。父と祖父が異端なだけで彼女自身は多くの珠縒の人々と同じく、善性を持つ。そして今代の狐憑き。


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