渡辺美世源詩
【名前】渡辺美世源詩/ Watanabe Miyo Minamoto(no) Utau
【異名・表記ゆれ】
【性別】女性
【方針・属性】秩序・中庸
【魔術回路・質/量】C/E(外付けの回路により質・量ともにEXランクまで向上)
【魔術回路・編成】変質(外付けの回路は現代の人間にはありえない)
【魔術属性】地、空
【魔術系統】
【起源】
【代数(継続年数)】(始祖は1180年頃から)代
【所属】魔術協会・時計塔
【魔術/魔術礼装/技能など】
〇宇治入り
神臓鋳體と同じく思想盤が原型にあり、路(パス)を繋げるための魔術刻印。
所有者に与える魔力は絶大だが、引き替えに肉体的・霊体的に7~8割を壊死させる。
これは呪詛による原子霊子の増大に耐えられないからであり、血を摂取することで緩和される。『宇治殿』の人身御供となった当主のみはこの仕組みとは無縁である。
詳細は[[宇治の宝蔵]]を参照。
〇※浄化魔術か、翻訳魔術かの二択
【解説】
「渡辺美世」は私的な場での名。公的な場での名は「源詩(みなもとのうたう)」となる。
基本的に「渡辺詩(わたなべ・うたう)」が使用される。
武家のため剛健質朴。
《※再考あり
魔術師としての“魔術回路(さいのう)”は、「頭の良さ」で例えるのならば決してIQは高い方ではなく、思考の回転力も判断力も早くはない。ただし物事の見方が「変質」、人の常識では出てこない変わった直感があるといったところ。「異質」「異常(ホムンクルスに代表される)」のような人間種として異なるという程ではない。 》
そもそも呪詛(『宇治入り』)の影響で、魔術回路の7~8割が壊死している状態。体内の身体機能のコントロールは強化の初歩でもあり無理矢理にでも動かしているような状況だが(当然ながら無理が出ているので吐血などがある)、常に残った2~3割の魔術回路に負担がかかっている。この連鎖のため慢性的な微熱、肺炎による喀血、等々が体に現れている。しかしながら呪いが、壊死した体のまま延命させている生き地獄。吸血すると症状は好転するが、『血穢』思想のため忌避感がある。
宇治入りの呪いから来る吸血衝動の誘惑に一度だけ負け、父親相手に吸血行為を行った。魔力を奪われた父は“鵺”に侵略を許し、脳が蒸発。『人類の脅威』の端末と化したのを、兄・軍(いくさ)は斬り伏せてなお顔色を変えずに口を動かす。
「“鵺”は死なない。休眠状態になるだけだ。もし俺が“鵺”に敗北した時のために、お前は最強の武器を作れ。理外の存在であろうと、一切の禍根を断つための退魔を」と。兄が責めなかったのが負い目にある。
誕生日:
年齢:二〇代前半(あえて具体的な年齢は設定しないものとする)
身長・体重:cm・kg
出身:日本
イメージカラー:玻璃(水晶)。兄は金剛
好きな物:
嫌いな物:
外見:黒髪と白磁の肌、金華山織の帯が特徴的な黒地の着物が合わさり人形的な印象を与える。
願い:
決戦の日:
時計塔に在籍して4年間の全体基礎を修了し、鉱石科にてスキュレカリュー教室を受講して2年目となる。
当主である兄、渡辺軍(わたなべ・いくさ)の補佐役として本来ならば“伝承科(ブリシサン)”を専攻する予定だったのだが、入学まもなく全体基礎を学んでいる時、講演するセナ・スキュレカリューの魔術の美しさ、自分の思い描く理想がカタチとなっていた、のを目の当たりにし、無理を言って“鉱石科(キシュア)”に移籍させてもらった。修得した成果である魔術刻印は当主(直系)に継承することを自ら条件に挙げてまでの交渉は兄を驚かせたとか何とか。
魔術としての専門は錬金術。ほかに地学、地形魔術。研究テーマとして魔術資源としての化石燃料(竜種・竜の因子)や、環境全体を構成・維持する仕組みとしての“迷宮(ダンジョン)”など。
これは第五架空要素(エーテル)を基盤に扱うすべての魔術師に言えることだが、大源(マナ)の減少によって21世紀の魔術師は神秘学の実践を小源(オド)に頼っているのが現状だ。魔術の成立する最後の紀。一級講師であるセナ・スキュレカリューはもとより“君主(ロード)”達でも根源…魔術の高み、大魔術の果て…に至れていない、ということは正道では拓けないのだろうと諦観している。
〇源氏渡辺家
嵯峨源氏融流渡辺氏、渡辺唱を始祖とする魔術師の家系。
日本での古めかしい言い回しでは、外術・外法・南蛮外術など。
始祖は渡辺綱の代から摂津源氏に仕えており、源頼政の郎党だった。
主君である源頼政が平等院にて自刃した時、従者であった渡辺唱はどうなったのか、彼の子孫はなぜ不明なのか。彼の持ち物であった『獅子王』『雷上動』はどうなったのか。特に獅子王に関しては源頼政の子孫に受け継がれたというが、天皇から下賜された太刀であれば飾太刀であるべきであるのだから贋作なのではないか、など諸説ある状況である。
本稿ではこれを、源頼政を介錯した渡辺唱は『獅子王』『雷上動』などと一緒に異界・宇治の宝蔵へと迎え入れられたと定める。
元々が“退魔”であった渡辺唱は宇治の宝蔵を発見して、自らに命題を与えたのだ。
『鵺』、すなわち『人類の脅威』への対策。
そして、そのための『宇治の宝蔵』という文化(魔術)の維持・発展の研究である。
よって一族全体で見れば“遺産管理者(キュレーター)”の趣が強い。
研究には当然ながら人・物・金はいくらあっても足りないもの。父が亡くなってからは資金繰りも難しくなり、魔術世界に向けて文化支援のCSR活動という形式で資金援助を募っていた。その際の条件のひとつとして提示されたのが当主の時計塔の入学、ひいては『伝承科(ブリシサン)』の専攻である。
【サーヴァントに対して】
令呪の位置:
令呪の形:
【台詞例】
一人称:僕
二人称:君//
三人称:彼/彼女/
脳内CV:
「兄とはよくフィールドワークで共にする。考古学科からの覚えは悪いが仕方ない」
「スキュレカリュー先生に学べて良かった。彼女は僕の理想だ。目指す先のカタチがあるというのは迷わないで済むからね」
【因縁キャラクター】
【登場SS】
【備考】
〇伝承科(ブリシサン)
時計塔の学院長ブリシサンによってカテゴライズされた、人類外の『天使と悪魔』を研究する学科。各国の神話は個体基礎科、降霊科、天体科、考古学科でも『人類の築いてきた共通の法則・学問』として扱う。そもそも魔術協会とは『人類史そのものを一つの伝承』として捉え、これを発展させてきた組織。協会において神話の伝承は常識と同じであるため、一学科で専門的に学ぶ程のものではない。その組織の中で『伝承』とされるものがあるとしたら、『常識以上の存在』でなければならない。
『伝承科』が扱うカテゴリは“地球の物質”ではない。
他の学科は人類に貢献するものだが、伝承科は人類外のものを隔離するためのもの。
太古から地球に点在し、どんな神話体系にも語られていない『未知の法則』を帯びた“超遺物(オーパーツ)”。一説によると脳が蒸発し、『遺物』を地球に落としたモノの電波を受け取る受信機になるという。天使や悪魔が常識となっている魔術世界の中ですら『天使』『悪魔』と禁忌されるもの。すなわち『人類の脅威』。これを発見、調査、保管するのが『伝承科』なのである。
伝承科の“君主(ロード)”が学院長であるのもこれが理由となる。とても西暦以降に生まれた“文明的(まとも)”な魔術師に御せるものではないからだ。学院長直下の少数精鋭、エリート集団などと言われているが、その内情はまるで真逆。属したのなら出世とは一生無縁。その生涯を『地球外の脅威』の解読に費やす奴隷となる。
〇鵺
「ピィ……!」
クリッター、とも。
普段は虎鶫の姿をした使い魔。本体の影のようなもの。
人類史の表に語られぬ、『宇治の宝蔵』最大の禁忌。
解き放てば、『自存する源』の神性の具現たる灰夜が常世を覆い、光すら狂い果てる。
一般的に、「鵺」とは猿の頭、虎の胴、蛇の尾から成る、ぬばたまの獣。多量の油で覆われた黒い鬣が、闇夜の中でも不気味な光を放つという。古来、鵺の鳴き声を聞いた帝が病に倒れたことから、災厄の前兆として鵺を恐れる者が今なお少なくないのだとか。
生気や地脈の乱れから生じる怪異の一種。
しかし怪異は何を参考にその姿形、魔術と限りなく等質の生得領域、超自然のルールを獲得するのか。それはやはり霊脈に刻まれた“信仰”に由来すると考える他ないだろう。
ならば「鵺」、「虚船(うつほ舟)」の原型とは。
138億光年の彼方、領域外の生命を「鵺」と呼んだのではないか────
源頼政によって分断された肉片のひとつは生命活動を維持できずに休眠状態(観測上は“死亡”)となり、『虚船(うつほ舟)』と呼ばれることになる形態に移行。ひとつは源頼政の愛馬・木下と化して生き延びたのだが、平等院に居合わせた渡辺唱の手によって禁呪を施され、宇治の宝蔵にて封印されることとなる。
【イメージ人物】
【テーマソング】
【製作者】[[ここのえ]]