淫蕩のティーパーティー
"ナギサっ……くッ"
「んッ♡はぁ……♡」
「う……♡先生に……わたくしの、はじめて♡差し上げちゃいました♡」
"大丈夫?ナギサ……痛くない?"
「は……い♡このまま、愛して、いただけますか?……んぁ♡♡」
「わ……♡ナギちゃん、えっぐい声♡すっごく幸せそう……♡」
「ね、先生。ナギちゃんの後は……私も、ね♡」
……
うん。百合園セイアはどうすればいい?
ワイドキングサイズのベッドの上。その端から、なし崩し的にナギサの破瓜を見届けたのだけれど。
ミカは先生に惹かれていたから、男女の関係になるのも頷ける。けど、ナギサも先生と懇ろになっていたとは。いつの間に……?
つられてホイホイついていくもんじゃなかったな……いや、ミカに引っ張られてきたから不可抗力じゃないだろうか?
けれど慌てることはないさ、明晰賢狐はうろたえない。悲しいかな、3人ともなかよしに夢中で私に気づかないだろうさ。
幸せにおなり……ロンリーセイアはクールに去るよ。
「セ~イ~ア~ちゃ~ん☆」
「ぴぃッ!?」
しかし まわりこまれた!
「も~、ノリが悪いよ?あ、先生のおちん×んが入るか心配ってコト?」
「ミッ、ミカ?やめないかっ」
「しかたないな~、私がほぐしてあげちゃお☆」
アッ、手をわきわきさせて……ダメだ、逃がしてくれそうにない。
さりとてティーパーティーは淫蕩女狐(セクシーセイア)、お茶サーの姫の戯れになんて屈するものか!
「──くっ♡うぁ♡♡」
「うわ~、即落ちってヤツかな?よわよわセイアちゃんもカワイイ☆」
「~~!!ゆるっ、ゆるひて♡♡」
「あん♡先生♡産みます……♡先生の、お世継ぎ♡♡」
「ナギサ……ナギサッ」
……
あちらもお楽しみのようだし、夜のティーパーティーのお開きは……しばらく先のようだ。