没入

没入

























「ん……んぅ…………やぁ……!」


「……………………」



全てを受け入れる覚悟はできていたつもりだけど、どうしても恥ずかしさを拭い去ることはできなくて、拒絶するような声も漏れてしまう。


勿論、そんな声を出したところで逆効果でしかないんだけども。



「やだ……やだぁ……!」



目の前にいるこの男に身体の芯まで火照らされたせいで、全身から変な汗が滲み出てくる。


こんなすごいのずっと続けてたら、きっと私おかしくなっちゃう。



だけど涙目で首を振っても、ルフィは全然許してくれない。


鎖骨、首筋、耳。ルフィの吐息が触れたところに、少し遅れてルフィの舌も触れていく。



耳の中にまで舌が伸びてきた時には、私の身体は一際大きく跳ねてしまった。



「ぁ…………ぅ……」


「…………」



伸ばした右腕で私の両腕を器用に押さえつけたまま、ルフィは私の身体を降っていく。


次に辿り着いたのは、今押さえつけられている腕の付け根。それ即ち……



「そ……そこは……!」



……流石にそこは恥ずかし過ぎる。ほんの僅かに残った理性が最後の抵抗を試みる。


だけど、私が両腕に精一杯力を込めても、ルフィの右腕一本さえびくともしない。


さっきとは違う涙が滲み始める。そんな状況でもふるふると首を振ることしかできない。



「………………」



「やめて……やだ……へんたい…………!


そこはだめ……きたない……やなの……!」



「…………………………」




…………サラ



「…………ぇ……?」




ふと、優しく髪を撫でられる感覚が私の抵抗を遮った。


汗でおでこにぴたりと張り付いた私の前髪がすっと上げられ、普段は隠れている左目に光が差し込む。


露わにされた両目がルフィの真っ直ぐな視線に射抜かれ、視線を外せなくなってしまう。




「……本気でイヤならもうやらねェ。ごめん。


……でも、おれは……ウタが……」



「…………………………



……………………………………………っ」



……だからずるいってばもう。


こんなの絶対おかしいのに。



……そんな顔されたら、拒否できないじゃん。




「………………ん」フイ


「!」



きゅっと目を瞑って顔を背けた。これが今できる最大の抵抗。


あとはもう煮るなり焼くなり好きにして。ルフィがその気なら私にできることなんてもう無いんだから。



「……ウタ」


「…………ん」



「…………いいんだな」


「…………ん!」




……みなまで言わせないでよ。


こんな顔見ないでよ。


これ以上口を開いたら、恥ずかしさで爆発しちゃいそうだよ。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「ふゃ……ぁ……ぃい…………っ……!」


「…………………」スッ



「……ぁ……あっ! ……ぁぅあ…………!」


「…………………」フゥ




敏感になったその部分は、ルフィの一挙手一投足を逃さずに感じ取ってしまう。


吐息が触れるだけで快感が全身を駆け巡り、また全身に汗がにじむ。



「…………ウタのニオイだ」


「……ばか……いわない、で………!」



……ヘンタイ過ぎる。


汗かいてるそんなところのニオイでそんなこと言われても嬉しくない。



「……………………」チロ


「ひゃ……あ……!」



火傷するんじゃないかと錯覚するぐらい、私の身体は中からじんじんと熱くなっていた。


熱くなった私のそこにルフィの舌が触れる度に、吐息とは比べ物にならないぐらいの猛烈な快感が私を襲う。



「あっ……あああ…………あ……っ……!」



歯を食いしばって身体をくねらせても、逃れようのない快感が絶えず私を刺激する。


それがまた私とルフィを刺激して、いっそう2人だけの世界に没入してしまう。


ここまで来た以上ルフィが手加減してくれるとも思えない。こんなのぜったい頭が壊れちゃう。



だけど、不思議と「もう無理」だとか「早く終わって」といったネガティブな感情は微塵も浮かんでこなかった。


寧ろ、もっと激しくしてほしい……なんて、私の口からはとても言えなかったけど。






「………………んむ」ハム


「っ!!?」




……まさかここまで好き放題されるとは思ってなかった。


突然の強烈な刺激に意識が持っていかれそうになる。




もうだめだ。



……もうなにも……考えられない……








「…………ぁ」




……あれ、なにこれ


なんかきゅうに、きもちいいのが……



……あれ、おさまらない……?ずっと…………?


なに、なにこれ……?こわい……こわ(ゾクッ)!?



な、なにいまの……!?


なんかきてる……へんなの、なんか、なんかきて(ゾクゾクッ)!!?



「ぁ、ぁ! ……っあ!あ!!」



やだ……やだやだ……!


おかしくなる……へんになっちゃう!


とめなきゃ……とめないと、こんなのだ、め……!



「ま……まっ、て!る、るふ(ビクン)ィ!?!」




やだやだやだ!とまって!とまってるふぃ!!


なんかきちゃう!!すごいの!だめなのにすごいの!!



やだっ!!やっ…… あ あ あっ!!







「あ゛ッ!!!!!」ビクン







………………ああ





…………あ




……すご……かったぁ…………







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