母乳を搾られるハンコック
マリージョアに立ち並ぶ天竜人の屋敷
そのうちの一つの中のとある部屋に女がいた。女は猿轡を嵌められ、抵抗できないよう手足が磔にされ、その豊満な胸の茶褐色の乳輪の中心にある吸いつきやすそうな乳首には搾乳機が取り付けられ、今も母乳を吸い出していた
女の名はボア・ハンコック、海にその名を轟かした海賊女帝その人である
ハンコックは元々天竜人の奴隷であった。フィッシャータイガーの起こした騒ぎに乗じて逃げ出すまでは、ウシウシの実によって無尽蔵に作られる母乳を他の奴隷の女が産んだ子に与える乳母の役割をしていた
自分の子を産む前に彼女は自らの乳を他人の赤子に与えていたのだ
実の能力で複乳となった彼女は一度に多くの子に乳を与える事ができ、彼女のおかげで命を繋いだ子も多く、女奴隷達からは有り難がられ感謝されていた
そんな彼女は今、再び天竜人の奴隷となっていた
しかしその役目は乳母ではなく、天竜人のための上質なミルクを出すミルクサーバーである。九蛇の国特産として輸出もしていた牛姫の乳は天竜人の元にも届けられており、嗜好品として有名であった
彼女は良質な乳を出すために栄養価の高い飼料を与えられ、乳を絞り出される日々を送っている。給餌の時以外はほとんど孤独な時間を過ごすのだ
しかし、今日は珍しく来客が来た
豪華絢爛な服で着飾った天竜人の女である。その隣にはハンコックの主人である天竜人の男もいた
「これが例の牛でアマス?噂通りバカでかい乳でアマス」
女は品定めするようにハンコックの体を舐め回すように観察する
するといきなり、ハンコックの腹をその手に持った扇子でこづいた
「牛女というのは乳が"5つ"もあるのでアマスか?」
女の言う通り、ハンコックの腹は4つの複乳に負けないほどの大きさになっていた
そう、彼女は妊娠しているのである
今のハンコックは天竜人専用の母乳サーバー兼新たなご主人様である男の6番目の妻なのだ。当然その腹の中にいるのはご主人様の種で芽吹いた新しい命である
「うっ……くぅ…」
大きく張ったお腹をこづかれハンコックはみじろぎ猿轡を嵌められた口から情けなく声を漏らす
例えどれほど望まない命とはいえ、ハンコックの女としての本能は腹に宿った命に否応なく母性本能を芽生えさせていた。ハンコックは今、母として抵抗の声を漏らしていたのだ
そんな意思を十分に表すことはできず、僅かにみじろぎ乳と腹を揺らすことしかできないハンコックを見て女天竜人は高らかに笑う
「いいものを見せてもらったでアマス。それでは例のものをもらうでアマス」
女天竜人が手を叩くとどこからともなく現れた彼女の奴隷達がハンコックの搾乳機を外し、牛の搾乳のように瓶に母乳を搾り出していく
扱かれる動きと同期するようにハンコックの大きな乳首からは黄色味がかった粘度の高い母乳が噴き出す。それは赤子に与えるためにハンコックの体が作り出した特別な栄養価の特に高い乳であった
腹の子に与えるための乳を絞られハンコックは涙を流す。乳房から子への愛を奪われるような感覚に晒され情けない声を漏らすその姿に海賊女帝としてのかつての姿を見出すことはできない
自らの乳を奪われ抗議するように騒ぐ腹の子の胎動を感じながら、ハンコックは母としての涙を流し続けた