死こそが最後の手向け
CP ルフィ×ロー
救いがない/死ネタ/ほぼほぼバトエンの3種盛り
書きたいところだけの内容を箇条書きにSS風に書いた
ここから下は本誌で黒ひげvsロー決着前当時に書いた内容ままだから捏造しかない
以上でお送り致します
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黒ひげの船と共にルフィの前にやってきたロー。何で黒ひげの船に?と警戒しつつも、いつものような仏頂面で近づいてくる。漠然とした違和感はありつつも、鬼哭を持ってるローを見つめるルフィ。
「ワノ国以来だな、元気だったかルフィ」と優しい笑みを浮かべて言ったところで、違和感が確信へと変わって殴り掛かるルフィ。
「っと、危ねェ。何しやがるルフィ」
「お前、トラ男じゃねぇな。誰だ」
「おれはおれだよ、何を言ってんだルフィ」
「トラ男は、おれをそんな風に呼ばねェ!」
「あーそっか。じゃあなんて呼ぶんだ?」
「誰だかしんねーが、これ以上トラ男をバカにするな!」
言葉を混じえながら、拳と刀で攻防を繰り広げるロー?とルフィ。
そこへ黒ひげがやって来る。
「ゼハハハハ…随分と仲良くやってるじゃねェか!」
「本物のトラ男はどこだ!」
ロー?をすり抜けて黒ひげに迫るルフィ。それに対して黒ひげは笑いながら無情にも告げる。
「何言ってんだ麦わら。トラファルガーはお前のすぐ後ろにいるじゃねェか!」
「アイツはトラ男じゃねェ!」
「いーや、正真正銘トラファルガーさ。と言っても影を入れられて動いてるだけの死体だがな」
告げられた内容を受け入れられず、そのまま黒ひげと交戦を行うルフィ。
ロー?は少し離れた所から2人を見守ってる。
「何言ってんだお前…トラ男がそう簡単に死ぬはずがねェ!!」
「ゼハハハハ…現実を見ろ麦わらァ!
お前も知ってるだろ?カゲカゲの実の能力!オペオペの能力を奪って残ったトラファルガーの身体をただ捨てるのは勿体ねぇからな…有効活用しただけだ」
その後再びカゲカゲローとルフィの戦いとなる。
最初はローが死んだ現実を受け入れきれず押されるルフィ。しかし段々とカゲカゲローの動きが不自然になっていく。鬼哭がルフィの寸前で止まったり、攻撃の軌道がルフィを避けたりしていく。そこにルフィはローの存在を感じる。
「何故、身体がいうことを聞かない!」
「もしかしてトラ男…まだそこに居るのか?まだ戦ってるのか?」
戦いの末、カゲカゲローを撃破するルフィ。
影が抜けると、そこには風前の灯火となったローが残っていた。
ルフィの腕の中でゆっくりと終わりの時が近づくロー。
「あがとな麦わら屋…おれを止めてくれて…」
「当たり前だ、おれたち友だちだろ?」
「…そう……だな………お前が、海賊王になる行く末を……見てみたかった」
ルフィは最後の最後に、麦わらの一味の船長ではなくただのルフィとしての想いを告げる。
「おれな、トラ男の……ローのことな………大好きだったぞ」
「………こんな、時に…言うなよ……バカ……………お、れも………………大、好…き…………だった、よ」
最後の力を振り絞ってルフィに口付けをするロー。
唇が離れ優しく微笑むと、重力に従ってルフィの腕の中へと崩れ落ちる。
ルフィは静かに涙を零しつつ、ローをそっと包み込むように抱きしめる。
「またな、ロー」
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本誌が地獄な中、エッグヘッドへ向かう黒ひげの船を見て受信してしまったネタ
冷静になって思うが、推しCPに対してやっていい所業ではない
この世界のルフィとローは両片思いでした
互いに船を引きいる船長であること、相手が男であること、相手を縛りたくない等の理由で互いに想いを隠してました
しかしローの最後を見て(今伝えないと一生後悔する)とルフィは思い、その感情のままに伝えた感じです
ちなみにカゲカゲローの挙動がおかしくなったのは、ローのルフィへの愛の力です
即死体に戻るはずのローが最後にルフィと少し話す時間が生まれたのも愛の力です
この時間軸では救いは基本的に無いです
強いてあるとするならば、ポーラータング号にルフィへの想いを込めたトーンダイアルが遺されていた感じですかね
救いを生むならルフィが「またな」と言ったように、転生してまた出会う感じがいいなと思ってます