次男三男四男初登場シーン妄想
エルフの里
デリザスタ「んーエルフのワイン美味っ。いやマジで美味いな」
セル「デリザスタ様!!お父様がお呼びです」
デリザスタ「ええ……」
セル「マゴル城にご集結を……とのことで」
デリザスタ「あの人に会うの嫌なんだけど……酒が不味くなる」
セル「気持ちは分かりますが……」
デリザスタ「……冗談だよセル。ところでセルもこのワインを後で飲もうよ。めちゃくちゃ美味しいから」
セル「いえ私は……」
デリザスタ「度数低いから大丈夫だって。ほら行こう?」
マゴル城
デリザスタ「……ドミナが死んだ?」
セル「……はい」
デリザスタ「そうあの子が……。あの子は才能は有ったけど技術はまだ未熟だったから神覚者クラスの相手に負けるのは仕方がないか。でも仇は討ってあげないとね」
セル「それが……末の弟様であるマッシュ・バーンデッド様に負けた後、お父様の魔法からマッシュ様を庇って亡くなられました」
デリザスタ「そうかお父様が……えっ弟見つかったの?」
セル「はい」
デリザスタ「……あの子は魔法不全者だったから死んだと思ってたよ。そうか、生きていたのか。……そうか」
デリザスタ「……それにしても会議とか面倒くさい。いや兄者たちに会えるのは嬉しいけどさあ。オレサボるからセルが会議の内容を後で教えてよ」
セル「そういう訳には……」
デリザスタ「はいはい分かってる。冗談だって」
セル(!エピデム様……いつの間に……)
しばらくエピデムの奇行が続く
セル「……エピデム様。巨人族との戦いに行かれていたのに早々に帰ってきていただき申し訳ございません」
エピデム「それならもう終わりましたよ。これお土産のプリンです」
セル「ありがとうございますエピデム様」
デリザスタ「相変わらず仕事が早いなエピデム兄者。プリンありがとう。後でお土産のワイン渡すわ」
エピデム「ありがとうございます」
セル「?」
セルは違和感を覚えて腹部を見る。
そこには剣が刺さっていた。
セル「……あの服が破れるのでやめてくださいファーミン様」
ファーミン「相変わらず驚かないな。安心しろ幻覚だから服は破れていない。これお土産の剣な」
セル「ありがとうございますファーミン様。でも私は剣を使いません」
ファーミン「知ってる」
デリザスタ「見ているこっちもびっくりするからやめてくれファーミン兄者……」
エピデム(相変わらず兄者はイタズラが好きですね……)
ドゥウム「セルと遊ぶのもそこまでにしておけ。私はそういうタチの悪いイタズラは好きでは無い」
ファーミン「はーい兄者」
セル「私は別に気にしていませんが……」
ドゥウム「私は気にする」
セル「そうですか。申し訳ございません」
ドゥウム「ああ」
イノセント・ゼロ「戯れは終わったかい。お前たち」
セル(いつの間に……)
ここから先は多分原作とほぼ同じ。
単行本のオマケで兄弟とセルにはお土産持ってきてるけど、お父様にはお土産持ってきてないことが分かる。