機構殺し
ユッダ
「うーん、どうしたものか……」
カリ化ヴィカルナ
「カリを嗾けてますがあまり効いてないですね……。むしろパワーアップしてます。怒りで」
カリ化ドゥフシャーサナ
「そりゃそうだ。なんせ相手はビーマだからな」
インドにまた微小特異点が発生した。
これで何度目のことかと思いながらマスターとサーヴァント7名で特異点に来た。
そしてよくあるようにバラバラになった。
カリ化ドゥフシャーサナとカリ化ヴィカルナとユッダはたまたま同じ場所にレイシフトできた。
そして何故か正気を失ったビーマと出会い今に至る。
ビーマ
「どこだ……。出てこい百王子!」
ユッダ
「あーもうぶっ殺しちゃダメかなアイツ……」
カリ化ドゥフシャーサナ
「気持ちは分かるけどダメだと思うぜ姉さん。アレ多分カルデアのビーマなんで」
カリ化ヴィカルナ
「何故かバーサーカーになってますし姿も変わってますけどね」
ユッダ
「めんどくせえ……。多分アイツ、お前たちのいた世界線の風神の子の側面が強くなっているな。機構を99殺したことで機構殺しの概念持ってる。あと百王子特攻も持ってる」
カリ化ドゥフシャーサナ
「なるほど道理で。攻撃がめちゃくちゃ痛いわけだ」
ユッダ
「とりあえずアイツを助けるつもりならあの2人が来る前にどうにかしねえと……」
カリ化ヴィカルナ
「……どうやら遅かったようです」
復讐王妃バーヌマティー
「……私の弟たちとユッダに何をしているのかしらビーマ?」
ユユツ・オルタ
「……なぜビーマがあのような姿に?ああ、そうか、神のせいか。殺す。殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!」
ユッダ
「……とりあえず風神の子は私が抑えておく。プリテンダーで来たからか特攻対象外みたいだし。あの2人は任せた」
カリ化ドゥフシャーサナ
「はーい……」
カリ化ヴィカルナ
「早く来てくださいマスター、ドゥリーヨダナ兄さん……」