楯無家畜化

楯無家畜化

謎の教団

かつてのIS学園の生徒会長、更織楯無。しかし今はこの異世界の奴隷商人達の出荷用の荷台に全裸で乗せられていた。

「なんで、力が出ないのかしら…………」

例えISが無くても、素手で暴漢の撃退や拘束からの縄抜けくらいは容易に出来るはずだった。なのにこの世界に来た時から楯無の身体能力は普通の女子高生以下にまで落ち込み、柔術などの格闘技術はまるで脳から無理矢理引き抜かれたかの様に使えなくなってしまっていた。

「なんとか逃げ出さないと、どんな目に遭わされるか。全くもう、おねーさんがなんでこんな目に」

「おい、降りろ!!」

「くっ…………!!」

首輪に繋がる鎖を引かれ、荷台から降ろされた楯無。馬車から見えた通り、それなりの規模の神殿らしき建物。そこに居た男達は皆一様に同じ格好で、同じ仮面で顔を隠していた。見るからに怪しい教団と言った集団の一人が楯無の首輪と繋がる鎖を受け取り、奴隷商人達が楯無を一瞬だけ侮蔑する様な、しかしどこと無く同情する様な顔で見て来た。

「ま、運が悪かったと諦めるんだな」

「ちょ、どう言う意味…………くっ!?」

無理矢理鎖を引かれて建物の中に連行された楯無は、やがて儀式用らしき石の台座に寝かされた。両手両足を鎖で縛られ、大の字の体勢で拘束された楯無は、周りを取り囲む狂信者達を睨みつける。

「アンタ達、ちょっと正気じゃ無いみたいね?言っておくけど、私の本当の実力が出せればアンタらなんてあっという間に制圧出来るんですけど」

その方法が分からないからピンチなのだが、精一杯の強がりでそう言うしか無い楯無。だが男達は不可思議な言語で謎の儀式を踊り続けており、楯無の言葉など耳を貸す様子もなかった。

「ちょっと、聞いて…………ひぐっ!?」

突然楯無の下腹部に謎の熱が迸り、両手両足を縛る鎖が何度も何度も金属音を響かせる。

「な、何よっ!!?なんなのよこれっ!!あつ、いっ!!あつい❤️!!」

股を閉じようと必死に両足をバタつかせようとする。どんどん熱と同時にムズムズした感覚が胸を襲い、鎮めようと自分の胸を弄ろうと手を伸ばそうとする。しかしどちらも出来ない。

「あ、アンタら、私に何をっ!?何をしてるのよっ!!」

手錠と足枷、そして石の台座を通じて楯無の身体の中に何かが流れ込んでくる。その何かが楯無の身体のあちこちを作り替えていく。子宮と卵巣がより孕みやすくなり、胸からは大量の母乳が噴き出す。下腹部には淫紋が刻まれ、耳には家畜の証であるタグ付きイヤリング。乳首とクリにピアスが付いて、楯無は完全に家畜に落ちてしまった。

「な、なに、なんなの…………おしえてよ…………おねがいだから…………」

手錠と足枷は外れたが、その場から動けない楯無。全身がまるで言う事を聞いてくれない。

やがて儀式を進めていた男達が別れ、人型ではあるが奥から明らかに人では無い何かが現れた。既に股間を露出し、勃ったイチモツを見せてつけてくる。

「ひっ…………!?」

逃げ出したい、その一心でなんとか体を起こすが、すぐに体力が尽きて台座の上で倒れ込んでしまう。魔族の男はそんな楯無の身体を見てニヤリと笑う。そして…………

「い、イヤ…………いゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

ズン、と音を立てて一気に楯無の股間の割れ目に魔族のイチモツが突き刺さる。奥までなんの躊躇も無く刺されてしまい、楯無は激痛と快感が同時に襲いかかって来た。

「ぁ!い、ひぃっ❤️!?ひゃ、め、てぇっ!?たす、けてぇ❤️!!」

相手への愛や遠慮など一切ない挿入とピストン運動。本来なら悲鳴をあげるばかりのはずだが、楯無の身体は既に家畜として改造されてしまっている。故にこの拷問に近いピストン運動でも楯無の割れ目から破瓜の血以外にも愛液が吹き出していた。

「やめてぇぇぇぇぇっっ!!」

ドピュドピュドピュッッッ!!

人外の精液が楯無の子宮に流し込まれ、淫紋が輝いていく。楯無はその感覚で自分が妊娠してしまった事を察してしまう。

「い、いや…………いやよ…………妊娠なんていやぁ…………」




それから一週間後。

「う、うぅ…………」

楯無の瞳から光が消えていた。足元には明らかに人外の魔物の赤子が産まれ落ちており、こじ開けられた楯無の股間の割れ目と臍の緒で繋がっていた…………

「そろそろ次の生贄が欲しいな」

「ああ。二体産んでまだ魔王を産まないなら、この生贄はダメかもしれんな」

狂信者達の声が遠くに聞こえて、楯無は心底怯え切った顔で自分の体を抱きしめるのだった。




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