業火に消えるの裏話
このSSの裏話
敵対エネミーとして討伐された経緯
度重なる戦いで異能を酷使し傷ついていった結果、負荷と疲労により壊れていた。3ヶ月くらい休めば治ったのだが、一部の派閥からは用済みと判断されて消されることになってしまった。
部隊の人や直接部隊に指示を出していた人達は全く知らない。
集められたエネミー狩り
何も知らないが手柄を上げたい人と、宵羽のエネミーのことを知っている人がいた。皆炎や爆発、斬撃系とメライが苦手な属性の異能を持つ者だけが集められている
大体100人くらい。知らない人3:知ってる人7くらい
中継したメディア
非はない。見抜くのは困難。
海上でやった理由
周囲への被害を出さないため…というよりはそちらの方が視界が広く、「正義」と「悪」の戦いを派手に見せやすいため
また、視界が良いため逃げにくい(市街地に潜り込まれたら厄介)
戦いについて
自分が敵対エネミーとして討伐されることを悟ったメライが敢えて敵対として見えるように演技した結果派手な戦いとなった
現地にいた黒幕派閥の一部も含めて全員黒矢羽により負傷したが、後遺症は残らず軽傷で死者は出なかったという。
なお、メライの無念からか大鎌の呪いからか、負傷した者は皆、同じ場所に羽の形の痣が浮かび上がっているままだという
(※黒矢羽は対象指定でき、その際は痣が出来る(本スレでは描写大変なのでカット))
メライの想いと狙い
背後に祖父がいることを悟り、逃げられないことに絶望。
エネミー狩りたちを殺してしまったら本当に敵対エネミーになってしまう、という考え半分、祖父への反抗半分で誰も殺さなかった。
仲間たちに対しては「嫌った方が楽だから嫌われたい」という思いもあったが、「嫌われたくない、助けて欲しい」とも思っていた。だが、逃げても彼らも巻き込まれてしまうと考えて自ら退路を絶った。
その後のエネミーたち
闇勾鳥…召喚されていないため何も知らない。主がいきなり消えたことだけは悟っている。
蛇エネミー…野生の蛇として生き抜いていく。
狐龍のエネミー…メライに取りついているためどう足掻いても共にいることになる。最期は苦しみもなく死んで行った。
大鎌のエネミー…燃えて消えていく最中、メライが持っていられなくなり海へと落下。敵の手には渡らまいと魚や海藻に姿を変えて逃げた。いつか復讐する機会を虎視眈々と狙っている