楊端和

楊端和


クラス:アサシン

真名:楊端和

出典:史実

性別:男性/女性

身長/体重:174cm・65kg

属性:秩序・中庸

筋力:D 耐久:EX 敏捷:B 魔力:C 幸運:E 宝具:A


クラススキル

・気配遮断:D

自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。


・騎乗:C+

乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。

Cランクでは正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせ、野獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。


・対魔力:D

魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。

Dランクでは、一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。


・二重召喚:C

ダブルサモン。二つのクラス別スキルを保有することができる、極めて希少なスキル。

アサシンはこのスキルによって「アサシン」に加えて「ライダー」の特性を併せ持つ。


保有スキル

・秦の手足:B

秦国の手足として働く者を表すスキル。

Bランクであれば、将として十分な行動が可能。

また、このスキルの保持者は同スキルを保持する者と情報共有を必要としない。


・臣たる者:C

主と仰ぐ者のスキルをランクダウンして使用する。

Cランクであれば特殊なスキルは使用できない。

また、主を守る盾としても機能する。


・真人躯体(偽):A

アサシンは後天的に改造された真人の肉体を持つ。

始皇帝が持つ肉腫、それが持つ凶兆を受け持つために後天的に改造された存在。

アサシンはこのスキルのため肉体に第二の性を持つ。

つまり男であり女である。特定の性別を対象としたあらゆる効果を無視する。


宝具

『秦血髄(しんけつずい)』

ランク:C 種別:対一族宝具 レンジ:1 最大捕捉:999人

アサシンは国家の礎となるべく、その肉体さえも道具にした。

国家の繁栄のためならば一族の力さえも礎にする。

楊氏の者のスキルを代替し取得する。

また、そのスキルを礎にすることで、ステータスを上昇させる。

本来はこのような宝具を所持することはできないはずだが、

他の宝具によってこの宝具を成立させている。


『太歳謝肉祭(タイソェイ・アウェイクン)』

ランク:A 種別:厄災宝具 レンジ:ー 最大捕捉:一族

アサシンが始皇帝より引き継いだ肉腫。その呪い。

肉体を限りなく不死に近づけるが、同時にとある暗殺者によってもたらされた毒と太歳の呪いを同時に受けることになる。

アサシンの肉体はサーヴァントであるはずの肉体すらドロドロに崩れ落ち、同時に再生する。

本来であれば、魂すら腐り落ちるものであるが、後天的でも真人の器を獲得したアサシンは、

魂を高次元に保管することによって、魂の劣化を防いだ。

呪いは一族に受け継がれており、その呪いを逆流させることによって第一宝具を実現させている。


『秦将必罰(しんしょうひつばつ)』

ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:300人

秦国の将軍としての武威を表す宝具。戦力優位を保ち勝つべくを勝つもの。

ステータスで自らに劣る者に対し特に効果を発揮する罰。

法を敷く者に対して抵抗する者に著しい破壊をもたらす。

秦の将軍が保持する共有の宝具。

また、アサシンがライダーとしてのクラス特性を獲得している理由。



解説

楊端和。秦の将軍で秦王政に仕えた。

史実でも記述は少なく、その最期すらはっきりとしていない。

しかし、衍氏の戦い、鄴の戦い、邯鄲包囲などに参加しており、

嬴政が始皇帝になるために確かに活躍した将軍である。


視肉(太歳)を喰らった始皇帝の呪いを肩代わりするために肉体すら改造した忠臣。

始皇帝の影として活動するためにアサシンとして呼び出されたが、

信仰と秦の将軍が持つ宝具により、彼はライダーとして示され、

ライダーとアサシンのクラスを同時に所持するに至った。

肉体そのものは真人のものであるため清らかな処女のような肌を持つ、

しかし、ずっと耐えがたい苦痛に苛まれているため、いつも険しい顔をしている。

願いは中国という国の平和。

始皇帝が築きし国という形、それを受け継ぐ国を守る。

その願いが、彼をサーヴァントたらしめている。

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