松永久秀

松永久秀


「うーっす、戦争を邪魔しに来ました松永久秀でーす。

こう言うと滅茶苦茶平和の使者っぽいな、ウケる。

あれじゃん、人が嫌がる事を進んでやります的な奴じゃん。」


【出典】史実

【クラス】アサシン

【真名】松永弾正久秀

【性別】女

【身長・体重】169cm・60kg

【外見】長い金髪を高めの位置で纏めて髪飾りがごちゃっとしてるギャル

【年代】戦国時代

【属性】混沌・悪・人

【その他属性】人型・魔性

【ステータス】

筋力:D 耐久:B 敏捷:A 魔力:C 幸運:A 宝具:B++

【クラス別スキル】

気配遮断:A

サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。数々の策謀の陰に潜みながら、それでも尻尾を掴ませず闇から闇へと渡り歩くフィクサーとしてのスキル。彼女自身の派手好きから考えると逆に気持ちが悪い程気配を見せないので、敵対者は常に疑心暗鬼を抱く事になるだろう。

「え、どうする?逆に聞きたいわ、逆に。聖杯戦争とかちょっと基督教齧ってるあたし的にもうギャグの域なんだけどさ。でも聖杯は欲しいってか見てみたいじゃん?だから来たんだけど。この格好?一番現代で馴染みやすくて派手だし。いや?男だよあたし。スキル使ってんの。」


単独行動:C

マスターからの魔力供給を断っても暫くは自立できる能力。ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。裏工作とか離間計とか謀叛とか内通とかをこっそりする。

「は?あたしにビビってんの?いやもうサーヴァントに呼んどいて手遅れだわ。愉快犯だからガチで聖杯狙いません、単独行動スキルでマスターから離れられます、生前はやりたい放題やってました。諦めた方が良くない?逆転の一手だかなんだか知らないけど普通に、てか諦めな。」


【固有スキル】

悪役三昧:A

タブーを無視して己が意のままに振る舞う身勝手な性質。或いは秩序を乱す破天荒さを保証してしまっているスキル。彼女の悪行に人々は期待し、更にはピカレスクに対する憧憬がヴィランとして振る舞うに足るスキルを与えている。的確に最低最悪の嫌がらせを実行する機知への補正や、強制的な拘束を除き当人たちの合意によって形成される契約を無視出来る。無論、悪を嗜んでいる限りにおいて。

「悪、悪ねぇ~天下に三悪事を成し遂げた稀代の梟雄!って呼ばれちゃあまぁそれなりに嬉しかったんだけど、いやダルッ。あれだわ、ネットで爆弾正とか呼ばれんのと同レベの怠さあるわ。これでじゃあ学校爆破しますとかやったらドン引きじゃん?んでもって"そういう期待を鬱陶しがる部分含めて梟雄っぽい"とか言われたらもう何も出来んて。マジで。」


土蜘蛛の謀り:B+

物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。戦闘のイニシアティブ判定において常に有利な修正を得る。極めて悪辣な謀の果てに、彼女、或いは彼は怪異との親和性を得た。その口は正しきを嗤い、その腕は秩序を引き裂く。半ば『無辜の怪物』スキルとしても作用しており、保持者に致命の毒を生み出す能力を与え反英霊・妖魔の属性を強制的に付与する。言わば絡新婦の姿が現在の彼女である。

「いや反権力への信頼が重いて。そんなにあたしが平蜘蛛ちゃんと爆死したんが嬉しいんかなぁ?…そういう訳で、あたしは此処についてはもう開き直る事にしたんだわ。女になって油断を誘えるならもうそれで良いじゃん、的な?……なんか面倒じゃんね、期待とか信仰とか抜きにシンプル悪い事したいわ~~聖杯戦争終わったら信長を祀ってる神社爆破ツアーとかしたいわ~~」


天に唾を吐け:A

己の滅びは己の欲望と手によって齎されねばならないという自論に基づく、独立独歩の生き様が形となったスキル。どれだけ敬虔な信者が祈ろうと神仏は彼女を罰してさえくれず、彼女の嘲笑を前に人は悪を吹き込まれる。神由来の加護や防御に対し軽減を得る他、胡乱な仏罰などという概念には逆に焼滅させる程の大火を呼び起こせる。混迷の世にあって、自らの立脚する所を微塵も疑わない…というのは所業は兎も角としてどうしても格好良いので、後世に人気を博してしまうのも仕方が無いことなのかもしれない。

「好き勝手してる奴を羨んじまうのは、まぁ仕方ないっしょ。堅実に生きれる奴は普通にそうやって生きたら良いと思うんだけど。とりま、爆薬は仕掛け終わったし後はまぁじっくり時を待つべ。ん?お前まさかガチで街デートだと思ってたん?いや阿保かい!まぁ別に良いけどさ、結構ガチ目に頭使って配置したから甘いもん買ってくんね?」


【宝具】


「蜘蛛の糸って、いや~仏サマも味な真似をするもんだわ。」


「ま、手繰ってるのはあたしなんだけどさぁ。」


「んじゃ、さっさと火ぃ付けっか。」


『諸願仏滅・蜘蛛之糸(ごうか・やつかはぎ)』

ランク:B++ 種別:対陣宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1~300人


仏性すらも焼き尽くす人の業、その業火によって敵陣を跡形も無く焼き尽くす非常に高火力な宝具。真名開放後蜘蛛の巣のように張り巡らされた導火線から一斉に火が巻き起こり、彼女が中心部に投げ込んだ火種によって一塊となり広範囲をなめ尽くす。当然の事ながら神性に対する特攻を備えており、寧ろ高ランクである程に良く燃える。その高火力に見合ったかなりの魔力消費量であるが、予め敵陣地を炎上させておいたり、物理的な爆破と同時に発動させる事でコストの軽減が可能。あくまで謀略によって悪を為す梟雄として、その奸智を存分に振るい辺り一帯に地獄の釜の底もかくやという凄惨な光景を顕現させる事だろう。

また、自陣営の所有物に限り誘爆させる事も可能。これは自身の宝であった古天明平蜘蛛に火薬を詰めた逸話による派生であり、価値のある所有物さえ火中に投げ入れる事で更に火の勢いは盛んになる。此処に神秘の濃さは関係なく、芬芬たる害意の為に何処まで自らにとって大事なものを手放せるか、という悪党の資質が問われているのだ。


「いやあ?別にヴァンダリズムとかじゃねーわ。」


「気に入らんもんは燃やそうぜってだけっしょ。」








「カッコいい?あーはいはい、勝手にそう思っとけば?」


「別に良いけどあたしの二番煎じだけはやめときな。お前がやってもつまんねーよ。」


【英霊解説】


戦国時代に名高い梟雄。だが、本人曰く自分はちょっと欲望に素直なだけであり、持ち上げられすぎると寧ろ辟易としてしまう。普通に自らを引き立ててくれた三好長慶には忠節を尽くしたし、普通に妻の姿を果心居士に真似されて心底ビビったし、普通に邪魔な奴は排除したし、普通に信長が気に食わなかったから裏切った。ただそれだけの悪党がこの彼女である。とはいえ、折角の戦争で安穏としているのも性に合わないので、悪役らしく愉快犯的に場を引っ掻き回す事に終始する事となる。……そうして、彼女の爆破を単なる小火でしかないと見誤った陣営に最大級の業火を味わって貰うのがウケるらしい。因みにマスターの事はつまらないとか面白いとかは思っても自分を束縛しないのなら裏切りはしない。


【人物・性格】

イメージカラー:金・黒

特技:謀略

好きなもの:三好長慶

嫌いなもの:頭の良い馬鹿

天敵:織田信長

願い:聖杯のコレクション


果心居士へ「言いたい事は有り過ぎるけど………何属性パクっとんじゃボケ!戦国で蜘蛛と言えばあたしやろがああん!?」





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