東京第2結界泳者一覧

東京第2結界泳者一覧


・歴史野哀子

 性別:女 年齢:16歳

 受肉型の泳者。参加したての鹿紫雲を追い込むも新吾郎に瞬殺される。

術式:史上式神術

「『温故』『栞』『活殺自在』」

歴史上の人物を3分間だけ己の式神として使役することができる。ただし強さは実際の能力+術師の呪力強化分しかないため扱いが難しい。


・呪霊 首無し(仮称)

 江戸時代に処刑された武士達の怨念から生まれた呪霊。無くした頭を求めて彷徨う。鹿紫雲と交戦し祓われた。

術式:斬撃を飛ばす術式

「『断』『断』『断』」の呪詞と共に簡易領域を展開し斬撃を必中にしてくる。


・三島勇一

性別:男 

 覚醒型の泳者。元はテニスのコーチをしていた。鹿紫雲と交戦し敗北。

術式:激励呪言

無機物を励ますことで一時的にその物の性能を爆発的に向上させる。例・テニスボールを砲弾級の威力に変える、バッグの容量を増加させる。


・佐伯良夫

性別:男

最高所持点数80点の高得点泳者。鹿紫雲と交戦しあと一歩まで追い込むも乙女の怒りパンチで敗北した。

術式:檻譚愛照(かんたんあいてらす)

領域がデフォルトで付与されている術式。領域内では相手の脳内に佐伯の好物、性癖、睡眠時間が開示される。それに対して相手が自身の好物、性癖、睡眠時間を開示しなかった場合明かされなかったものに応じて三大欲求が増幅される(好物→食欲、性癖→性欲、睡眠時間→睡眠欲)。これにより相手は飢餓、禁欲、不眠状態になり戦闘がままならなくなる。後出しで情報を開示すればデバフは解除される。


・卜部光

性別:男

受肉型の泳者。南北朝時代に北朝に仕えた術師。式神術に秀でており3種の式神を従えている。東京第2結界の泳者の中でも屈指の強豪で宿儺を倒せる最強の式神を作るのが目的。泳者との戦闘を「狩り」と捉え、将来性のある相手は逃すこともある。鹿紫雲達と交戦し最後は薫子に殺害、不動を奪われることになった。

呪具:一級呪具 羅処和之剣(らしょわのつるぎ)

江戸時代のアイヌが所有していた剣。敵味方関係なくその場で戦闘を行っている者(呪霊・式神とかも含む)が多ければ多い程、切った時の威力と攻撃範囲が広がる。羅処和島のアイヌは近くの島に植民したロシア人をこの剣で襲撃していたという。

術式:光明の瞳

三人称視点で自身の周囲半径50m以内の全てのものの動きを観測することができる。また、1分後の未来を見ることも可能(半径38m以内)。視界は複数のモニターを見ているような状態になる。

領域展開:全知盲目

逆に相手に術式効果として先読みを同じように付与させる。しかし相手にはそれを処理する能力がなく実質的に視覚が封じられるに等しい。

式神:大日降魔王『不動』

卜部の式神のうち主に近接戦を担当しその膂力は破格のもの。背中の光背『迦楼羅炎』は正のエネルギーであり、あらゆる呪力攻撃を中和し減衰させてしまう。また三鈷剣と羂索にも高出力の正のエネルギーが纏わされており、呪霊に対して高い効果を示す。

 :『月照』

チャクラム型の式神。いっぱい出せる。ドローンのように浮遊し索敵等を行う。回転することで吸い寄せる力を生み出し、相手を引き寄せて切る。

 :『木馬』

移動用の式神。民芸品のような木彫りの駒から呼び出される。ホバーのように滑走し車よりも速く移動できる。疲れることはなく飛行することも可能な便利な式神。


・嬬恋佐太郎 

性別:男

受肉型の泳者。江戸時代に上州最強の名を欲しいままにした仙人。元忍びのフィジカルギフテッド(不完全)であり、新吾郎とは一度戦ったことがある。翁の面を付けていることから『翁』と呼ばれていた。面により視界を悪くする縛りによってその他の能力を底上げしている。2本の妖刀と一丁の銃の呪具が武器。鹿紫雲と決闘し敗北。

呪具:閃(ひらめき) 等級不明

刀自体に呪力が篭っており、高い切れ味を誇る上、クリティカルを出せると稀に斬撃で黒閃が発動する。

  :特級呪具 幇炎刀(ほうえんとう)

関東大震災の火災から逃れるために、陸軍被服廠跡に逃げ込んだ人がコレクションしていた全長210cmの大太刀。火災旋風により消し飛ばされた犠牲者の怨念で呪具と化したという。この刀は、これから使用者の身に起こる事象が危険なものであればあるほど使用者と一緒に加速する。最大の脅威の場合、使用者と幇炎刀は完全なフィジギフをも超えるスピードで動けるようになる。 

  :炸花(等級不明)

小型銃の呪具。発射後炸裂し呪力と光、音を放射する。基本的に目眩し用の武器。


・特級呪霊 糾鼠

羂索が呪霊操術の制御から外した鼠の呪霊。人間を「肉」と呼び貪り喰らう。鹿紫雲と交戦し彼女を撤退に追い込むも、後にカザリと戦闘、一方的に追い詰められ祓われた。

術式:あらゆるものに穴を空ける術式

『誅』の掛け声と共に対象を指差すことで発動する。対象の硬度、呪力量に関わらず「穴」という概念を付与し貫通する。その為反転術式でも治療は困難。「『泰』『山』『鳴』『動』」の呪詞により自身に穴を空け攻撃をやり過ごすことも可能。


・呪霊 リョウメンスクナ

両面宿儺への畏れから生まれた呪霊…だが、宿儺への畏れは基本指の方に向いている為この呪霊自体はあまり強くはない。普段は木箱の中に入って行動し、戦闘時には骨の組み合わさったような本体が現れる。シャワー中の鹿紫雲を狙うが新吾郎によって祓われた。

術式:擬似御厨子(仮称)

『壊』という斬撃技を持つ。本物に比べて狙いが甘い。

領域展開:伏魔斬壊

3秒に一度、即死級だが避けられなくはない斬撃が相手に繰り出される。


・ダルマ呪霊

新規泳者として鹿紫雲達の前に立ちはだかった呪霊。話す言葉が反転しているのが特徴。鹿紫雲と柘植をギリギリまで追い込むも、柘植によって祓われた。

術式:あべこべ

強い攻撃が弱く、弱い攻撃が強くなる術式。上限下限はあるものの、呪霊の肉体と相まってタネが割れなければほとんどのダメージを低減してしまう。 

領域展開:転従喬授(てんじゅうきょうじゅ)

あべこべの上限、下限が大幅に引き延ばされ領域内の対象に付与される。強化されたあべこべの下限により相手は空気圧や重力でも大きなダメージを負うことになる。なお自身は影響を受けないために術式をオフにする必要がある。


・木村三郎座右衛門吉行

性別:男

受肉型の泳者。江戸時代の術師兼剣士でかつて新吾郎と戦い敗れたらしい。伸縮する刀の呪具を用いる。鹿紫雲と交戦し敗北。

術式:泥漏爆圃

泥を操る術式。泥を固めて盾にしたり、相手の足場を悪くしたり滑走したりできる。泥の総量は決まっており複数のことを同時に行うことは難しい。


・近藤勇

性別:男 年齢:35歳

覚醒型の泳者。正真正銘現代生まれの現代育ち。新撰組とは関係ない。名前いじりはかなり受けてきたらしい。柘植と交戦し敗北。

術式:硬化&液状化

自身の肉体を硬化、または液状化することができる。気体にはならないので蒸発させられると死んでしまう。


・鬼王温羅

性別:男

受肉型の泳者。弥生時代辺りの術師でドルゥヴに敗れ呪物化していたところを羂索に拾われたらしい。豪快な性格で声がデカい。また呪力無しでもとてつもない怪力で大振りの武器を軽々振り回す。剣と交戦し敗北。

術式:構築術式?

金棒や大弓、大剣を自由な大きさ、形で出現させる。

領域展開:冠者ヶ弓

温羅の放った矢が必中になる。ただし防御を無視できるわけではない。 


・館秋彦

性別:男 年齢:20歳

現代美術館を拠点に活動している泳者。領域内に他泳者を閉じ込め点を獲っていた。その術式の有用性に目をつけた薫子に隷属の呪印を刻まれ部下にされてしまう。卜部との最終決戦の中で死亡。

術式:設計将(アーキテクト・ジェネラル)

脳内に思い描いた建物を模した領域を展開する術式。範囲、内装外装自在であり破壊耐性も高く押し合いにも強い。天元の「空性結界」に性質が近く、設計将内の情報は全て館に筒抜けになる。

拡張術式:密室遊戯

密室内に相手を閉じ込め、制限時間内に指定した条件を達成できなかった場合相手を即死させる。縛りの都合上達成時には必ず脱出させなければならない。


・織部蒼葉

性別:女 年齢:16歳

受肉共生型の泳者。1770年代の術師甚之助が受肉している。館と協力関係を結び泳者を狩っていた。一切の妥協のない性格。剣と交戦し和解しかけるも乱入した薫子によって殺害された。

術式:折神操術

折紙に呪力を込めることで式神として使役することができる。その数に限りはなく圧倒的な物量が持ち味。また、簡単なプログラムを仕込むことで自立行動させることも可能。一度命令を実行すると効力を失ってしまう。また紙であるため炎や水にも弱い。

『万羽鶴・神吹雪』…一万羽の折鶴を相手に突撃させる。ガードされても物量で押し切ることが可能。

『紙人形』…「折紙を折れ」という命令を仕込んだ人形。これにより自身で折紙を折る労力を大幅にカットできる。

『神手裏剣・百花繚乱』…無数の紙手裏剣を飛ばす。一枚一枚が呪力で強化されているため切れ味は鋭い。簡単なホーミング機能もある。

『紙侍』…『紙人形』、『紙兜』、『紙刀』を組み合わせてできる式神。術者の命令に従って行動する。


・一級呪霊 轟

車への恐れから生まれた呪霊。かなりの高得点泳者だが薫子に襲われた挙句主従契約を結ばされ足代わりに使われている。卜部との最終決戦でカザリに祓われる。

術式:轟轟(ゴー・ゴー)

簡単に言えば「自動車操術」。周囲の自動車に自身の呪力を付与し操作する。


・八雲光留

性別:男

通称「『弓豪』雲八」。受肉型泳者で生前は大島光義という弓の名手。呪力は一般人並みの非術師だが「勘」で呪霊を感知している。驚異的な視力と弾道予測能力を持っており百発百中の腕前を見せる。最高の戦をするため卜部と協力していた。柘植と交戦し敗北。

呪具:閂(かんぬき)(等級不明)

あらゆるものを貫通して対象を射抜く弓矢。複数の物を同時に射抜くと縫い合わされ固定される。普通の矢でも番えると呪力を纏う。


・白樺隆春

性別:男

新総則により100点を消費して桜島結界から転移してきた泳者。受肉型の泳者で生前は明治期の術師加茂憲春。薩摩訛りで喋る。自身の呪力を骨芽細胞に変換できる特異体質で、加えてカロリー消費が常人より速い代わりに莫大な呪力を得る天与呪縛持ちでもある。卜部・八雲と交戦するも敗北。

術式:白骨操術

自身の骨(歯も含む)を自在に操る加茂家相伝の術式。赤血操術と異なり操る対象が「骨」であるため本来は骨延長や骨密度の増強といった地味な活用しかできなかった。白樺は自身の体質と組み合わせることで体外での骨の構築・操作を可能にし独自の技を多く編み出している。

『薙祓』…背骨状に長く繋げて形成した骨の先に鋭い牙を接続、これらを幾つも構築し振り回すことで辺り一帯を薙ぎ払う。切れ味は中々でかなり広い範囲をカバーできる。

『蛇針鞭』…薙祓で形成した骨に追加で棘のような骨を構築、骨の範囲を狭めることでより素早い操作を可能にする近接用の技。攻撃面・防御面共に優秀。

『白枝の荊棘』…御三家秘伝『落花の情』を応用したカウンター技。相手の攻撃に対しオートで反応し骨棘を射出して迎撃する。

術式反転『灰骨』…破骨細胞を生み出して触れた相手に埋め込み、相手の骨格を破壊する。

極之番『餓者髑髏』…構築した全長34mの巨大な骸骨の中に乗り込みパワードスーツのように動かす。最高硬度に達した骨は並大抵の攻撃は受け付けず、巨体から繰り出される一撃は凶悪な質量兵器となる。多量の消費呪力と長い構築時間がかかる正に大技。


・火野燻

性別:女

新総則により100点を消費して桜島結界から転移してきた泳者。受肉型の泳者で生前は名も無い術師であった。その術式を危険視した当時の陰陽寮から征伐隊が出され、追われることとなった。幾度となく交戦を続け、最期は海に追い詰められ焼死したという。過去の経験から術師を憎んでおり、手当たり次第に術師を襲っていた。鹿紫雲と交戦し敗北。

術式:黒炎操術

呪力を糧に燃える黒い炎を生み出し、操る。呪力を燃やす性質上、呪力の染み込んだ呪具や式神、呪霊は消滅するまで燃え続ける。火力も相当高くアスファルトを溶かすほど。『常に自身が高熱を浴び続ける』という天与呪縛により術式性能が向上している。しかし、その身体特性により術式を長時間使用し続けると体内に熱が籠り最終的にはオーバーヒートして自爆してしまう。


・ウィリアム・トップ

性別:男

英国人の留学生。覚醒型の泳者。卜部らに捕えられ閉じ込められていた。カザリと協力して密室から脱出するも神社の外に飛ばされた。

術式:必中術式(仮)

マーキングした所に攻撃を必中させる。協力すれば仲間の攻撃も必中するかもしれない。呪力ガードされれば防がれてしまう。


・禪院晴

性別:女

オリジナル:https://telegra.ph/禪院晴について-01-06

禪院家出身の術師…だがその正体は平安時代の術師『晴』。嘘か真か両面宿儺が唯一愛した女性と言われ、平安期には4人の子供も設けたという。宿儺の死後、術式を用いて転生を繰り返し現世に蘇った。宿儺への愛は誰よりも深く、宿儺に会うために死滅回游に参加した。羂索に協力し覚醒型の泳者を量産した。鹿紫雲と交戦し敗北するも、術式を用いて蘇生、羂索・裏梅らと行動を共にする。盲目という天与呪縛により莫大な呪力量、出力を得、『稲荷』という式神を使役できる。

術式:魂霊呪法

魂に干渉する術式。術師と稲荷から半径7m以内が効果範囲。真人の『無為転変』とは若干の差異がある。直接触れれば即効性があるが遠隔の場合効果発揮に若干のタイムラグがある。

『鎮魂』…基本技。触れた相手の魂を破壊し死に至らしめる。受肉体の性質如何によって拒絶されるケースもある。

『魂魄』…魂の形を変える。自身に使用すれば傷の修復も可能。頭さえ無事なら体が粉々になっても復活できる。

『精霊』…魂を肉体から肉体へ移し替える。受肉体に使用するのにはかなりのリスクを伴う。

『霊呑』…触れた魂を飲み込むことで呪力を補完できる。味はゲロマズ。

『降霊術』…死者の魂を他人に降ろし復活させることができる。対象の魂の情報と魂に耐えうる頑丈な肉体が必要。肉体が耐えられないと魂ごと消滅するので注意。呪力消費が大きい。

『転生』…「宿儺が受肉するまで記憶を封じる」縛りにより1000年に渡る転生を可能とした。

『魂の上書き』…事前にマーキングしておいた非術師の魂に死後自身の魂の情報を上書きすることで蘇生を可能にする。自身に適合する魂の持ち主にだけマーキングが可能。

『術式のコピー』…触れた魂から術式の情報を読み取り、自身の魂(=脳)に刻むことで術式をコピーできる。魂を傷つける行為であるため相応のリスク(自身の魂の消失)がある。また元の術師以上に扱えるわけでも無い。

術式ストック:『御厨子(宿儺)』『氷凝呪法(裏梅)』『呪言(平安の呪言師)』『爛物創操(炬)』etc…平安期に幾つかコピーしているがリスキーすぎるのでホイホイコピーはできない。

領域展開:蜀魂詠霊殿

閉じた領域、閉じない領域どちらも使える。コピー術式の内一つを領域に付与し必中にできる。必中術式は術師の任意で切り替え可能。領域終了後に焼き切れるのは付与された術式のみ。

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