来ると思ってなかった日
(キッド誕生祝&本編再登場祝。麦わらたちが誕生日お祝いしてないらしいのでキッドたちもしてない前提です。)
[キッド!お誕生日おめでとう!]
「…………なんだ、唐突に?」
[いやー色々話し合った結果、これからは毎年祝おう!ってことになって!]
「……意味あんのか、それ」
[……どうした?]
「いや、おれはもう老けないのに誕生日も何もあんのか?って思ってよ。」
[何言ってんの頭!]
「!」
[船の上だと日にちとか分かんないから祝わなかったけど今は一日一秒が大切だからね〜!祝わせてよ!]
「…………」ボロ
[!?頭!?泣いてる!?]
「……ああ。泣いてるな。これは。」ボロボロ
[………もしかして嫌だった?]
「……いや、もう何年も生きてて誕生日とか忘れるくらいに迎えたけどな」ボロボロ
[うん]
「時間の感覚とかが狂ってたから自覚は無かったし、迎えてたこと自覚したとしてもまだ生きてんのか、早く死にてえくらいしか思ってなかったし、意味ねぇなって思って」ボロボロ
[…………うん]
「だから」ボロボロ
「だから、その、久々に生きてて良かったって、その、」ボロボロ
[…………これからは毎年祝おうな。おれたちのも祝うんだ。]ナデナデ
「……ああ。」グスグス
[取り敢えず、アレやな。誕生日おめでとう、キッド。]
「……ありがとう。」
おまけ
[………落ち着きました?頭]
「……ああ。ありがとうな」
[あーそういえば、忘れてましたけど私も三日前が誕生日なんですよねー。1月7日で。他に誕生日の人いますかー?]
「は」ピシッ
[あ、おれ数日後だよ!わたしはちょい前くらいに〜]
「………」ゴゴゴゴゴゴゴ
[??なんだか怖い顔してます…?]
「………おい」ゴゴゴゴゴゴ
[ヒェッ、顔怖……ななななんですか!?]
「なっっっんで、それをもっと早くに言ってねえんだよ!?」
[え!?、いやだって言わなくてもいいかな〜って…]
「言えよ!!!」
[てか、おれたちも知らなかったんだけど!!?]
「確かあっちに飯美味いって評判のとこあったよな!?おら、一緒に食うぞ!」ズリズリズリ
[うおお、引き摺られる〜!]ズザザザザザ
※この後、一緒にご飯を食べた。(キッドの味覚がどうなってるかはご想像にお任せします。)
*******
ハッピーバースデー、ユースタス・キッド!
エルバフ着いたの見る限り本編の最終章でもしっかり活躍してくれそうで嬉しい!頼むから最後まで生きててくれ!