未定箇所複数有り

未定箇所複数有り

戒め


『なぁなぁ知ってる?連続変死事件のこと』

『何それ?』

『何でも傷も何もないのに死んでるらしいぜ?』

『何そのフィクション染みた事件、頭おかしいんじゃない?』

『いやでもさー、もう被害だけで50は超えてるらしいぜ?』

『え、まじ?怖ぁ...』










何も変わらない普通の日常。

何も目覚めない平穏な日常。

しかし、ある時を境にそれは一変する。

















「所長〜!報告書できたよ〜!」


「あ、お餅取らないでくださいよ!それ最後の一個だったんです!」


「相っ変わらず辺鄙なやっちゃな、クソオブクソ。」


「げ、また怒られる...」




「何、その子新人?」


「見えない子が...大丈夫だった?」


「《変死事件》は、ただ変わった死に方をしているわけではないんだ。」


「まぁそこまで気を張らないで。リラックスリラックス」



  

 







「貴方は、まだ未熟です。それでも入ると言うのですか。」










それは、非日常の入り口。


















「ごめん、遅くなって。...大丈夫?」


















そして、この出会いが分岐点。


















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