暗め

暗め


暗い。僕マスター目線

NTR エロシーンは控えめ


「…ビーマだよろしくな!」

ニカッ、と豪快に笑う顔、

そのビーマを見て、僕はニコリと笑った、

__

暫くたっただろうか、ビーマはどんどん僕と仲良くなっていった。

最初は棚にある物が取れない 料理を作ってくれ、等そんなお願いで呼ばれる事が多くビーマも僕に対し仲良く接していた。


僕の手には令呪が刻まれており、自身のサーヴァントも呼ぶことができる、

勿論、命令も。

…僕はビーマとの絆をどんどん深めていった

そしてその日が来た。


(僕はビーマが好きだ。)


「マスター、冗談だろ?」


目の前には冷や汗をかくビーマが居る。

冗談じゃないことを伝える、

だが夢は打ち砕かれた

「…すまねぇ、お前の気持ちはよく伝わった、俺はマスターの事、良い奴だと思ってる。

でも俺は…」


玉砕。


悲しい、悲しいという気持ちが襲う、

この令呪で付き合ってくれ!と言えば良かったのか、そんな事はしたくない。

(わかった。ごめんね。)

僕はビーマにそう言って、部屋を去った。

__

別の日の夜__除きみなんてイケナイ事だとわかってる、でも僕は見てしまった。見てしまったんだ

ビーマが知らない男とセックスをしている所を


「ぅ゛ッ♡♡フー…ッ♡♡」

ビーマは我慢するように喘ぐ。

男らしい声は変わっておらず、その太い声がよく聞こえる。

パンッ♡♡パンッ♡♡

肌と肌がぶつかり合う男が大きく響き、僕の耳を激しく困惑させる

「ァ゛___…♡ちんこすっご…♡♡やべぇ…♡♡」

立派なビーマの陰茎が上下に震える 鈴口からでる汁は床にぽたぽたと落ち、水たまりができていた

「んぅ…ぢゅッ……はぁっ♡ぁ?♡♡マスターはどうしたって…♡?」

心臓がドキリとする。

僕の事だ。僕のことを聞かれている

ビーマの事だ、あのビーマだ、きっと僕の事を聞かれても良いマスターだと言ってくれるに違いない。

そうに決まってる。


「んッふッ……♡断ったぜ♡今の1番はお前だから…な?”マスター♡♡”」


……

僕は目の前が暗くなった様な気がして、何も見えなくなった。

あの後ビーマに出会ったけどどうしても話しかける事はできなかった。

最近ビーマの顔が赤くなってるのをよく見る。

ビーマは僕の知ってるビーマじゃなくなってしまった。

そして僕の誘いを断わり、また夜、あの部屋で行為に及んでいるのだった。


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