時行くんのお父さんの事情
ちょっと微妙なことなので、テレグラフにします。
逃○若でも、時行くんのお父さん(得宗)は、ちょっと普通でなく描かれています。
少年誌なので、その事情には今後も触れられないだろうと思われます。
鎌倉時代末期、北条一族は、同族(と、安達氏との間)で血族結婚を繰り返してきました。
時行くんの祖父、貞時には5人の男子がいましたが、その嫡子、菊寿丸をみた貴族の日記によると、「もとより足もたたず、息災ならず」「驚くべし、驚くべし」という文があるようです。
この菊寿丸は5歳で亡くなるのですが、次男も三男もほぼ同じ運命をたどったと思われます。
四男が、時行くんのお父さんの高時です。
(なので、北条時宗の父の代から、みんな、幼名に「寿」がつきます。長寿を祈ったのでしょう。だから、時行くんも「寿」がつくのだと思われます。足利にも、幼名に、ひとり、「寿」のつくひとがいますね)
ですので、内管領などの野心のある者がつけこむ隙が多すぎた、と思われます。