昔話

昔話


むかしむかし、ずーっと昔。あるところにアルスとラルフという2人の男の子がいました。彼らはとても仲良しでした。

アルスは海と夜空が大好きで、いつもそこで遊んでいました。ラルフ戦うことが大好きで、よく喧嘩をしていました。

そんな彼らも大人になり、ラルフはしばしば龍や怖い魔物を倒しに行くようになりました。一方アルスは同じく海が好きな龍の女の子と結婚して子どもも生まれ、平和に暮らしていました。

そんなある日、アルスとその家族のところにラルフが帰ってきました。アルスたちは喜びましたが、すぐに恐れ始めました

ラルフは、何かに取りつかれたかのように強さを求め、アルスを殺そうとしたのです。なんとか追い返したアルスたちはここにいるのは危ないと逃げ出しました。

しかし、ラルフはどこまででも追いかけてきました。そこでアルスは覚悟を決め、友を倒すと決めたのです。

何の因果か出会った場所はかつて2人が遊び、夢を語らった場所でした。

アルスは涙ながらに、ラルフは怒りを顕にしながら剣と魔術を交え、最後に立っていたのはアルスでした。

泣きながら帰ろうとしたアルスを何かが貫きます。彼を射抜いたのは顔が見えないラルフの息子でした。

かくして2つの家の長い長い戦いは始まったのです。


「…おしまい!…あら、寝ちゃったわ」

「まぁ、よくわからないお話だしなんか重いし仕方ないわね…私も寝ましょ」

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