日脹
いつもはこんな感じだよってサンプル
「あぁっ、ん、あっ、ひ…ひぐる…ま、んんっ、だめ、ま…って、いく、んぁ…っ、また、いく…っ」
白い肌を薄紅に染めて嬌声を上げる脹相の細い腰を掴み、律動を深くする。
軽い絶頂を繰り返し収縮する隘路を擦り上げながら最奥を穿てば、今はもう聞き慣れてしまった行き止まりに嵌り込む音がする。
「ゔ、あ゙ぁっ!あっ、ぐぅ…っ、あ゙、あぁあ゙……っ、だ、め…っ、うぁあっ、これ、だめっ、だめぇ……っ!」
脹相は深く大きい絶頂に身体をがくがくと痙攣させながら、幼子のようにいやいやとかぶりを振って悶える。
「う…くぅ……っ!」
ぎゅうぎゅうと搾り上げるような胎内の収縮に、堪えきれずに吐精する。
「ひぁぁっ、んっ、あぁっ、やら、も…むり…っ、ぁうぅっ、ひぐ…るま…っ」
何度目かのそれであるのに、未だ萎えることも無く硬度を保ったままの剛直から勢いよく吐き出された迸りを最奥の壁に叩き付けられ、その感覚で脹相は更に絶頂を重ねられる事になったようで、耐えきれない快楽に濡れた瞳からぽろぽろと涙が零れている。
普段の冷たく沈んだ深海のような低音が快楽で上擦って熱い吐息と共に甘く自分を呼んでくる様に、弟の事以外では凪いだ湖面のような静謐さすら感じさせる冷めた目が熱く蕩けて潤む様に、情欲を掻き立てられる。
「すまんが、まだ解放してやれないようだ」
「ひぐるま…?」
言葉の真意を問うように見上げる瞳に浮かび揺れる情動がどんなものかなんて、もう分かりきっている。