教えて！アリスせんせー！　特別編

アリス「パンパカパーン！救急懺悔室が来ると思っていた皆さんに不意打ちの『教えて！アリスせんせー！』のコーナーです！」

ミヤコ「…おや？」

アリス「どうかしましたかミヤコ？そんなウサギがスナイパーライフルを受けたようなｋ『ﾊﾞﾝ!』痛っ！？撃たれました！」

ミヤコ「次その例えをしたらコーナーを徹底的に破壊しますよ？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

アリス「うわーん！本気の目です！納期を守らなかったモモイに対するユウカ以上に怖いで」

ミヤコ「返事」

アリス「も、申し訳ありませんでした…」

ミヤコ「わかればいいんです」

アリス「はい…はっ！？本題を忘れるところでした！ミヤコは何で訝しむような表情をしていたんですか？」

ミヤコ「あぁそのことですか。いえ、どうして『アリスせんせー！』のコーナーが開かれてるんですか？普通でしたら生徒のミスですし『救急懺悔室』が開かれるはずですよね？それに普通でしたらコユキさんが相方のはずなのに、『パンデモニウム道場』の私が出てますし…」

アリス「…それが特殊な事情がありまして」

ミヤコ「特殊？」

アリス「とりあえず、今『懺悔室』のセットがどうなってるか見てみましょう！現場のトキ！」

ﾊﾟｯ

トキ『どうもこんばんは。現場のトキです。現在こちらでは…』

アヤネ『やめてくださいミネさん！そんな律儀に白袴に着替えないでください！』

ミネ『止めないでくださいアヤネさん！此度の始末は私の不徳の致すところ…もはや腹を切る以外に道はありません！』

アヤネ『あります！ありますって！なんで思考が百鬼夜行なんですか！？』

マコト『最後に何か言い残すことはあるか？（刀を構えるマコト）』

セナ『切腹後の死体の扱いはどうなるのでしょう？』

アヤネ『なんでゲヘナの人達はノリノリなんですか！？止めてください！』

トキ『……見ての通り切腹直前になっています』

ミヤコ「すごい光景ですね」

アリス「マコトも武士の恰好してますし、ロールプレイに気合が入ってますね」

マコト『キキキッ、百鬼夜行の歴史はイブキと勉強して詳しいからな。当然切腹の知識もある』

ミヤコ「画面の向こうと会話しないでください」

マコト『さぁミネよ、俳句を読め。介錯してやる』

イロハ『なんか違う気もしますけどね…』

アヤネ『…ですから』ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ミネ『俳句は必要ありません。ただ一思いにお願いします！』

マコト『……その意気やよし！ハァ！！！』

アヤネ『いい加減にしてください！！！！！』

ﾌﾞﾂﾝ

アリス、ミヤコ「「あっ」」

ミヤコ「……切れましたね。色んな意味で」

アリス「……はい。あんな感じですのでアリスが代理なのです。ちなみにカメラマンがコユキです」

ミヤコ「そうでしたか…気を取り直して、何が原因なんですか？」

アリス「その説明の前に少し解説をします。少しメタっぽい話ですがここのやりとりは2パターンのバッドエンドの先で見ることになります。どちらも師匠が砂糖を摂取してしまったという点では同じです」

ミヤコ「なるほど」

アリス「一つはハナエの幻覚の甘言に乗ってしまう場合です。この場合は一つ前の選択肢に戻って幻覚の言うことを無視して心を強く持ちましょう」

ミヤコ「…もう一つは？」

アリス「ミサイルの影響で師匠が発狂した場合です。この場合、残念ですが師匠視点で出来ることはありません。ミサイルを撃つ前の先生の視点になって行動しましょう」

ミヤコ「先生視点でどうするんですか？」

アリス「今回のような事例は、先生と反アビドス過激派との接触が中途半端な場合に発生します。下手にミサイルを手加減した結果、より被害が増えたわけです」

ミヤコ「…そうだったんですね」

アリス「ですので、先生が本格的に過激派と接触してミサイルそのものを撃たせなければ今回の事は起きません！あるいは逆に一切接触しない場合でも、中毒者以外に砂糖被害が広がるようなミサイルにはならないと進言します！…まぁその場合は別のバッドエンドですが（ﾁﾗｯ）」

ミヤコ「…なんで私を見るんですか？」

アリス「…いえ、なんでも…」

ミヤコ「…もしかしてですが、そのバッドエンドを示唆するためにコユキさんではなく、私を相方に選んだんですか？」

アリス「…それでは以上、『教えて！アリスせんせー！』のコーナーでした！」

ミヤコ「…あの、答えてください。理由次第では冒頭の件も含めて私もアヤネさんのようにおこ」

ﾌﾟﾂﾝ

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（SSまとめ）