敗けキューレ

敗けキューレ


「総員、戦闘態勢に移行」


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「むぉっ、お゛♡」

「んん、ぁぁ♡」


自由を奪われ、囚われたワルキューレたちを、ヤクザたちは酒杯片手に嘲笑う。


(どうき、きらな、いぃ♡)

「ん゛ぶ、ぉ゛お゛お゛お゛お゛♡」


輪辱されるスルーズからアナルビーズが引き抜かれ、白目がちに腰を震わせ悲鳴を上げる。発声で震える喉を、きつく締まる膣を愉しむ男たちは面白そうに腰を振り、悶絶する彼女を責め立てる。元々の設計思想から、男たちを悦ばせることに長けた肉体は一向に彼らを飽きさせることなく、却ってより獣欲を高め、乱暴な凌辱を加速させていく。


「ぃ、ぎ♡ぁが、あぁあああ………♡」

(薬、が………!)


その隣で二穴責めを受けるヒルドを襲うのは、強烈な淫熱。何度も打ち込まれている薬の作用は凶悪で、追加で打ち込まれた瞬間から呼吸ですら快楽が生じてしまう。そんな状態でガンガン二穴を穿たれては、理性がぐずぐずになるような快感が否応なしに襲い掛かってくる。歯を食い縛り耐えようとすれば、その様が逆にヤクザたちを昂らせ、その淫辱を苛烈化させてしまう逆効果だ。


(イく♡また、イ………っ)

「あふぁ♡はぁ、あぁあああ♡」


膣内で射精を受け止め、オルトリンデは甘い声を響かせ絶頂を迎える。ご褒美の名目で追加の薬を打ち込まれ、乳頭や陰核への愛撫をされれば、射精中のペニスを締め付ける膣肉が更に激しく蠢き、オルトリンデ自身の頭を快楽で灼く。深イきして息も絶え絶えなオルトリンデに対し、順番待ちの男は数えきれない程おり、すぐにイったばかりの牝穴を埋め、蹂躙していく。


「ひ、ひゃ、あふぁ♡いま、は、ふぁああ♡」

「ごぎゅ、ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛♡」

「いまはや、あぁああああ♡」


輪辱の手は緩まる事なく、寧ろ激化していく。更に悪いことに、同期を切ることすらままならず、結果個々が叩き込まれる快感がリアルタイムで共有され、思考能力と気力、体力を奪っていく。ナカイきしている間にアナルで、アナルでイったかと思えば胸で、と感覚が狂わされる上、薬物による感度上昇等まですべて共有されるのだ。


彼女たちの心も、体も、着実に限界に近付いていた。


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首輪を除く束縛を外され、戦乙女たちが輪辱される。


「あ、んん♡は、ふぁ、あぁん♡」


手で男たちに奉仕しながら、オルトリンデが可愛らしく喘ぐ。


「おく、ごりごりされるの、すごいぃ♡」


白濁に塗れ、二穴を埋められ、オルトリンデが腰を振り、手を動かす。同期を通して全員が陥落したことで、ワルキューレたちは皆男を悦ばせるテクを惜しみなく活用し、その興奮を煽っていく。最早、ただ性欲をぶつける都合のいいモノとしか見られていないというのに、疲弊と投薬、淫辱で判断力を奪われた彼女たちはそれに構うことなく、ただの牝として雄を求めていく。


「は、ぎっ♡ぁが、かひゅ、んんんん♡」


首輪を力強く引かれ、ヒルドが苦しそうな嬌声を零す。息苦しさに呻きながら、同時に轟く快感に表情を蕩かし、荒々しい凌辱に歓喜を示す戦乙女は、マゾヒスティックな欲望のままに腰を揺すり、男たちを昂らせ、責めをより苛烈なものにしていく。自分たちにはまだ利用価値があると、まだ使って貰えるという判断が、この窒息が死に至るモノではないと確信させるからこそ、苦悶すらも悦楽として楽しんでいるのだ。


「ぐぶ、じゅるる♡じゅぞぞ、ごぎゅ、ん゛ん゛ん゛♡」


喉の奥まで使われるスルーズもまた、苦悶混じりの快楽を愉しんでいる。腹の奥を穿たれ、抉られながら、喉奥を抉られながら腰を震わせ、モノのように使われる現状に言いようのない悦楽を見出していく。柔肌すらも性感帯となった彼女にとって、蔑むような視線も、擦り付けられる雄の熱も、絡み付く精の感触も、全てが蕩けるような快楽を産み、引き立たせるエッセンスにしかなり得ない。



戦乙女たちは飽きられることなく、彼らの『備品』として使われ続けるのだ。

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