拓海くんキラパティに行く

拓海くんキラパティに行く

ソクオッチ

拓海「ここがスイーツで有名なキラキラパティスリー

   通称キラパティか・・・

一度来てみたかったんだよな

   ・・・もうすぐバレンタインだしその時ゆいと一緒に来る時のために色々確認しておくか・・・///」

ガチャ

いちか「いらっしゃいませ!キラキラパティスリーにようこそ!」

拓海「人がすごい

   かなり繁盛してるんだな

   それに意外と男の人が多いな」

あきら「ご注文はいかがなさいますか」

拓海「えーと・・・

んっ?アニマルスイーツいっぱいセット?

   うさぎにリス、ライオン、猫、犬にペガサス?

   ゆいが気に入りそうだな

   これ一つお願いします」


数分後

ビブリー「おまたせしました

     はい、ご注文のキラパティのアニマルスイーツいっぱいセット」

拓海「ああ、ありがとう・・・はぁっ!?」

ビブリー「何?あたしに何かよう?」

拓海「いや!?は!?なんでスリングショット着て・・・!?」

ひまり「これはですね

    数日前に神の舌で有名な芙羽はつこさんが来店してくださってアドバイスしてくれたのです」

あおい「スリングショット着て接客したらもっと店が繁盛するって言ってな!」

シエル「でも私達はパティシエ衣装があるからビブリーに着てもらったのよ」

ゆかり「最初は長老が全員に着させようとしてたわね」

あきら「ゆかりが猛反対したから・・・」


〜回想〜

長老「このスリングショットっていうのを全員で着てお店を繁盛させるジャバ!」

ゆかり「私は着ないわ

    そんな服を着て接客なんて出来ない」

長老「ジャバ!?

   で、でもキラパティがもっと有名になるために・・・」

ゆかり「・・・・・・・・・」

長老「こ、怖い顔してるジャバ・・・」

あきら「ゆかり・・・落ち着いて」

いちか「キラっとひらめいた〜!

    ビブリーに着させてあげようよ」

シエル「ビブリーに?」

いちか「私達はまだ子供だから大人のビブリーが着た方が効果あると思うんだ!」

ゆかり「そうね

    それでいきましょう」

シエル「じゃあ私ビブリーに聞いてみるわ」

※ビブリーさんはデザイン上の外見年齢は20代前半

実年齢?女性に年を聞いてはいけないぞ!

シエル「・・・・・・という事なの」

ビブリー「はあ!?だからってなんであたしがこんな服着ないといけないのよ!!」

シエル「キラパティがもっと有名になるためによ!だからお願い!」

ビブリー「だったら仕方ないわね・・・

分かったわよ」


ひまり「・・・という事があったのです」

拓海「(はつこさん!?何教えてるんですか!?)」

いちか「ビブリーがあの服を着てからお客さんがちょびっと増えました!」

ゆかり「そうね」

拓海「(それスリングショット目当てに来てるだけなんじゃないのか!?

   ・・・いや

そんな事思ってる場合じゃないな・・・

スイーツ食うか・・・)

・・・あむっ

・・・・・・うまっ!?

   なんだこれ!?このうさぎショートケーキはスポンジがふわふわしていてホイップも口の中でとろける・・・

このリスプリンはプリンがゆらゆらと揺れて・・・

このライオンアイスは冷たいアイスなのに熱い気持ちになってくる

   このキャットマカロンは・・・すごい!サクサクだ!

   このドッグチョコレートはチョコがしっとりして・・・甘くてうまい!

このペガサスパフェは・・・食べると本当に羽が生えて飛んでいきそうだ!

全てのスイーツの味が変化していて食べるのに飽きないぞ!」

数日後 2月14日

拓海「ゆい・・・これから2人でスイーツ食べに行かないか・・・?」

ゆい「ほんと!行く行く!」

キラキラパティスリーはスリングショットの影響でお客さんが増えたペコ!

そしてスリングショット目当てのお客さんがおいしいスイーツを食べてまた食べたくなってリピーターが増えたペコ!

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