抱きしめてキスする
ハンコック、いいから早く抱けよ。、
、
、
、
、
、
、
ルフィの身体を抱きしめる。
暖かくて、柔らかい。
胸の間に顔を埋もれさせると、ルフィの頭頂部が目の前にきた。
柔らかくなった髪の毛の匂いを嗅ぐと、確かに女特有の嗅ぎなれた香りがした。
腕の中で温まっている存在そのものが愛しい。
どうしようもなく好きで堪らなくて、自覚して鼓動が激しくなる。
こんなにハンコックの中で気持ちが昂ったことは無かった。
未だかつて女のことを、こうも愛をこめて抱きしめたことはあっただろうか。
「ハンコック……ちょっと……」
抱きしめられたルフィがもぞりと顔をあげてハンコックを見る。
少女の頬が鴾色に染まり、長くなったまつ毛の縁が濡れている。
抱きしめる力が強すぎて苦しかったのだろうか、とハンコックは思案したが、彼女はそんなにか弱い女達とは違う。
もしかして、恥ずかしいのだろうか。
欲情してくれているのだろうか。と思い至って嬉しくなる。
「好きよ……」
昂った感情、声色を抑えて、呟く。
短い前髪の下の、額に唇を落とす。
「ぁっ」
予想外だったのだろう、ルフィの額まで赤くなる。
堪らない。
欲情に身体が反応する。鼓動が大きくなり、息が早くなり、じわりと汗が滲む。
眦に涙も溜まり、無意識に唇に自分の舌が這う。
これから与えられる快楽を想像するだけでゾク、とハンコックの背筋が震えた。
*
ルフィが、今まで意識したことが無かったハンコックの顔がゆっくり近づく。
熱を帯びた瞳が、ルフィの顔を真っ直ぐに見ている。
頬を僅かに染め、柔らかそうな桃色の唇の隙間から赤い舌が覗く。
「なに……なんだよ……」
ルフィは今まで見たことの無い女の顔の艶かしさに当惑し、息が止まりそうになる。
「恥ずかしいから、目を閉じてほしい」
その言葉に、素直にルフィが瞼を下ろす。
淡い色の唇をそっと塞ぐ。
「んっ……」
じわりと熱い感触に脳髄が麻痺しそうになる。
唇は性感帯の一つである。
噛み付くように乱暴に唇を奪うのは、肉欲の為に快楽を犠牲にする本末転倒の行為だとハンコックは思っている。
重ねた唇の隙間から、そっと赤い舌をルフィの唇に這わせた。
「んんっ!?」
ルフィの身体に、悪寒とは逆の、熱い震えがくる。
驚いて閉じた瞼を上げると、じっとこちらを見つめるハンコックと視線が絡む。
てっきり余裕の表情をしているものだと思っていたら、予想に反してハンコックは、理性と欲情に挟まれ苛まれるように、眉を僅かに寄せて、まつ毛を震わせていた。
あっけに取られて唇を薄く開いてしまった瞬間に、目を合わせた事で理性が崩れた舌がぬるりと入り込む。
「!」
声すらも出せなかった。
いつの間にか抱きしめられた腕はルフィの後頭部に回り、顔を動かせないように固定されている。
キスをした事の無い柔らかい少女の唇を、口紅の味しか知らない大人の女の唇が大人気なく犯す。
奥に縮こまっていた舌を引き出され、絡められ、口の中の、自分の知らない所まで舌で撫でられた。
酸欠気味になり眉が寄る。
こんな口付けはもはや性交でしかない。
眦が赤くなり、涙が浮かぶ。
しばらくして、ルフィの身体がビクリと震えて身動ぎすると、やっとハンコックは我に帰り、慌てて貪っていた唇を解放した。
離れた唇同士に橋がかかり、途切れた。
「はぁっ……はぁっ……」
「……キス、してしまった……」
ハンコックは、ぞっとするような凄艶さと、滾る欲望をたたえた美しい顔で、どちらのものとも言えない唾液が垂れた自身の唇を舌で舐めた。
続
*
動物園のパンダのごとく中々交尾しなくてごべーん!!
でも🥗に限らずルハンって最初はゆっくりじっくり大事にえっちするのが似合わん?そんなことない?
他の女みたいにインスタントに抱けないという、ルフィ大好きすぎる女抱くハンコックです。