戴冠式は裸で

戴冠式は裸で



妖精歴400年。ロンディニウムでは、戴冠式が行われようとしていた。

前日の妖精達と人間達の調停式は”何事も無く執り行われ”、この日をもってブリテンには初の統一王が即位する。

その名はウーサー。救世主トネリコの魔術の弟子にして…そして、この戴冠式で王となった彼は、トネリコを王妃として迎えることにもなっていた。

つまり、この戴冠式は結婚式でもあったのだ。


(トネリコ…ようやく、ここまで来た)


ウーサーは今、戴冠式の場に立っていた。後ろに控えるのは、各氏族の代表者や人間達の代表者(いわゆる円卓)、それにトネリコ。みなが列席して座り、厳かに。新たな王が誕生するのを待っていた。

王としての宣言を求められるウーサー。彼が宣誓して王冠を頂き、この戴冠式のクライマックスとなるはずだったが──


(なっ…言葉が…でない…!?…それに、うごけな、)


突如、まるで空気が変わったかのように音が掻き消え、ウーサーは指一本動けなくなった。ざわざわと彼の後ろから列席者の声がするが、あり得ないことに"それも徐々に掻き消えていく"。きっとエクターやグリム達を含む皆、同じ目にあっているのだろう。

何が起こったのかまるでわからない。果たしてこの場にいる全員を釘付けにするなど、これは妖精の神秘でできるものなのか。そう思った彼の目の前に。


突如、ロンディニウムに似つかわしくない巨大な玉座と。それに座る、黒髪の若い人間と。その隣で彼にしなだれかかって座る銀髪の美女が現れた。


(……な、に?)




一方、玉座に座った藤丸。

彼は目の前の列席者を睥睨し、誰もが動けなくなっているのを見て、隣の水妃姿のモルガンに声をかけた。


「えーっと、…トネリコは"こっち側"でいいんだよね」

「はい♡ようこそ"ブリテン王の戴冠式へ"、我が王♡」

「歓迎ありがと、トネリコ。…でも"IF"としての過去の再現・介入って、モルガンは相変わらず凄いね。このトネリコ以外の人達も、自我があるんでしょ?」

「ええ、誰も彼も、今の状況すらわかっていないでしょうし五月蠅く囀られても迷惑なので黙ってもらっていますが、こちらのことはきちんと認識しているでしょう。もちろん、その男も。……このロンディニウムは、本来私がその男と結ばれるはずだった場所です。この戴冠式が終わればそうなる予定でした」


トネリコと藤丸、モルガンの言葉だけが響く空間。トネリコは玉座に座る藤丸に向けて歩を進め……彼の開いた脚の前に、躊躇いなく跪き。頭を地面にこすりつけ、地面にそっとキスした。つまり、土下座である。


「がっ…!?」


瞬間、その場に立っていたウーサーも、強制的にその場に跪かされた。顔を上げても口がぱくぱく動くだけで声すら出てこない。

もちろん、席に座る参列者も誰一人として動くことはできず。

ただ目の前の藤丸、救世主、水妃の喋る言葉を聞くことしかできない。


「重ね重ね、よくいらっしゃいました。あなたこそが、この新しく生まれるブリテン国の王。今日までそこにいる人間を王と祀り上げてきましたが、未来の我が夫となる貴方が来た以上それは不要。どうかこの場で戴冠し、正式な王となっていただかんことを」

「ええっと、あれウーサー君だったっけ、凄い顔してるけどいいの?俺は構わないんだけど」

「ふふ、それこそが醍醐味です、我が夫。エクターやグリム達にもいいですが、やはりとりわけウーサーには見せなくては。私が未来永劫、一体誰のモノであるのかということを…♡」


そう言って、水妃モルガンは愕然とした表情を浮かべているウーサーに向かって、嘲るような笑みを見せた。


「ふふふ…。言葉も喋れないまま聞きなさい。私はモルガン。過去に偽名のトネリコを名乗っていたヴィヴィアンの未来の姿。あなたが知る救世主が遠い未来に、辿り着くはずの姿です。……今日はこのブリテンのまことの王の戴冠式にようこそ。私がその偉大なる我が王、我が夫にどれほど忠誠を誓っているか。じっくりと見せてあげましょう…♡」

「まってください、未来のわたし。ここはまず、偉大なる王を迎える側の私がご奉仕させて頂きたいのです。どうでしょうか、我が王…我が夫♡」

「頭を上げていいよ、トネリコ。…じゃあここは二人でお願いしようかな。みんなに、二人が俺のチンポに媚びるところをたくさん見せて欲しいんだ」

「承知しました♡我が夫♡」

「ありがとうございます我が王♡」




ロンディニウムの戴冠式場に、淫靡な水音が響いていた。

服も鎧も脱いで全裸になったトネリコが、玉座に大股開きで座る藤丸の脚の間に跪いたまま、愛情をこもったフェラチオを行っているからだ。

モルガンも彼の横に侍ったまま、その場にいる全員、とりわけウーサーに見せつけるように藤丸と舌を絡め合いキス奉仕をしていた。


「んっ……ちゅっ♡、ぺろ……ちゅむ……じゅる♡ちゅうぅぅ……♡」


トネリコは睫毛を伏せて、己の唾液でテカらせた巨根に舌を這わせ、口いっぱいに頬張る。ときどき頭を前後させて口をすぼめ、じゅぽじゅぽとさらに大きな音をたてながら涎まみれでぬらぬら光る肉棒を扱いた。


「んっ、ろう…ですかっ…♡…むぅぅっ、我が王…♡」

「ああ、最高だ…玉座で救世主なんて言われてるトネリコにチンポの奉仕させるの、凄くいいよ」

「むぅ…やはり、私もリツカのチンポのお世話をします♡半分寄こしなさい、かつての私♡」

「ああっ、ズルいですよ未来の私!…もう、じゃあ私はこっちの袋を慰めさせてもらいますから、貴女はそっちをお願いしますね♡」


かの救世主トネリコが、嘘か真か未来の彼女だという美女と一人の男のチンポを求めて争うという光景を見せつけられ、誰も彼も…とりわけウーサーは信じられない面持ちになるしかなかない。

モルガンの頭を鷹揚に撫でてやる藤丸の巨根は彼女の熱くぬめる舌と唇に扱かれ、熱い息と突きこまれる喉奥の柔らかくもキツイ締め付けに、彼は自らの亀頭が蕩けそうにも感じてしまっていた。

同時にトネリコも彼の剛直の根本にある玉袋を優しく手で転がした後、顔を横にして口に含む。そうしてぐじゅぐじゅと舌で転がし始める。

銀髪美女と金髪美少女、二人の淫靡極まる奉仕によってこの世の天国を味わう藤丸も、射精欲が高まってきているのを感じ始めた。


「ん……ちゅっ♡」


そんな彼の限界を悟ってかモルガンは更に奉仕を深めていく。

舌でぬらぬらと竿を刺激しながら、唇でじゅっ♡じゅ♡と吸い付き、頬をすぼめて肉茎を扱き上げる。


「くぅぅっ……出るよ」


モルガンの本気の奉仕に限界を感じた藤丸は彼女の頭をさらに強く掴み、巨根を喉奥まで突きこんだ。


「んんっ!?むぅぅううぅっ♡んっっ!んぅぅんっ♡」


びゅるっ、びゅるるるっ!! いきなり喉奥に突きこまれた巨根にモルガンが驚きで目を見開くも、そのまま口を犯す強烈な勢いと量の粘つくザーメンに彼女は瞳を蕩けさせていく。


「じゅぷっ……んんっ……んっ♡…ごひほうはまへふ♡あーーん…♡」

「ん、ちゃんと飲み込まずに全部モルガンのお口に溜められたね、偉い偉い」

「……あの、リツカ君…いえ、我が王。私はこれからあなたに処女を捧げるのですが、あの男もここまで仮初めとはいえよく役を務めたのです。もしも我が王のお許しいただけるなら、私のファーストキスくらいは彼に捧げてもよろしいでしょうか。許さぬというなら勿論止めますが」

「えっ?…ああ、そういうことか。あはは、いいよ、"一緒にプレゼント"してあげて?」

「ありがとうございます。寛大なる思し召し、重ねて感謝致します、我が王♡……では未来の私、ください♡」


玉袋から口を離した救世主トネリコはそう言って水妃に顔を寄せ…二人で唇を合わせた。

いいや違う、二人の口で、たった今しがたモルガンが藤丸のチンポから排出された精液を口渡ししているのだ。

つまり──


「んっ、…よし。ではかつての私、あの男にせめてもの情けをあげてやりなさい♡」


口を閉じたまま裸のトネリコは笑みを浮かべて頷き、立ち上がってウーサーに近づく。


(まさか)


嫌な予感がしていたウーサーの目の前にしゃがみ込み…彼の頬に両手を添えて、躊躇いなく口付けを交わし。

そして間髪入れず、藤丸の特濃精液を流し込む。


(~~~~~~~~っっっ!!!)

「ぐちゅっ、んちゅっ、むぅっ、グチュ………はい、どうでしたかウーサー君?偉大なる我が王、リツカ君の美味しい新鮮ザーメンのお味は♡たっぷり、あじわって飲み込んでくださいね♡……あなたもここまで救世の旅、ご苦労様でした。その報酬を、私と我が王から一緒に差し上げます。十分な報いとなったでしょう?リツカ君の取れたてザーメンをその口で味わいごっくんできるなんて♡…嫉妬してしまいそう」


口の中に広がるエグみ苦みに悶絶するウーサーを嘲笑うかのように声をかけた救世主は、さらにその場で立ち上がって脚を肩幅に開いて手を股間に添えて。マンコをくぱぁと開いた。


「ついでと言ってはなんですが…今からリツカ君のモノになる私の処女と、私の裸もお見せしますね。私のこと、好きだったんでしょう?これはもうリツカ君の予約済みなのであなたには絶対触れさせませんが、見て目に焼き付けて、オカズにすることくらいは許してあげますから♡」

「ふふふ、それくらいにしておきなさい、かつての私。我が夫が貴女の処女膜を破りたくてうずうずしてるようですから。早くしないと私がこのおチンポを頂いてしまいますよ?せっかく処女でも絶頂できるよう、貴女の身体を調整しているというのに…」

「あはは、今日はまずトネリコからだよ、モルガン。それにモルガンだって自分でいれた淫紋のせいで、俺のチンポを挿れられたらよがり狂っちゃう雑魚マンコでしょ。…えーっと、ウーサー君。欲しければ後でトネリコがお尻とおマンコから精液垂れ流しながら踊る映像とかあげるから、今は俺に譲ってくれないかな?……ほら来て、トネリコ」

「はい!今そちらに、我が王♡」


嘲弄の極みを尽くした言葉も、いったいどれほどウーサーに聞こえていたか。好きだった女から、王の座を簒奪しようとしている男の精液味のキスを送られた彼は、もはや意識が遠ざかりつつあった。


「ほら、じゃあ俺はこうしてるから。トネリコ、お願い」

「かつての私、ちゃんと口上を忘れてはいけませんよ♡」

「もちろんです、未来の私♡」


全裸のトネリコは、脚を投げだして玉座に座る藤丸に近づき、玉座の座面に脚をかけて登り…彼に背中を向ける形で太ももの上に跨り、腰を浮かして巨砲のようにそびえる藤丸の極太チンポの上に処女マンコを近づけていったん静止。ここまでの奉仕ですでに興奮していたトネリコのおマンコは涎を垂れ流し、愛液が亀頭にぽたぽたと落ちていた。

もう準備は万端。あとはトネリコが腰を下ろせば、背面座位の形で挿入され彼女の何千年モノの処女はここで散らされる。

それをあくまでトネリコの意思でやるのが重要で、それにもっと重要なのはモルガンが言う通りその前の「口上」だった。


「我が王、フジマルリツカ様♡私、救世主トネリコはあなた様をこのブリテンの真の王として認め、ここに我が王の戴冠を宣言致します♡その証拠として、私はブリテン巡礼を完遂させたこの身を捧げ、それによってこのブリテンそのものを捧げる儀式と致します♡このブリテンをどう扱おうとも、例えこの国の全てのメスの権利を剥奪して性奴として我が王の家畜としても、勿論この私を慰み物としても、偉大なる王による国の安寧のためとして。この国は全てを受け入れるでしょう♡♡♡」

「よくできました、トネリコ。…それじゃ、"よし"」

「わんっっ♡♡」


救世主トネリコによる、「ブリテン丸ごとリツカ君のオモチャにします♡女は人間も妖精も好きにレイプOKです♡私の子宮ももちろんリツカ君の精液専用ゴミ箱として使ってください♡」という宣言を受けて藤丸は鷹揚に頷き、ここにIFのものとは言え、ブリテンの王となった。

そして彼の許しを得て、即座に彼のチンポに腰を下ろして処女膜を自分で破るトネリコ。

じゅぶぶ…と粘ついた水音がして、トネリコのマンコが藤丸の剛直に串刺しにされる。


「ひっぎぃぃぃいいぃんんん♡♡」


首を思い切りのけ反らして叫ぶトネリコ。続いて口をぱくぱくする。チンポを入れた瞬間に、深く深く絶頂してしまった彼女のマンコから、ちょろろろ…とか細い水音と共にお漏らしまでしまっていた。


「まったく…我が夫のチンポに挿入した瞬間に絶頂するようにしたと言ったでしょう。なんて情けない有様ですか♡」

「そう言わないであげてよ。モルガンだって、この間お尻ぶっ叩きながらおマンコをチンポでほじくりまわしたら情けない声あげて漏らしたし潮は噴くし涙も涎も垂れ流しだしで大変だったんだから。湖の妖精ってそういうことなの?」

「仕方ないでしょう、我が夫の逞しいオチンポで嬲りものにされたら、メスなら誰だってそうなってしまいます♡」

「だからトネリコも許してあげてね。…ほらトネリコ、お漏らしは許すからちゃんと奉仕して?」

「は、…はいぃっ♡」


一歩引いて玉座で笑いながら見守るモルガンと言葉を交わす藤丸がトネリコの丸く白い尻をぺしぺしと叩くと、その場に踏ん張ったトネリコが絶頂状態のままで新ブリテン王の全自動オナホの役割を果たすべく腰を上下させ始めた。腰を下ろす度に「ふぎっ♡」だの「んぐぅっ♡」だの酷い声が聞こえるところを見ると、一回ごとにイっているらしい。

だが王の命令、愛しい伴侶の命令には逆らわず…トネリコは脱処女したばかりのキツキツマンコでのチンポしごきを、気が狂いかけながらも続ける。


「んっ♡おっ♡お゛おぉっっ♡あっ♡ふぅぅっっ♡♡」

「っ、いいね、トネリコ、締りがキツくて、気持ちいいよ。モルガンと同じくらい。でもご奉仕は腰振るだけでまだ下手くそだから、ギリギリ合格点の60点にしてあげるね」

「ああっ♡こうえー、ですっ♡わがおう…りつかくんっ♡オ゛ッ♡あっ…ア゛ア゛ッ♡とねりこのしょじょ、もらってくれて、ありがとう…ございますぅっっ♡♡」


トネリコまんこを偉そうに採点する藤丸に、白銀の鎧を身に着けた救世主ではなく、ただの一匹のメスとして。彼女は奉仕する。


「うーん、段々慣れてきたね。……じゃあこれはどうかなっ…と!」

「んぎぃぃいぃいいいっっ!!♡♡♡」


トネリコの尻に藤丸の掌がまたも、今度は勢いよく振り下ろされる。容赦のない一撃だったが、トネリコにとっては痛みさえも悦楽に変換され絶頂感を加速させるスパイスでしかなかった。

はずみでぷしゃっと再び潮とも小便ともつかぬものを漏らした彼女だが、トネリコは情けないイキ顔の状態でも腰振りはやめない。


「あ゛あっっ♡しゅごっ、んぉっ♡お゛っ♡お゛っっ♡♡♡」


列席者は言葉が出せないが、例え声を出すことができても何も言えなかっただろう。この戴冠式の立役者であったはずの救世主が、全裸になり男のチンポを自ら咥えこんでよがり狂っているのだ。


「じゃ、そろそろ一回イくよ、トネリコ!」

「んぎぃぃっ♡はひっ!わがおうっっ♡わがおうっっ♡♡だしてぇっ♡ぶりてんのおうさませーえき、わらしのおまんこにいっぱいだしてぇっ♡すきぃっ♡だいすきぃっ♡♡わが…おっとっっ♡♡」」


そして藤丸が絶頂を宣言し。イキっぱなしのままのトネリコも、じゅぷっ、じゅぷっ、という洪水状態のマンコを上下させながらなんとか言葉を捻りだした。


「んほぉぉぉぉおおお~~~~っっっ!!!!♡♡♡」


ぱしんっと尻を叩いた後、藤丸がマンコの最奥を突き上げるとトネリコは再び声にならない嬌声をあげてのけぞり絶頂し……お漏らししている間もチンポで突き上げられ続け快楽に狂いかけていたトネリコが、深く深く絶頂してぶしゃーっと盛大に潮を噴いた。その潮が玉座に座る彼とモルガンに降りかかる。

同時に藤丸も──

びゅくっ、びゅるるるるっ♡♡どぷっ♡♡♡どぷっ♡♡♡……びゅるるるるっっ♡♡♡♡と大量の精液をトネリコの子宮の中に放出した。


「あぁあ……♡あぁっ……あへぇ……♡♡」

「あはは、トネリコすっごいお潮噴いちゃってもう」


ぶしっ、ぶしっと断続的に潮を噴きながら、玉座の上で大きく仰け反って舌を突き出し失神するトネリコ。その彼女のマンコにチンポを挿したまま、精液をボタボタと垂れ流しながらも藤丸はモルガンに問いかける。激しく絶頂するトネリコ。


「ふぅ……こんなもんかな。どうだったモルガン?俺、ちゃんとブリテンの王出来てたかな?」

「及第点、といったところです」

「厳しいなぁ」

「まだ仕上げが残っていますから。…そら、せっかくの"私"の破瓜の血です。お裾分けしてあげるのがいいかと♡」

「そうだね。…よいしょっと」


藤丸は日ごろのトレーニングで鍛えられた逞しい両腕で救世主トネリコの脚を掴み、彼女のマンコを肉棒で貫いたまま身体ごと持ち上げて立ち上がった。

いわゆる背面駅弁の体位で、全裸で男のチンポを挿されたままイキ顔を晒して気絶しているトネリコのこのうえなく屈辱的な格好が式典に参加した全員に晒される。

赤子がおしっこをさせられるときのような姿、無様なオナホと化したトネリコを抱えたまま、藤丸は前に歩き…跪いて茫然自失のウーサーのところまでやってきて。


「君、俺の奥さんのこと好きだったんでしょ?同じ女を好きになったよしみでわけてあげる」


藤丸はそういってトネリコを自分のチンポから引き抜き、彼女の股間をウーサーの頭の上に。

ぼたぼたっと、トネリコの破瓜の血と愛液と藤丸が出した精液のカクテルが、跪く今日戴冠式を迎えて王になるはずだった青年の頭に降り注いだ。

水妃モルガンが愉し気に嗤う。


「このブリテンの王の座も、私が妻として侍り尽くす夫も、もちろん我が夫であるリツカにのみふさわしいものですが…ウーサー、あなたもその気持ちの一端を味合わうといいでしょう♡私の処女の血や愛液を味わい、"戴冠"した気分は…ああ、もうこちらの言葉も聞こえていませんか。まったく情けないですね…♡」

「でも良かったと思うよ。まだこの戴冠式、終わってないんだから。これ以上はちょっとかわいそうでしょ?」


トネリコを抱きかかえたままモルガンの元に戻ってきた藤丸は、イキ果てた救世主を玉座に下ろし。立ったまま、座るモルガンを見据えた。


「ええ、もちろん。今度は私の番です、我が夫♡このかつて妖精國を始めたモルガン・ル・フェこそが、リツカを真の王として祀り上げてこそ、この戴冠式は完遂するのですから♡…そして、私にとっては今度こその結婚式となります♡」




列席者の方を向いて仁王立ちする藤丸の前で一度跪いて、モルガンは綺麗な土下座の姿勢をとっていた。十分な時間をとってから上半身を起こし、伸びをして藤丸のチンポにちゅっとキスする。

そしてそのまま後ろを向いて藤丸に背を向け参列者の方を向いた状態で跪き。彼に、いつの間にか水着の下が消えてトネリコより幾分か育った裸の尻とマンコを見せつけるように掲げた。


「私はリツカを王としてだけでなく、夫として認めます♡健やかなる時も、病める時もあなたの傍に♡死すらも私達を分かつことなく、最果てより楽園に至るまで♡私はリツカの妻であり、リツカは私の夫です♡心より愛しています、我が夫♡……証として、どうか私に、その逞しいオチンポを下さい、我が夫…我が王♡」


土下座・チンキスしてから四つん這いで尻を高くし、頭をマンコより下げた状態にして結婚式の誓いの言葉を述べながらのハメ乞い。

あまつさえ「私はおマンコでモノを考えるバカメスです♡どうか偉大なる王の妻として夜のお供に使ってやってください♡」と言うようにふりふりっと尻を振る水妃モルガン。

男に媚び、チンポをねだるその姿は、彼女がこれ以上なく屈服した姿であり。

本当に愛する伴侶と結ばれたことを、これ以上なく喜んでいる証だった。


「……そんなに俺のチンポが欲しいなら、たっぷり味わって。……俺も心から、愛してる。我が妻、モルガン!」

「はい♡あっ……んあぁっ♡はぁっ、あぁんっっ♡♡♡♡」


四つん這いになったまま尻を高く上げた状態で待っていたモルガンのマンコに、藤丸はビキビキと血管が見えるほど興奮し昂っていた剛直を、勢いよく挿入した。

じゅぶぶっと媚肉をかき分け沈み込む肉棒が、既に欲情しきってドロドロだったモルガンのそこを、さらに激しく犯す。


「きたぁぁっ♡我が夫のおチンポ♡すごいぃぃっ♡おチンポ気持ちいいです、我が王っっ♡♡♡」

「んっ……モルガンのマンコもすっごい気持ちいいよっ!…ほら、どう?皆に見てもらってるんだよ。俺の妻の雌犬ぶりをさっ!」

「はいっ♡わたし、モルガンはリツカのメスでっ♡皆の前で我が夫に無様にハメられるのが大好きな卑しい妻ですぅっ♡♡♡リツカのおっきなオチンポに屈服する姿をみてくだしゃいっ♡♡♡」


それは彼がウーサーや円卓たち、戴冠式に列席しているブリテンの氏族代表、それら全員の前で彼女のような最高位の存在を服従させているということを示していた。モルガンが未来の救世主だと彼らが理解しているかは問題ではなく。救世主がオナホとして扱われたのを見れば、もはやここにいる中で、藤丸こそが王なのだと嫌でも理解させられている。


「愛してるよ、モルガンっ!モルガンは未来永劫、俺の妻でっ、俺専用のオナホ妻だっ!」

「はいっ♡♡わがおっとっ♡♡りつか…りつかぁっ♡わたしはっ、ずっと、リツカのものですっ♡リツカだけが、わたしのおっとでっ♡リツカせんようのメスに、なりますっっ♡」


だがモルガンにとってその扱いはまさに望んだものであり。

いつもと変わらない奉仕の言葉を口にしながらも、かつて妖精國の全てを支配した女王としてのプライドも威厳も、何もかもを投げ捨てて。

藤丸に与えられる快楽に溺れる水妃モルガン。


「ア゛ア゛っ♡お゛っ♡お゛ぉぉっ♡い゛いっ♡りつかっ…リツカぁっ♡♡♡わがおっと、すきぃぃっ♡♡」


モルガンの下腹部に描かれた紋様がピンク色に光る。このモルガン自らがいれた淫紋があり、そしてモルガン自ら精力増強の魔術をかけた藤丸の絶倫かつ大きすぎるチンポがある限り、この夫婦は肉の交わりにおいては対等ではない。

強く偉大な男と、弱く雑魚な女。テクニックを妻で散々試して腕を磨いた強壮な夫と、弱点だらけで身体を自分以上に夫に熟知されてしまった雑魚マンコ雑魚アナルを抱えたオナホ妻でしかなかった。


「このくにもっ♡よみがえらせた、ブリテンもっ♡わたしがうまれたこともっ♡ぜんぶぜんぶ、リツカとっ、であうためにありましたっ♡あのとき"モルガン"になってよかったっ♡きゅうせいのたび、しっぱいしてよかったっ♡ウーサーとなんてけっこんしなくてよかったっっ♡♡わがおっと、リツカっ♡わたしのうんめいっ♡♡ずっとずっと、あいしていますぅう♡♡」


おマンコを差し出して逞しい肉棒でゴリゴリ膣内を削られながら、身に着けた水妃姿をウェディング衣装として。モルガンは藤丸というただ一人想う存在への愛を叫ぶ。

藤丸はそんな己の妻が快楽でろれつの回らない中で喘ぎ、嬌声混じりで口にする言葉にたまらない征服感を、ウーサーという負け雄に優越感を覚えて。


きっとそれが遠因となったのだろう、戴冠式の場にいた全員の耳に、どこかの世界の妖精國女王の鳴き声がこびりついて離れなくなったころ。


「っ……そろそろ、出そうっ……!モルガン、受け取れっ!!」

「はいっ♡たくさん♡いっぱい出してくだしゃいっ♡♡リツカのせいえき、ぜんぶわたしにくらしゃいっっ♡♡♡」


ずちゅっ!ずちゅっ!とチンポを前後させる速度を早める藤丸に対してモルガンが尻をさらに高く上げ、チンポがマンコの中をめちゃくちゃにかき混ぜて子宮口まで届くようにし──その瞬間を見計らって腰を思い切り突き出し、子宮を突き上げた瞬間。


ぶびゅるるるっっ♡♡♡♡♡どぷっ♡♡♡どぷぅっ♡♡♡どくんっ……♡♡♡♡


「んあ゛ぁぁぁあぁぁっっ♡♡♡♡♡♡」


女王モルガンは、盛大に潮を吹きながら絶頂した。そしてそれは、彼女が完全に堕ちたことを示していて。


「イクの…とまんなっ♡いぐううううぅぅっっ♡♡♡♡」

「うわっ……すごいイキっぷり……!」


びくびくっと身体全体を痙攣させ、のけぞり、舌を突き出し、連続絶頂を味わい続けるモルガン。その彼女のマンコに最後の一滴まで精液を出しつくした藤丸はチンポを抜いて。


「お゛……んぉ……♡」


身体を痙攣させ、快楽の余韻から戻ってこれずにいるモルガンは。変わらず尻だけ上げた状態でノックアウトさせられてマンコから白濁を垂れ流していた。そんな状態になってもこの場にいる全員、指一本動けない状態が続いているのはさすが神域の魔術師が下準備しただけある。


「……ふぅ。お疲れ様、モルガン、トネリコ。…ヴィヴィアン、二人。愛しい俺の湖の妖精」


藤丸は地に伏せてびくびくと痙攣するだけになったモルガンを抱きかかえて、トネリコと同じように玉座に下ろした。

自分は玉座の真ん中に座り、モルガンとトネリコの身体に手を回して胸を揉む。

この2人は自分の雌だと、目の前の全員に見せつけた。

とりわけ"彼"に。


「ウーサー君、今まで俺の妻の面倒を見てくれてありがとう。でもこの2人、もう俺の妻だからさ」


「もう二度と触らないでね?」




…それからの話は語るべくもない。

この"ブリテン"は、ずっと平和で調和がとれた国であり続け。

かつて救世主だった妖精と、かつて冬の女王だった妖精は。

偉大なる王に、ずっと可愛がられ、愛されて。幸せに暮らしましたとさ。

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