慇懃で無礼

慇懃で無礼




黒ひげ×クザン

R-18

濁点ハート汚喘ぎ

書きたいの全部書いた

ワイの性癖に配慮〜〜〜〜




 やかましい船員どもが寝静まった、夜の半ばをとうに過ぎた時間。夜明けまではまだ遠く、空は海と同じ色をしている。海賊らしい海賊も、この時間は丘の者たちと同じように静かなものだ。

「アイスキャンディーちゃん」

 同じ部屋で酒を飲んでいた、ふざけた呼び方をする男の太い指に顎を掬われる。

 浅黒い肌の、美形とは逆立ちしても言えないこの男は夜になると穏やかな目をする。

 眠らないというこの男の特異性によるものなのか、それともこの部屋を照らすランプの柔らかいオレンジの光のせいなのか。

「やめろその呼び方」

「ハニーの方が好みか?」

「ほざけ」

「つれねえな、どうだ?テメェもそろそろぐっすり寝たいだろ?」

 おれが座っている椅子の肘掛けに手を置き、顔を近づける。

 おれが睡眠が浅いことを知ってから、この男は共寝の誘いに『深い眠りに落ちる』といった言葉を使ってくるようになった。

「アンタにゃ分からないかもしれないがね、それは熟睡じゃなくて気絶って言うのよ」

 クザンはティーチの手に己の手を重ねる。そのまま手を取られ、ベッドに連れられる。



 部屋に湿った水音と荒い息が響く。

「くそッ、相変わらずデケェな……っ♡」

「いいだろ?クザンちゃんをアンアン言わせるチンポだぜ?」

「上等じゃねぇの、あ、ぁ…、おく、っ……♡」

 結腸をノックされ、喉を震わせる。何度か体を重ねたが、クザンは奥を突いてやるのが一番反応がいい。

 そろそろいいだろう。ティーチはそう決めた。

「知ってるか?クザン」

 ティーチは平素からの悪人ヅラを一層悪くして言った。

「ケツにはなァ、まだ奥があるんだよ」

「は?なにいって」

 クザンの言葉を待たず、屹立が勢いよく突き入れられる。

「ぉ゛……♡♡ほ……………ッ♡♡♡??」

 腹の奥でぐぽっ♡と音がした気がした。

 バチバチと視界が白んで、キン、と音が遠くなる。

 衝撃。

 それが痛みなのか快楽なのかクザンの脳が理解する前に、肉体は悦んで潮を吹いた。

 初めて結腸をブチ抜かれた衝撃に、肉壁はきゅうきゅうと屹立に縋りつく。処女もかくやというほど甘く震える肉壁の、さらに深くに突き入れる。

「トんでんじゃねェよ!戻ってこい!」

「ぎぃッ♡♡!?お゛っ♡お゛っ♡♡お゛ッ♡♡お゛ッッ♡♡」

 ティーチはクザンの伏せていた体を起こし、ベッドに膝立ちにさせたまま後ろから突き入れる。

「あぁっ♡!やめ、おぐ、おくらめ゛ぇッ♡♡!」

「イイの間違いだろうが、結腸ブチ抜かれて潮吹いて悦びやがって!」

 ティーチの手が、クザンの不随意に震える腹を無遠慮に押す。何が結腸を犯しているのか解らせるように、過敏になった腸壁を外からも嬲る。

「あ゛あ゛あぁッ♡♡!?ん゛ぎッ♡ぉ゛っ、はら、おすんじゃねぇッ♡」

 クザンは自分を串刺しにして揺さぶる男の手を剥がそうとするが、弓形に背を逸らして絶頂するさなかでは、暴虐を働く手にしがみつく他なかった。

「ほぉ゛ッ、いっへ♡、いってる、ってぇ♡♡、う゛ぁ゛ぁッ♡♡」

「ん?ゼハハハ!おいクザン、見ろよこれ」

 ティーチは面白いものを見つけたとばかりに笑いながら、のけぞるように上を向いていたクザンの顔を掴み下に向けさせる。

「へ、ぇ?」

 クザンは自分の腹、平坦なはずの下腹が、ちょうどティーチによって開かれた結腸のあたりがぼこりと飛び出ているのを目の当たりにする。

「あ…?うそ、だろ………♡ ?」

「ゼハハハハ!いくらおれのがデケェからってこうなるとはなぁ?」

 動揺しているクザンをよそにティーチは再び腰を使いだす。

「まっ、や゛めッ!ーーーーーッ♡♡!!あ゛あ゛あ゛ぁぁッ♡♡」

 顔を固定されていたせいで、クザンはぐぽぐぽと結腸をブチ抜かれるたびに自らの下腹が膨らむのをまじまじと見てしまった。

 結腸を使われる絶望的な快楽と、ぼこりと膨らむ自分の腹という視覚からの情報も相まって、クザンの脳には死の文字が浮かぶ。

「や゛、めっ♡!じぬッ♡しんじまッ♡♡」

「人間はこの程度じゃ死なねェよ!」

 クザンは逃げ出そうと体をひねるが、それを押さえ込むように更に深く腰を沈められる。

「ぉ゛♡……ほぉ゛…………ッ♡う゛っ……♡はっ♡は、うぅ………ッ、はへ、へ♡♡」

 深々と突き入れられたまま動かない杭に、過敏になった肉壁が擦り寄って勝手にメスイキを繰り返す。

「ゼハハハ、メスイキしっぱなしだなァ?奥がそんなに気持ちいいか?」

 ビクッ♡ビクッ♡とメスイキに震える腹を押すと、ナカがぎゅうッ♡と締まる。

 ティーチはきゅうきゅうとした締め付けを楽しむように、結腸に嵌りぼこりと飛び出た下腹を撫でる。

「ぉ゛っ♡ぉ゛っ♡♡〜〜〜〜ッ♡♡きもちい♡♡、も、おかしくなる゛ッ♡♡」

 クザンはへこ♡へこ♡と腰を揺らし、抵抗するように首を振る。

「ぐっ……!おい、そろそろ出すぞ、トブんじゃねェぞ!」

 ティーチはクザンの腰を掴みなおし、ガツガツと突き上げる。

「んお゛おぉぉッ♡♡!?ぎいッ♡♡、〜〜〜ッ!イけっ♡、イけッ♡イっちまえッ♡♡!あ゛ぁ゛あぁぁッ♡♡!」

 屹立がビクッ!と震え、一層深いところに精液が注ぎ込まれる。精液を塗り込むように腰を揺らして、ずるりと引き抜かれる。

「ぁ…ぁ……♡」

 ベッドに仰向けに寝かされたクザンの半分萎えた性器からは、勢いのない精液がとろとろと吐き出されている。

 脱力した体は不規則にビクビクと震え、か細い声が漏れる。イキまくったせいでバカになった神経がぱちぱちと快楽を幻視して、絶頂の波が引きそうにない。

「おい、何終わった気でいやがる?」

 呼吸が落ち着かないままに、ぐいと脚を開かされる。柔らかくない股関節が痛むが、そんなことを気にしている場合ではない。

「はあっ?ちょ、ちょまって……今日はこれで勘弁してちょうだいよ」

「ああ゛?ぶっ飛ぶまでヤルってテメェも言っただろうが」

 そんな激しいヤツを所望した覚えはないが、ティーチの言った熟睡に対して、気絶だと訂正を加えた時点でクザンの逃げ場はなかった。

 少しでもマシな方向へと持っていく方策を探し、目を泳がせる。

「………口で勘弁してくれない?」




 さっき射精したばかりで半勃ちの状態だが、並の女も男も逃げ出すようなデカさのチンコが目の前に突き出される。これの相手をしてきた女の子に同情の念が湧いてくる。

 自分で口ですると言った手前、逃げ出す訳にはいかない。

 クザンはティーチの精液にまみれた幹に舌を這わす。青臭く形容し難い味の粘ついた精液を舐め取り、どうにか飲み込む。

「ぐ…、ん゛ぇぇ……、さいっっあくだよホントさぁ……」

 綺麗に舐め取り、べえ、と精液を飲み込んだあとの舌を出す。精液なんて舐めるモンじゃないし、飲むモンでもない。

 綺麗になった尿道の割れた先をチロチロと舐め、そのままゆっくりと飲み込んでいく。舌と頬を使い、咥えきれない部分は手で奉仕する。

 じゅぽ♡、じゅぷ♡、と湿った音が響く。

「んむ、はぁ、でかいんだよお前さんの……♡」

「ありがとよ」

 クザンのぼやきを鼻で笑う。余裕綽々といった様子のティーチを上目で睨みながら、凶悪な屹立を再び咥える。

 口が塞がっているため鼻で息をする。濃い雄の臭いが肺を満たすようで、クラクラする。

 感覚が鋭敏な舌は、エラの張りやビキビキと浮く血管をつぶさに感じ取る。先程まで散々腹の奥を犯していたものに、食むものを探してきゅうきゅうとうねる。

 ティーチはクザンの癖の強い髪を撫で、耳や首を時折くすぐる。

 その優しげな手つきがクザンの頭を掴み、勢いよく喉奥へと突き入れる。

「ふぅーーっ、ふーーーっ♡、んぶッ!?ごっ、ーーーッ!ーーーーッッ♡!」

 歯を立てないように大きく開いていたせいで、阻む術のなかった口内は、喉奥まで入り込むことを許してしまった。

「ゼハハハ、やっぱ喉は締まりが違うな」

「ふごッ、ーーーッ!んぶぅ、ふぅ゛…♡、ごほっ♡」

 無理やり頭を前後に動かされ、喉の奥まで使って奉仕させられる。下生えに鼻先が埋まるまで押し込まれ、呼吸すら怪しくなる。

 どうにか逃げ出そうとするも、肉体の力の差は歴然である。クザンの抵抗虚しく強制的な奉仕は続けられた。

 ぐぽっ♡、がぽっ♡、と音が鳴るほどに激しい口虐の末に、喉奥に粘ついた精液がぶちまけられる。喉を塞がれて射精されたクザンはビクッ、ビクッと痙攣するように体を震わせる。

 萎えた陰茎がずるりと引き抜かれても開きっぱなしの口からは、飲み込みきれなかった精液と唾液がぼたぼたと垂れる。

「ゼハハハ!なんだァ?クザン、テメェ勃ってんじゃねェか!」

「はぁーッ♡、はぁーっ、ぁ、は、はッ……♡、も……、触んな……」

「わがままだな、チンコがダメならこっちでイカせてやるよ」

 ティーチはぴん♡と立ち色が濃くなった乳首を指で押しつぶす。

「バカ言ってんじゃないよ、もう終わりだって、うぁっ」

 繊細さとは真逆の太い指が巧みにクザンを責め立てる。

 ティーチの手によってすっかり開発されてしまった乳首は、限界を訴えるクザンの意志に反して与えられるままに快楽を拾ってしまう。

 乳首を吸われ、舐められ、甘噛みされる。ピリピリと弱い電流を流されているようで、否応なく高められる。

「うぁ、ひいっ♡んッ……!ふっ、ぁ♡、あぁッ♡ちくび、かむなっ♡♡」

「相変わらず乳首も弱ェなァ?」

「ひ♡、やめ、ほんとうにやめろって、あ♡、あ♡、くっ、ひぃッ♡♡、〜〜〜〜〜ッ♡♡」

 散々イかされ、高められた体がその責めに耐えられるはずもなく、クザンは乳首をいじられ、あっという間に甘イキしてしまった。

「ゼハハハ!可愛いなァ、アイスキャンディーちゃん♡」

「〜ッ!ティーチ、テメェいい加減にしろっ!」

 ティーチを押し返そうとするも、その腕を力の入らない体をうつ伏せにされ、全身をぺたりとシーツに押しつけられる。

 抵抗の間もなく、ティーチの屹立がすっかり溶けきったナカを再び犯す。

「ちょ、まっ、お゛おぉぉッ♡♡!も、むりだってぇ……♡くそぜつりんやろうッ♡♡、ぃ゛ッ♡♡らめ、ほんとに、ら゛めっ………♡」

 クザンはいやいやと首を振る。脚がピン♡と伸び、シーツを掴む手も官能に痺れて、力が入らない。

 あまりに過ぎた快楽に怯え、弱々しく慈悲を乞う声に、昼間の落ち着いた男の声の影はどこにもない。

「だからこうやって寝かせてやってるんだろ?」

「ちがう゛ぅ♡♡体位じゃ、なくて♡、イキすぎて、だめなんだってぇ♡」

「そうか、ぶっ飛べそうでよかったじゃねェか」

 ティーチは笑いながら、ぱちゅ♡ぱちゅ♡と腫れた前立腺に狙いを定めて腰を落とす。

 上から押さえつけられた状態では逃げる事もできず、ピン♡と伸びきった脚では踏ん張ることもできない。

 クザンは快楽から逃げる事も逃すこともできず、ベッドに押さえつけられたままぷしゃ♡ぷしゃ♡と潮を吹いた。

「ふーッ♡ふーッ♡ふぅ〜〜ッ♡ほ、ぉ゛…………♡♡お゛ぉ゛……♡」

 赤く充血した乳首も、吐き出すものも無くなった陰茎もシーツに擦れ、同時に与えられるいくつもの快楽に翻弄される。

(にげられないっ♡イキすぎて頭おかしくなるッ♡♡本当に死ぬっ♡♡)

「………ッ♡♡お゛……………♡♡ぉ゛♡、〜〜〜ッ♡♡♡〜〜〜〜〜♡♡♡」

 声も出せないほどに深く長く続く絶頂に、視界が明るいんだか暗いんだかも分からない。

 深く落ちていくような感覚の中で、クザンの意識が途切れた。




 意識が覚醒した瞬間、目を覚ましたことをひどく後悔した。

 全身がギシギシいうしケツの違和感がクソほどある。ケツとクソで最悪か?なにが熟睡だ寝起きが悪すぎる。

 窓から見える空は、既に陽が高く昇っている。(セックスによる疲労を勘定に入れなければ)自分がだいぶ寝ていたのだと知る。

 ティーチの姿はない。いつものことだ。眠らない男は共寝もしない。

 整えられたベッドから降りようと立ち上がるとガクリと床に落ちる。

「は?」

 何が起きたのか分からず、とりあえず辺りを見渡す。怪しいものは特にない。次に自分を見ていくと、左足の義足が消えているのが目に入った。

「〜〜〜ッ、最悪だ……」

 今までは気を失おうが氷の義足を保てなくなることなどなかった。それほど、氷の義足は体に馴染んだものだった。

 だというのに、このザマはなんだ。いくらアイツが能力者殺しの能力だからって、たかだかセックスで……。

「あー、やめだやめだ」

 ティーチが部屋に隠してる酒を勝手に頂いていこう。おれとアイツとの関係を考えるのはそれからにしよう。

 そう決めて、他の家具の後ろに隠れた棚の一番奥にある引き出しを開けた。


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