想い燃えて
想いの独白彼を知ったのは、任務をこなしていた時だった。
あの時、貴方を見た瞬間、永久のような人生の中で
凍りついた心が暖かく、そして同時に、とても熱く燃え盛った。
貴方を知りたい。貴方といたい。
……この気持ちは、何?
この心の炎の源を知りたくて、私は学んだ。
想いを。感情を。いろんなことを学んだ。
そして気づいた。この炎の根源。
私を突き動かしたもの。
それはとてもシンプルな答えだった。
恋。
それが答え。
私はそれを否定しそうになった。
下らない。と。
でも、否定出来なかった。
否定したら、後悔しそうだったから。
私は決めた。
この炎に身を焦そう。
あの人に愛を捧げようと。
待っててね。名も知らぬ愛しき人。
今日はクリスマス。
あの人に想いを告げよう。