悪性と善性の試験 

悪性と善性の試験 


 それは、ある日の事だ。その日は、いつも通りの日常。

朝に起きていつもの朝食、昼はいつもの勉強、その後はいつも道理の昼食

夜もいつも道理の晩御飯。少し違うとすれば、今日は呪霊の数が、多かったらしい。

そして、眠る..........数分後、私は異常を感じた。

 瞳を開けるとそこには、荒れ果てた沼地のような、はたまた森のような所だった。

これだけでも異常だ、だがしかし、風景には目も暮れさせないと言うかのように、

巨大な百足とその近くに佇む男、そのさらに後ろの森の中に潜む何かだった。

 そして、男はまず、こう発した「私は、藤原秀郷の意識体だ。

ま、簡単に言うと君たちのご先祖様だ。」

 私は戸惑いながらもこう言った

愛宕「ご、ご先祖様が、な、なぜここに?」

藤原「私が大百足の試験官だからさ」

愛宕「し、試験管?何の?」

藤原「大百足の」

そのような会話をしている途中に何者かの「我を無視するな!」

と言う声が頭に響いた。荒々しかったその声の正体は、

藤原「ああ~紹介するよ、今からする試験の目的である大百足だ」

そう、言う男の先には、私の視覚の大半を占めている巨大な百足だった。

大百足「そう、我が名は『大百足』だ!」

私は混乱した、我が家の歴史で必ず出てくる生物の一体、龍さえもおびえる。

伝説の生物、『大百足』なのだから。

その数十分後試験は始まった。

その前の説明では、

この巨大な空間は相伝の生得領域で有り、檻でも有る事。

藤原さんは、一定以上の話はできず機械でいうプログラムだと言う事。

森に潜んでいるのは神虫である事。

神虫はこの試験では関係は無いとの事。

試験では質問に素直に答える事。

その質問の数は20個これは何年かにまた行うかもしれないとの事。

毎回質問は違うとの事。

試験を終えた後

藤原「さて、これにて試験終了!」

愛宕「ふ~やっと終わった」

藤原「さて、愛宕さんが使える技能は、『羽蝨』です」

大百足「な、藤原我は、100%OKしたぞ。」

藤原「大百足、100%は子供には重すぎますよ」

大百足「だが、身体・呪力強化だけとは…」

愛宕「あ、あのー試験はどうなったんですか?」

藤原「まあ、概ね大百足の一部の力を使えるね」

愛宕「それが、『羽蝨』ですか。?」

藤原「うん、まあそうだね。」

愛宕「ヘ~そうなんですね。」

藤原「あ、そろそろ時間だね」

と、藤原さんが言うと視界が歪んで行き

藤原「あ、あと気を付けてほしいんだけど。

   『新月の夜』に『呪霊』を『引き連れ』ちゃうから『今日』気おつけてね~」

その時私の瞳に一線の光がよぎる。だが、すぐ順応し、目を覚ます。

あれは夢なのか。いや、あの夢はちゃんと頭に残っている。

つまり、現実だ。

  最後の言葉  新月の夜=『夜』『呪霊』引き連れ=『襲ってくる』『今日』

つまり、『今日』の『夜』に『呪霊』が『襲ってくる』から『気を付けて』

私は夢や最後の言葉を、みんなに伝えたその日の夜

使用人1「お嬢様の言ったとうりになってしまったな」

呪術師1「これ結構ヤベーな」

呪術師2「一様、1級の応援が何人か来るらしいが」

呪言師1「هناك درجة خاصة مختلطة مع الشبح(呪霊の中に特級が混ざっているな)」

呪言師2「マグロシャケフグトビウオ(結構ヤバそうだな)」

数十分後

1級呪術師「くそ!、数が多すぎる!」呪霊を切り裂きながら

呪術師2「あと1級何人ですか!」1級呪術師に問いかける

呪言師2「『吹き飛べ』タラ、サメアジフグ(くそ、2級が軒並み居やがる)」

使用人2「きゃああああああああああああ!」逃げながら叫びながら

使用人3「お嬢様!早く!こちらへ!」愛宕を導きながら

護衛1「う、うわわわああああああああああああああ!」化け物に襲われ

護衛2「な、なんなんだ!この化け物はぁ!」切り裂かれ

護衛3「こ、こいつ恐らく、特きゅ」潰され

化け物「グルヴォアアアアアアアアアアアアアア!」雄叫び

ベテラン護衛「過度な攻撃をするな、受け流せ!、受け流すんだァ!」

護衛4「うわあああああ!」噛みつかれ

使用人4「いやあああああああ!」泣き叫び

愛宕(あれ?、これってもしかして私のせい?)

そんなことを思った後からも、悲鳴、泣き叫ぶ声、崩れ落ちる音、化け物の雄叫び

このどれかしか聞こえない。

 そして、数分後、確信した。全て『私』のせいだと言う事に。

その時いつの間にか呟いていたんだ『羽蝨』っと。

刹那、私は落ちていた剣をもって走り出していた。

ただ、普通に走り出していたのでは無く

異常な速度で走り出していたのだ。

愛宕(いつもより体が軽い、みんな動きが遅い)

瞬く間に、ほとんどの呪霊は、切り裂かれて行き。

 目指すは『化け物』の元だった。


後日、何者かに準特級呪霊は、祓われていたとの事だ。

そして、切り刻まれた呪霊が発見されたとの事だった。



※全て私の妄想です。文才は無いのでおかしかったらすみません。

時期 

・ 5歳~6歳の頃

・ 大百足の力の強まる新月の夜前後

・ 生得領域の存在を知った日

・ 大百足の力を使えるようになった日

・ 子供で、まだ悪夢を見ず不眠症では無い

・ まだ、男装もしてない









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