悪の双華は蕩けて散る
「く……っ、このような不覚を取るとは……!」
「ボク達を捕らえてどうする気だっ!」
都内某所にある高級マンションの一室。
多人数が横になれるであろう大きなベッドの上に、二人の美女が縛られ拘束されている。
白装束の美女……雅緋と軍服じみた衣装の美女……忌夢は、彼女らを見下ろす二人の男女を睨みつけている。
「うふふ♥二人がここを突き止めてくるなんて……予定より早く事が済んじゃうわね」
「この二人が前に言ってた、現選抜メンバーの?」
「ええ♥蛇女の選抜メンバー筆頭の雅緋ちゃんと、その幼馴染で側近の忌夢ちゃんよ」
彼女らが捜していた元「秘立蛇女子学園」所属、現在は抜け忍である春花が、傍らに立つ青年にしなだれかかりながら二人を紹介する。
「立香さんのために誘うつもりだったけれど、手間が省けたわ。それじゃあ、ゲームをしましょ♥」
「ゲームだと?」
「ええ♥ルールは簡単、これから20分間、私のご主人様……立香さん相手にご奉仕勝負して貰うわ」
「ご、ご奉仕っ!?」
二人はその意味することを察して顔を赤くする。
女忍者たるもの、その手の性的な技は学んではいるが生身の男相手に実践する機会は今まで来ていない。
「立香さんに二人でご奉仕して、20分で満足させる事が出来たら解放してあげましょう。出来るかしら?」
「20分……20分か」
「み、雅緋はこんな事する必要ないっ!ボクだけでも、一回出させちゃえば……っ」
「自信あるんだ?それじゃあ、お願いしようか」
そう言って二人の前で立香が服を脱いでゆく。
ズボンと下着を取り去ると、二人の目の前にそれが曝け出された。
「っ!?は、な………っ」
「え、っ!?うそ、なにこの大きさ……っ」
大きくそそり立った立香の肉棒は、訓練に使われた張型のサイズを軽く超える長さと太さを持っていた。
更に、彼の身体から放たれる雄の匂いが二人の本能を刺激してゆく。
「こ、こんなの……っ♥」
「い、忌夢、やはり二人がかりで挑まなければ……っ♥これは、勝てないかもしれない……っ♥」
身体が火照り始めるのを感じながら、二人は自然に顔を寄せて行き───
「「ん、ちゅぅ……っ♥」」
逞しい肉竿に、二人で同時に唇の純潔を捧げて奉仕を始めるのであった。
***
雅緋と忌夢による藤丸立香への奉仕が始まり、10分が経過する。
拙いながらも共に竿に口付け、舌を這わせて刺激して悦ばせた。
そして春花からのアドバイスにより、拘束を解かれた二人は豊満な乳房を使って肉棒を包み奉仕していた。
「これで、これでどうだぁ……っ♥」
「ボクと雅緋のおっぱいで、早く、イっちゃえ……っ♥」
「うわっ、これは凄い………っ♡二人のおっぱいとてもいいよ……っ」
気持ち良さげに唸る立香の姿に、昂りを覚えながら二人はスパートをかける。
乳肉を擦り合わせて四方から刺激し、先端を舐め上げて射精を促してゆく。
「出すよ……っ、二人とも受け止めてっ!」
「出せっ♥出してくれっ♥」
「精液出して満足しちゃえ……っ♥」
四つの乳房に包まれた肉棒から大量の精液が噴き出した。
どろりとした白濁で身体を穢されながら、二人はゾクゾクとした被虐感を覚えてしまう。
「う、ぁあ……っ♥」
「はぁ……っ♥こ、これでボクたちの勝ちで───」
「あら、何言ってるの?ご主人様はまだ───満足していないわよ♥♥」
その言葉に彼の様子を見れば、その肉棒はまだ衰えることを知らずそそり立ったまま。
いや、更にその威容を増しているかのように見える。
「ば、馬鹿な……っ♥男は一度したらすぐには出せないと……っ♥」
「立香さんをそこらの雄モドキと一緒にしちゃだめよ♥さあ、あと10分しかないけれどどうするのかしら?」
うっとりとした貌で立香を讃える春花と、肉棒から目が離せなくなっている雅緋。
その二人を見て、意を決して忌夢が自身の装束を脱ぎ誘う。
「あ、後はボクが相手をするからっ!これ以上雅緋には手を出さないで……っ」
奉仕しただけで秘所からは愛液が零れ、身体は火照っているという状態ながらも気丈に振舞おうとする。
それを聞くと愉しげな表情を見せて立香はベッドへと横になる。
「それじゃあ忌夢さんから動いて、満足させて貰おうかな?」
「っ、わ、かった……っ」
立香に跨り、猛々しい肉棒を自身の秘所に宛がう忌夢。
そのまま挿入しようとするが、不慣れゆえに何度か膣口周辺を擦り上げさせる形となってしまう。
嬌声を上げながらもようやく正しい位置へと導くと、ぞくりと身体が震えて蜜が奥から溢れ出した。
「ほら、雅緋ちゃん?忌夢ちゃんが貴女の目の前でご主人様に初めてを捧げるわよ♥」
「あ、あぁっ、忌夢……っ♥」
「み、雅緋、ボクが頑張るから……っ♥」
そう言うと、ゆっくりと腰を下ろしていく……つもりであったが。
「んひゅぅぅっ!?♥♥」
亀頭が膣口を広げ入りきった瞬間、大きな快感が走り脚の力が一瞬抜けてしまう。
そうなれば当然、彼女の身体は重力に引かれ、一気に落ちる。
「か───っんぎゅぅぅぅううぅぅううぅうっ!?♥♥」
純潔の証を一気に貫かれ、奥まで達した肉槍の一撃に、痛みと同時に未経験の快感が走る。
処女であったというのに、立香の魔性の肉棒に貫かれた膣は快感を覚え始めていた。
「は、はひ……っ♥っぅ、ぐ……っ♥」
「大丈夫?動けるかな?」
「ひぁっ♥♥そ、そこさわるなぁっ♥」
息を整えようとしているところで尻を撫でられ、乳房を揉みしだかれる。
その手付きは巧みで、火照った体に快感を沁み込ませられて行く。
「う、うごくから……っ♥ひぃっ♥♥ぁああっ♥♥」
再度脚に力を入れ腰を上下させてゆくと、カリ高の肉棒が膣襞の様々な個所を擦り刺激してくる。
ぞくぞくと快感が背筋を走り、思ったように力が入らなくなってゆく。
「ご主人様♥忌夢ちゃんのナカはどうかしら?」
「凄く締まりがいいね……っ、押し返そうと頑張ってるみたいな感触が気持ちいいよ」
「くぅうぅぅっ♥♥」
具合を評されながら爆乳を揉みしだかれ、屈辱感に震えながらもそれが快感に変わっていくのを自覚してしまう。
膣は徐々にほぐれ、立香の肉棒に合わせて徐々に広げられていくようだ。
「ま、まんぞくっ♥させなきゃ……っぁああ゛っ♥なんでっ、きもちよくなっちゃうんだぁっ♥♥」
「ん、ここが良いのかな?」
「っひぃいい゛っ♥うごかないでぇっ♥♥」
下から立香が突き上げて反応の良かった個所を抉ると、忌夢は思わず目の前の男にしがみ付いて懇願してしまう。
豊かな乳房が胸板に押し付けられ、彼の興奮が更に煽られる結果となる。
「うまく動けないなら、こっちからいくよ?」
「っ、ぐぅぅ……っ♥わ、かったっ♥まんぞくするまでボクのことおかしていいから……っ♥」
「じゃあ、そおれっ!」
「お゛おほぉおぉぉっ!?♥♥」
横に転がって上下を入れ替えると、そのまま覆い被さりながら立香が腰を打ち付けていく。
天井部と最奥を何度も抉られて、胸を鷲掴みにされ揉み捏ねられ、快感を叩き込まれる。
「ぎもぢっ♥ぎもぢいいっ♥♥おかしくなるっ♥♥」
「忌夢さんも俺のものにならない?たっぷり気持ち良くしてあげるよ」
「ひい゛っ♥そんなっ♥そんなの……っんむぅぅっ!?♥♥」
唇を奪われ、舌をねじ込まれる。
少し前までであれば入って来た舌を噛み切っていただろうが、快感に溺れた忌夢は自ら舌を伸ばし絡めてしまう。
「ん゛むぅぅ……っ♥れろ、じゅぅぅっ♥♥」
「んれろ、はぁ……っ♡そろそろ出すよ、受け止めて」
「っひぃいぃ♥♥だされ、そめられるっ♥このちんちんにそめられるぅっ♥♥」
脚を腰に絡め、自ら受け入れる態勢を整えながら助けを求めるかのように雅緋を見る忌夢。
その表情は蕩け切り、同性愛の気が無い雅緋もぞくりとするような淫らな表情だった。
「出る、っ!」
「あ゛ぁあぁぁああっ♥♥いっぐぅうぅうぅぅぅぅっ♥♥」
大量の精液が忌夢の子宮に注がれ、同時に彼女も激しい絶頂を迎える。
熱く濃厚な精が胎を満たす感触は彼女の全てを塗り替えてゆく。
「あづ、あづいぃ♥♥おとこのおちんぽ、せーえき、すごいぃ♥♥」
「最後まで出すからね……っ」
「お゛ほぉおぉぉっ♥♥」
ぐりぐりと子宮口を責められながら注がれて、乙女としての断末魔の叫びを上げる。
その後に残るのは、雌へと堕ちた一人の女。
「あ゛ひ……っ♥ボクは……っ♥ごしゅじんさまのものになるぅ……っ♥」
***
「ふぅ、それじゃあ……雅緋さんの番だね」
「ひっ♥♥」
忌夢へと精を注ぎこんだところで20分が経ち、ゲームの勝敗は決した。
秘所から抜かれた肉棒は未だ衰えず、全く満足していない。
「さ、最初から私達を逃がす気など無かったんだな……っ♥」
「当然よ♥そもそも立香さんのおちんぽ様に勝てる女なんていないもの♥♥」
近寄って来る立香から逃げる事も出来ず、雅緋はその身を震わせる。
その下着は愛蜜に濡れ最早本来の用途を成していない。
「こんなに期待しちゃって……♥ご主人様、早く可愛がってあげましょう♥」
「うん、忌夢さんと同じように気持ち良くしてあげる」
「ま、待ってくれ、心の準備が……っぁ♥」
下着をずらされ肉棒の先端を宛がわれると、雅緋の膣口が亀頭に吸い付く。
まるで犯される事への期待に震えるかのようだ。
「私達と同じ……立香さんのお嫁さんになりましょうね♥」
「よっ!?私のような可愛げのない女を嫁に───っんぎゅぅぅぅっ!?♥♥」
「はぁ……っ♡雅緋さんのおまんこもぎゅうぎゅう締め付けて来るね……!」
立香の肉棒が雅緋へ挿入されてゆく。
処女を奪われながらも、期待に愛蜜を溢れさせた乙女の秘所は快感を覚えてしまう。
「可愛げが無いなんて言うけど、こうしてあげると可愛い声が出るね?」
「ひぃっ♥♥いひゅぅうっ♥ち、乳首つまむな……っおぉお゛っ♥♥」
コリコリと桜色の乳首を弄り回しながら、奥まで突き入れ密着する。
下がりつつあった子宮を押し込まれ雅緋の身体は軽い絶頂へ押し上げられた。
「あ、会ったばかりのくせにかわいいなどと、お゛ぉっ♥♥」
「これからたっぷり雅緋さんの事を教えて欲しいな……れろ、ぢゅぅっ」
「ひぃいっ♥♥お、犯しながら口説くなどぉっ♥♥」
豊かな胸の頂に口付けながら突き上げ、弱所を的確に抉りながら雅緋を責めてゆく。
立香が与える激しい快楽に身体が屈し、普段の凛々しい姿は何処にも見られない。
「あ゛っ♥あ゛ぁあぁぁああっ♥♥また、ぁあっ♥♥」
「俺のものになって、俺の子を産んで欲しいな、雅緋」
「い゛っ♥あ゛ぁひっ♥♥」
耳元で名前を囁かれながら奥を穿られ、思わずしがみ付く。
「な……っ♥なるっ♥♥おまえの、りつかのものにぃっ♥よめに……っひぃいぃっ♥♥」
そうしてとうとう、彼の物となる事を誓う。
恍惚と共に彼女の心が安堵に満たされてゆく気がした。
「ありがとう、幸せにしてあげるからね。んむっ」
「ん゛んんっ♥♥んむぅうぅぅ♥♥」
「うふふ、熱烈なキスねぇ♥羨ましいわ♥♥」
口付けを交わしながら四肢を絡め立香へと抱き着く。
子宮も彼の精を受け入れるべく吸い付き、膣襞が奥へ奥へと導いてゆく。
「ふぅ、むっ♡らす、よっ」
「ぢゅぅぅっ♥きへっ♥♥きへくれぇぇ♥♥」
悦びに溺れながら子種を求め、絡み付く。
そしてついに───
「あ゛ぁあぁぁああっ♥♥きた、ぁあぁああっ♥♥いく、いきゅぅぅぅうぅうっ♥♥」
雅緋の中へ立香の精が放たれ、彼女は今までの人生で最高の絶頂を迎えた。
多量の精液が子宮を満たし、新たな妻に子を宿させるべく進軍してゆく。
「は、ぁひ───っ♥」
多幸感に心を満たされ緩み切った貌を晒す彼女の様は、今までに無い色気を生み出していた。
***
「んむっ♥じゅるぅ♥♥れろぉっ♥♥」
「あむ♥えろぉっ♥♥はぁぅ……っ♥」
ベッドに腰掛けた立香の前に跪き、競うように肉棒を舐める雅緋と忌夢。
数時間前までは考えられないような姿で男に奉仕する彼女らの姿は、淫らでかつ幸せそうであった。
「はぁ……っ♥流石ねぇ、ご主人様♥この二人を完全に堕としちゃったわ♥♥」
「協力してくれてありがとう、春花。これからよろしくね……雅緋、忌夢」
「「はいっ♥ご主人様……っ♥♥」」