将棋2
化身「そうだ、人間将棋に出るんだからさ、勇者に変身してみたら」
卑劣な策に屈してしまった対局の日から数日後、東郷はとある公園にいた。
この日は人間将棋、つまり人が駒の役目を果たす将棋が行われる予定だったため、物々しくも立派な戦装束に身を包んだ人たちがひしめいていた。
そんな中、勝手な着衣を許されないために全裸でボテ腹を晒していた東郷にとって、運営の男の提案はありがたいものだった。
「・・・・・・ありがとうございます」
男の言葉を訝しみながらも、東郷は勇者システムを起動し、勇者に変身した。
「きゃああああ!!」
勇者に変身した東郷は膝まで髪が伸び、ピッチリした勇者装束に身を包まれる・・・・・・はずだった。
しかし髪が伸び、髪飾りこそ着いたものの、東郷は変身前と変わらず裸を晒していた。
「やったぜ、中立神様々だな」
男はそう言うと無遠慮に東郷の肢体を視姦する。
「いやぁぁ!!見ないで!!」
勇者という国防のための気高い姿。その姿で辱められるという事実が東郷により恥辱を与えた。
「さっきと変わんねぇだろ。ほら、足開いて、両手上げろよ」
男たちが筆と塗料のようなものが入った缶を手に近付いてくる。
「ほら、塗ってやるから早くしろ」
「は、はい・・・・・・」
逆らえない東郷は、大人しく身体を開いた。男たちはニヤニヤと笑みを浮かべ、東郷の身体に筆を走らせ始めた。
「あっ……ふ、ふう……んんっ」
東郷は必死に声を押し殺す。しかし、それでも声を抑えることはできなかった。
「声我慢しなくていいよー。でも身体は動かさないでねー」
男たちは青や白の塗料を身体に塗りたくる。塗られたところには、冷たい塗料の感触が伝わってくる。
「んっ、くすぐったい……!」
東郷は身をよじらせる。男たちはそれを楽しむかのように秘所や乳首をくすぐり、身体を塗り込んでいく。
「はい、できた」
東郷は全裸に勇者装束そっくりの模様を書き込まれた。
元々身体にピッタリと張り付くようなデザインの服だが、乳首や割れ目まで浮き出るようなものではないし、何も着ていない状態のため、スースーして落ち着かない。
「あぁ、そうだ。これも着けなきゃ」
「んあぁっ!!」
そう言うと男たちは東郷の両穴にバイブを入れ、乳首にはローターを取り付けた。
「それじゃあ今日の人間将棋頑張ってね。塗料は水でも取れちゃうから、我慢しないと素っ裸になっちゃうよ」
男たちは東郷を揶揄うと立ち去っていった。
東郷はフラフラと立ち上がり、股間を庇うように内股で会場へと歩いていった。
そして人間将棋が始まった。
東郷は飛車の役割を与えられた。縦横無尽に動く駒ということもあり、東郷は大きな将棋盤の上を縦横無尽に走らされる。
「はぁはぁ、んっ、あぁっ!!」
走るたびにバイブが食い込み、愛液が太腿を伝う。すでに秘所と一部の太腿のペイントは少しずつ落ちてきていた。
「はぁはぁ、あうぅ!?」
対戦相手の手番でもバイブとローターの振動は止まらない。膣と尻穴に捩じ込まれたバイブが、乳首を挟む二つのローターが東郷の身体を苛み続ける。
そして、ついにその時が来た。
「はぁはぁ、んんっ!!あぁ、いやぁ!!イグッ!!いっぢゃぅ!!」
普段の清楚な様子からは想像できないほどはしたなく、汚い声を出した東郷は盤面の上で絶頂した。
秘所から勢いよく潮を吹き、乳首からは母乳を吹き出した。
秘所からの愛液と乳首からの母乳によって、ますますペイントが落ちていく。今日一番の絶頂に東郷は身体を痙攣させ、その場にへたり込んだ。
「あ、ああ……」
しかし、対局は無情にも進んでいく。東郷がへたり込んでいようがお構いなしに、飛車の東郷には移動の指示が与えられ、盤面を走らされる。
母乳を噴き出す度にボテ腹が徐々に小さく凹んでいくのは、皮肉にも東郷が駒の役割を全うする上でプラスだった。
汗をかき、潮を吹いて、母乳まで噴出した東郷の身体はほとんどペイントが剥がれて全裸に近い状態だった。
棋士の指示に従い、相手の駒役を討ち取るたびに胸や尻を触られる。
「はぁ、はぁ、あああっ!!だめぇ!!」
東郷の身体は敏感に反応してしまう。そんな状態で東郷は何度もイカされ、身体は体液まみれのベトベトになっていた。
東郷は度重なる快感に疲弊しきっていたが、それでも駒として走り続けなけ、遂に敵陣へと踏み込んだ。
敵陣に入り、動いた駒は成ることができるが、人間将棋にもそれは適用される。
敵陣に入り、竜の駒になった東郷は盤面に上がって来た男たちに囲まれた。開始前にボディペイントを塗ってきた男たちだ。
「あーあ。東郷さんほとんど裸じゃん、せっかく塗ったのに」
「・・・・・・あなたたちが、こんなの、着けるから」
息も絶え絶えの東郷が男たちに口答えする。
汗や汁で汚れてその身体を、男たちは指先で拭い、舐め始めた。
「んっ、ひぃんっ!!」
東郷は身体をビクビクと震わせる。
「へぇー、そんなこと言っちゃうんだ。せっかく成り上がったからもう一回塗ってあげようと思ったのに」
男の一人はそう言うと、ローターを外し、乳首を吸い上げ始めた。
「ひっ、いやぁ!!やめて!お願いだからやめてぇ!!」
東郷は涙を流しながら懇願するが、男たちは東郷の乳首を貪り続けた。
東郷は身体をよじり、逃げようとするが、手足を押さえつけられ、どうすることもできない。
「やめて……やめて、お願い。出ちゃう、おっぱい出ちゃう」
東郷は痙攣すると、母乳を噴き出した。男は乳首を舌で嬲り、甘噛みしながら母乳を吸う。
「あぁっ、だめっ!!またイクッ!!」
東郷は身体を仰け反らせ、再び母乳を噴いた。男の喉仏が上下し、ごくりと音を立てる。
「ふぅ、美味しいよ東郷さんのミルク」
「ううっ、ひどい」
「それで、どうするの?ペイント、塗ってほしい?」
男が東郷の胸に指を沈めながら聞く。
「あんっ・・・・・・!! 要らない・・・・・・そんなの要らない」
「ほんとに要らないの? 東郷さんは裸で走り回りたい変態だったんだ」
「そんなっ。ちがっ、私変態なんかじゃっ!!」
「じゃあ言えるよね。ボディペイント、塗ってくださいって」
「そ、それはっ」
「ほら、早く言わないと終わらないよ」
そう言って男は東郷のバイブを外し、膣内をくちゃくちゃとかき混ぜる。
「ほら、早く言えよ」
「くっ、うぅっ・・・・・・」
(いやっ、そんな変態みたいなこと言いたくない・・・・・・)
東郷は歯を食いしばり、葛藤していた。ボディペイントを塗らなければ全裸のまま、対局が終わるまで将棋盤の上を走り続けなければならない。
(ペイントを塗ってもらった方がマシ・・・・・・なのかしら)
イキすぎて回らなくなった頭で、東郷はより変態的な選択をしてしまった。
「・・・・・・ってください、私の身体を塗ってください」
そう言って東郷は万歳するかのように両腕を上げて組み、ガニ股に足を開いた。
汗でテラテラと光る腋と愛液の滴る秘所が晒される、無様なポーズだった。
「お望み通り塗ってやるよ、変態勇者さん」
男たちは東郷を嘲ると、まずは身体中の体液を舐め取り始めた。
「んっ、あぁ!」
東郷はビクビク震えるが、抵抗する様子はない。男たちの舌の動きに合わせて、東郷は艶かしく腰を揺らす。
東郷の身体は、たちまち男たちの唾液によってコーティングされていった。
「それじゃあ、塗る前に拭くからな」
そう言って男は東郷の身体をタオルで拭き始めた。東郷はそれにさえ快感を感じて震えていた。
「それじゃあ塗っていくぜ」
男たちは東郷の身体に筆を走らせる。東郷の身体がたちまち対局が始まる前の、勇者装束を真似た模様に塗られていく。
「んっ、あぁっ!んひぃっ!!」
男たちはわざと乳首やクリトリス、臍、腋などを筆で撫で、東郷に快感を与えて楽しんだ。
男たちの手つきに翻弄されながら、東郷は遂に全身を対局前の模様に塗られた。
「はいっ、お終い。さっきよりは流れにくいペンキだからちょっとは安心してね。あぁ、そうそう。成った記念にお土産だっ」
「んはぁぁ!!んぎぃっ!!」
そう言うと男はさっきよりも太くて長いバイブを東郷の両穴に差し込んだ。バイブはメリメリと東郷の膣と腸をこじ開け、東郷はそれに恍惚としていた。
「仕上げにローターだ。さっきよりも強いやつだから、頑張ってね」
「あぁっ!もうだめぇ!!またっ!!」
東郷は男の声など聞こえていなかった。より強くなったローターとバイブの刺激に既に気をやりそうになっている。
「あっ、イクッ、イッちゃう!!」
快感に身体を捩り、艶かしく胸や腰を揺らす東郷は潮を吹き、母乳を噴出していた。
そんな東郷の様子などお構いなしに、東郷に指示が出される。
快感に打ち震えながら、ふらふらと指示された盤目まで歩いていく。すれ違った盤目にいる駒役の男たちは、東郷にいやらしい視線を向け、時に胸や尻を触った。
「あんっ、だめっ、むねっ、揉まないでっ!!」
「へっ、こんなデケェ乳ぶら下げてるくせに何言ってんだよ」
東郷の周囲では、他の駒役たちがペイントでコーティングされた東郷の裸体を写真に収めていた。
「こいつは、あとで高く売れるぞ」
「まあ、東郷さんのエロボディなら当然だけど」
「おっ、勇者様が俺たちのところに来るみたいだよ」
「ほら、ちゃんとサービスしろよ」
口々に勝手なことを言う男たちに煽られながら、東郷はなんとか盤目にたどり着いた。
「はぁはぁ、んっ!あぁっ!」
東郷は何度も絶頂しているが、ペイントはまだ落ちる様子はない。青と白で彩られた肌が艶かしく、テラテラと体液で光っている。
それからさらに対局が進み、相手の手番で東郷が座り込んでいる時だった。快感に悶えている東郷に一人の男が近づいてくる。対局相手の角、今は成って馬役の男だった。どうやら東郷は知らず知らずのうちに馬の動きの延長上に進まされていたらしい。
近づいて来た男は東郷の身体を持ち上げると、M字に開脚させて股を広げた。
「いやぁぁぁぁ!!」
東郷は顔を真っ赤にして暴れるが、男の力は強かった。
「おいおい、そんな恥ずかしがることないじゃないか」
男はニヤリと笑うと、バイブを抜き取り、東郷の秘所に指を突っ込んで中を引っ掻き回した。
「んあぁっ!」
突然の強烈な刺激に東郷は身体を大きく仰け反らせる。しかし、男は容赦なく東郷の膣内を責め続ける。
「あぁっ、だめぇ、そこは・・・・・・あぁっ!!」
東郷はビクビク震えながらも、腰を振って快楽を求めていた。
「いいねぇ、それじゃあ竜・・・・・・いや、変態勇者様を討ち取るか」
そう言うと、男は東郷の秘所に肉棒を突き立て、勢いよく貫いた。
「あぁぁっ!!」
東郷は身体を弓なりに逸らせ、絶叫を上げた。
「はははっ!勇者もこうなっちゃ形無しだなぁ!!」
男は東郷の身体を揺すり、突き上げ、そして引き抜く。その度に東郷の身体は痙攣し、秘所から潮を吹き、胸から母乳を噴き出した。
「あぁっ!あひっ、ああぁぁっ!!」
東郷は涙を流しながら喘ぎ声を上げ続けた。
「あぁっ、もう許してぇ!!あぁっ!!許してくださいぃぃ!!」
「あ?なんだって?」
「あぁぁっ!!」
男は東郷を激しく突くと、東郷は一際大きく仰け反った。同時に膣から愛液と尿を漏らし、絶頂を迎えたことを告げた。
「あぁ、はぁはぁ・・・・・・」
東郷はぐったりと脱力するが、男は容赦なく腰を打ちつけ、東郷の膣を抉り続けた。
「あひぃ!?ダメぇ!!なんでぇぇ!!」
「なんでって?まだ俺は出してねぇんだよ!!」
「あぁっ!あぁぁっ!!」
東郷は狂ったように叫び、身体を震わせる。
「出すぞっ!しっかり受け止めろよぉ!」
そう叫ぶと、男は東郷の中に大量の精を放った。
「あぁぁ!!熱いぃぃ!!!」
ドクンドクンと脈打つ感覚に、東郷は悶え、身体をヒクヒクと痙攣させる。
射精された子宮は早くも男の精を卵で迎える。東郷が今日の試練でイッて出した母乳の分、凹んだ腹を帳消しにするかのように腹が膨らんでいく。
「いやぁ、あぁぁ・・・・・・」
東郷は呆然としながら、自身の腹部を見つめる。
「おめでとう、勇者様」
男は東郷の耳元で囁くと、東郷の乳首を強く摘み上げた。
「あぁぁっ!!」
東郷は身体を跳ねさせ、軽く達する。
「今日は頑張ってあんなに母乳出したのに、残念だったな」
男は満足げに笑みを浮かべると、ゆっくりと東郷の中から肉棒を引き抜いた。栓を失った東郷の秘裂からはどろりと白濁液が流れ出し、盤目の床を汚す。
「あー、スッキリした。それじゃあ勇者さん、駒台に行けよ」
東郷を散々に犯して満足して男は、東郷を盤目から押し退ける。
「うっ・・・・・・あぁ」
未だに絶頂の余韻に浸っている東郷は、まともに動けず、されるがままに身体を動かすことしかできない。
「ほら、さっさと歩けよ」
「んあっ!」
男は東郷に尻を蹴飛ばし、東郷は痛みに喘いだ。
東郷は秘裂からボトボトと精液を垂れ流し、将棋盤の上を歩いた。
打たれた駒である東郷は、実際の将棋で持ち駒を置く、駒台に当たるスペースに行かなければならない。
すでに対局は相当進んでいて、東郷側の棋士はかなり追い詰められているらしく、駒台には多種多様な駒役の男たちが勢揃いしていた。
全員が全裸にボディペイントで精液を垂らすという淫靡な恰好の東郷を獣欲に滾った視線で見つめている。
「んぅ・・・・・・」
そんな男たちの視線に晒され、東郷は恥ずかしさと悔しさに顔を赤らめる。
しかし、東郷は足を進めることしかできない。
一歩進むたびに秘所から溢れる精液が糸を引く。
羞恥心に耐えながら歩く東郷の耳に、東郷を嘲る声が届く。
『勇者もこうなっちゃ形無しだなぁ!!』
「っ!」
東郷はその言葉を聞き、悔しそうに唇を噛む。
(私は勇者なのに・・・)
自分の無力さを噛み締め、東郷は歩みを進めた。
そして、ついに東郷は駒台へと辿り着いた。男たちは乱暴に東郷の腕を掴み、取り囲んだ。
「あぁ、やめてぇ!!」
東郷は必死に抵抗するが、男の力には敵わない。
男たちは東郷の抵抗など意に介さず、東郷の身体中にいきり勃った肉棒を押し付ける。
「ひぃ!?」
ある男は手で握らされ、無理矢理手を動かす。ある男は長く伸びた美しい黒髪に巻き付け、髪ごと肉棒を擦る。胸、腹、太腿、男たちはこぞって東郷の全身に肉棒を擦り付けた。
「あぁぁ・・・・・・いやぁ」
顔にも押し付けられ、鼻腔をつく雄臭さが脳髄を刺激する。
そして遂に―――
「あぁぁぁっ!!」
東郷に擦り付けられた肉棒が次々と射精し、飛び出した精液が東郷の顔や身体を白く染めた。美しい顔は白濁で汚され、一部が口に入った。長い髪は数人の男たちによる髪コキによって精液でベトベトに汚された。
「ゲホっゲホっ・・・あぁ」
口内の精液に咽せる東郷に、二人の男たちが近づく。
「まだこれからだぜ」
そう言うと、一人の男が東郷の顎を持ち上げる。
「んぐっ!?」
東郷は苦しそうな表情を浮かべるが、男は構わず東郷の口に自らの肉棒を突っ込んだ。
「んぶっ!んぶぅ!」
東郷は男の腰を叩き、何とか離れようとするが、男は更に強く東郷の頭を掴む。
「おぉ、いいぞ・・・・・・もっと喉の奥まで入れろよ」
東郷の後頭部を掴んだまま、男は東郷の頭を前後に動かした。
「おっ、おおっ」
苦悶の声を上げる東郷などお構いなしにイマラチオに移行する男。また、一人の男が東郷の腰を持ち上げ、秘裂に肉棒をねじ込んだ。
「んぶぅううう!!?」
突然襲ってきた衝撃に目を見開き、くぐもった悲鳴を上げながらも、東郷は秘裂を貫く快感にビクビクと身体を痙攣させる。
「おぉ、締まる・・・」
膣壁のうねりを感じ、男は小さく呟いた。
そしてそのまま東郷を揺さぶり始める。
「んっ、んんっ!」
東郷はくぐもった声をあげながら男の動きに合わせて前後に身体を揺らしていた。男たちは前へ後ろへとそれぞれ東郷の顔と腰を掴み、揺さぶっていた。
粘着質な水音と、卑猥な肉をぶつけ合う音だけが響く。
「うぉっ、出すぞ!!」
東郷を犯す男が叫ぶと同時に、大量の精液を吐き出した。
「んぶっ!!?」
東郷は口内に広がる精液を受け止めきれず、口から零れてしまう。だが、男は東郷の口を塞ぎ、精液を無理やり飲ませた。
「んんんんんんんんんん!!!!!」
あまりの量の多さに窒息してしまいそうになるが、男は手を離さない。
ゴキュッという音が鳴り、ようやく解放される。しかし、息を整える暇もなく膣に挿入している男がより激しく腰を打ち付けてくる。
「んっ、あっ……だめぇ……もう許して……」
東郷は涙を流しながら懇願するが聞き入れられるはずもない。むしろその涙すら興奮を煽るスパイスにしかならないのだ。
東郷を犯している男はさらに速度を上げて抽送を繰り返す。
「んあぁっ!激しっ!もふ、やめへ・・・・・・」
東郷は呂律の回らない口調で訴えるが、もちろんそんなことで止まるわけがない。
「そろそろイクぞ。全部受け止めるんだ」
そう言って男がいよいよラストスパートをかける。
「んああぁぁぁぁぁぁっ!!」
東郷が絶頂を迎えるのと同時に、男が東郷の子宮めがけて精を吐き出した。「あぁ、熱いぃ……」
ドクンドクンと脈打つ肉棒から放たれた白濁の奔流を、東郷は全て注ぎ込まれた。
「はぁ、はぁ、はぁ」
荒い呼吸を繰り返しながらぐったりとする東郷。身体中を男たちの精液まみれにし、秘部からどろりと流れ落ちる白い粘液は床に大きな染みを作っていた。
しかし、陵辱はまだ終わらない。男たちが次々と東郷に手を伸ばし、乱暴に裸体を弄ぶ。
「いやっ、もうやめて!やめてください・・・・・・」
涙ながらの懇願も男たちを興奮させるスパイスにしかならず、東郷は駒台で待機していた男たち全員に精を注がれ、ボテ腹をますます大きくした。
その後も東郷は大活躍だった。駒台の男たちに犯された後は全身を精液でコーティングされたまま、再び盤面に立ち、縦横無尽に盤面を走らされた。
棋士たちは示し合わせたかのように東郷を盤面に出しては打ち取らせ、お互いの駒台に送り合った。
打ち取られるたびに犯され、駒台に上がれば男たちに輪姦される。それを繰り返された東郷は、既に疲労困憊だった。
「はぁはぁ、もぅ、いやぁ」
全身を色々な体液で彩られた東郷が座り込む。しかし、長かった対局もついに終わり、東郷も遂に解放される・・・・・・かに思えた。
「まだ終わってねぇぞ!」
一人の男が東郷の髪を掴んで無理やり立たせると、東郷の秘裂に肉棒を突き刺した。
「ひゃあん!?」
いきなりの挿入に東郷が悲鳴をあげる。
「ほら、歩け」
男は東郷の尻を叩いて急かす。
「うぅ……」
東郷は言われるままに歩き出した。
向かわされる先には性欲を持て余した男たちが何人も舌舐めずりしている。
「やめて・・・・・・もうやめてください。お願いです」
貫かれたままの東郷が哀れっぽく懇願するが、その声すら艶かしく男たちには逆効果だった。
欲望剥き出しの男達が我先にと群がってくる。
「嫌、来ないで・・・・・・」
弱々しく首を振る東郷だったが、男達は止まらなかった。
蟻に群がられる砂糖菓子のように、東郷は男たちに身体を弄ばれ、性欲のままに一晩中犯され続けた。
チリチリと小鳥の鳴き声が聞こえる早朝の公園、爽やかな朝の空気が流れる一角に、その空気に似つかわしくない者が放置されていた。
「むぐっ、んんっ!!んん〜!!」
それは、ベンチの上で左右の手首と足首を結ばれて拘束され、バイブの突き立てられた秘裂と尻穴を剥き出しにしている東郷だった。
人間将棋が終わった後、会場の公園で犯され尽くした東郷は男たちによって、無様な姿のまま放置された。
「んんっ!んんんんっ!!!」
東郷は激しく身を捩って抵抗を試みるも、拘束はビクともしない。
東郷の拘束されているベンチに、同じ年頃の少女駆けて来る。ランニングでもしているのだろうか。東郷はボールギャグで塞がれた口で必死に助けを求める。
「んんっ!んんっ!!」
しかし少女はその訴えを無視して、穢らわしいものを見るかのような目で東郷を見ると走り去っていった。
(そんな……このままじゃ、私)
東郷は絶望に打ち拉がれるが、東郷の今の姿は穢らわしいの一言だった。
度重なる噴乳や潮吹き、失禁によって乳首や秘所だけが露わになったボディペイント姿は全裸より恥ずかしい。そして男たちに出された精液が身体中をベッタリと汚し、手入れを欠かさない艶やかな黒髪も精液と尿の悪臭を放ち、カピカピに固まっていた。
ボディペイントの上からは淫乱勇者や変態巫女といった油性のマジックによる卑猥な落書きがされ、ベンチとその下の地面は、他ならぬ東郷の漏らした尿で濡れていた。
四国を守る気高い勇者でも、神樹様の意志を介する高貴な巫女でもない、男を欲情させ、女に軽蔑される無様な肉便器。それが今の東郷だった。
その日は、通学路を穢れたままの恰好で歩き、学校に着く前から自宅に戻る直前まで、場所を選ばずに輪姦される東郷の姿が町中で目撃された。