心象領域：逢魔々時

天竺アオイの心象領域。耳をつんざく程大きな踏切警報音が永遠と鳴り響き、真っ赤な空が見下ろす世界。

その周りは沢山の信号機で囲まれており、敵が線路の上から逃げ出すのを許さない。

刻一刻と近づいてくる電車の音、命の終わりの瞬間を震えながら待つだけとなる

夕暮れ→日が落ち、一日の終わり(夜)を連想する、まぶたの裏の暗闇

踏切、信号機→進む者を止める道具

命の終わりを見つめた果てに、アオイが辿り着いた心情を表した風景

集合的無意識の先で、親友の行く末を案じながら見守っている