腑肺(ふはい)

腑肺(ふはい)

Altar ego→紫藤親子

『・・・・・・ぁ た い す , ぁ が か な お』

『ぃ り ぉお か , ぃい た っ さ く』

 二級呪霊

 カタツムリのように壁や天井、地面をはい回り、術式で腐らせた物だけを微量ずつ摂取して移動しているだけのほとんど害はない呪霊。無機物のみが術式対象であるため、生物に対する直接的な損害は発生させたことがない。実際は陀艮と同様呪胎である。


 術式:腐食(スカベンジャー)

 腐ったものを食べると何らかの形で自己補完がなされる。欠損がない状態で摂取するとその分がロスなくストックされ、何らかの欠損が発生した場合に消費される。腐っているなら自らをも食う。生存本能から、半径5mほどの無機物をゆっくり腐らせる拡張術式を有する。爛物創操とシナジーがあり、爛物創操の呪力リンクで自動回復する。爛物創操の使い手の方は、腐食で腐ったものを食べると呪力の回復または肉体の補完がなされる。



特級呪霊:腑肺

『腑肺は腑肺。名前がある』

『ごちそう、まだ?』

 呪胎としての姿を捨て、本来の姿と変容した術式を獲得した姿。

https://picrew.me/share?cd=ZkWgoqAyZA

容姿:眼帯についた白い瞳孔のようなものは普通の目と同様に動く。表皮は見た目上人間とほぼ同じ質感に見えるが、触ってみると中身がグズグズに腐った果物のような感触をしている。それでも、触れただけで崩れることはない模様。顔や手の一部が常に腐ったように見える。

性格:様々なことに対して鈍重。精神的には非常に安定しているが、言葉遣いが幼いことが度々ある。

性自認:♀(肉体的にもその特徴が強い)

出身:腐った物への嫌悪

幸福:ごちそう(現状では炬の呪力およびその呪力・術式で腐ったもの)

得意:発酵食品作り(なぜできるのかは不明だが非常においしい)

苦手:新鮮な食品

趣味:散歩

好物:腐った物

嫌物:新鮮なもの

特記事項:2級呪霊相当の呪胎であった腑肺だが、炬によって実害がないとして見逃されてから付きまとうようになった。それ以降炬から僅かに漏れ出る呪力を摂取し続けた結果、呪力が炬のものと同等に変質し、高専結界をすり抜けるに至る。術式までそちらに引っ張られ、呪胎としての姿を自ら取り去ったことで得た知能をフル回転させた結果、なぜか炬を「父親」、常に炬と一緒にいるカザリを自分の「姉」だと思うようになる。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

<精神構造>


アライメント:中立にして混沌

  精神的南北問題:北も南も向かない

 愛:している

【『各種ステータス』】

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

<呪術ステータス>

*項目   *基準     *各種数値


呪力之才(宿儺を1000)= 量:800 特性:侵食する呪力(炬と同じ特性)  感情:  

呪術之才(宿儺を1000)= 出:875  範囲:1000  効率:900

      天与呪縛*なし 

     

呪術基礎能力(宿儺15)= 学:   才能:  練度: 

学練成果(MAX100)= 術:80  結界術:75  身体強化:90

           極の番 :習得 領域:習得  反転:未習得

    黒閃 0回


  身体戦闘(MAX100)= 手:   足: 胴:

戦闘能力(MAX100)= 攻撃:   移動: 回避:   防御:

距離の比率については   (近接攻撃 :中距離攻撃:遠距離攻撃:ノーレンジ)

            =  : : :

最大加害範囲(MAX100)=100

    持久力(MAX100)=65

巻き込みリスク(MAX100)=85

    属性割合(MAX100)= 打撃:90 特殊:80(腐食) 切断:0 

              貫通:0 圧力:0  爆発:80



主に使用する戦闘スタイル:術式を交えた肉弾戦。術式による呪力リンクを利用して強制的に対象の肉体を腐敗させる戦法も頻繁に用いる。


特記事項:なし


生得術式:爛物創操

呪霊でありながら炬と全く同様の術式を有する特異な存在。呪霊であるため強力な術式反転「天人五衰」を使用することはできないが、ほかの技術において炬以上の精密性と「汚役」によって使役可能な呪霊の幅が広がっている。


 技術

 腐物操:意思を持たない物体に呪力を流し込んで腐らせ、操る基礎技術。消滅に近づくほど内在呪力量が増す。

 穢爆:消滅寸前の物体に強制的に呪力を流し込むことでキャパを一気に超えさせ、爆発させることで、広範囲に自身の呪力を伝染させる。

 汚役:階級換算で1級以下の呪霊の脳の特定部位を腐らせることで、脳が完全に腐るまでの間、術者が望む行動を強制させることができる。脳を腐らせているので、無論呪霊は最終的に祓われることになる。

 腐爛:拡張術式。自身に術式を通した呪力を流し込むことで身体を腐らせ、呪力総量を強制的に底上げする。腐食の性質が残っているのを逆手にとって、腐った部位を残しつつ自らを持続的に吸収し続けることで、自分の体が腐りきることを防いでいる。

 

 立ち枯れ:拡張術式。樹木状に自身の呪力を成形して出力し、成長させる。つまり「根をはらせる」ことで、呪力の拡散範囲を目に見えない場所で広げる。この木は術者の操作から外れ、根の範囲内にある無機物および有機物を腐らせることで得た呪力で成長を続けるので、巻き込みリスクは非常に高いが、単独でなら一度使うだけでほぼ無限の呪力供給元&トラップ(時間経過で広がるうえに地表からはほとんど見えない)になるため出し得。


生得領域:三界欲溢(さんかいよくいつ)

弥勒菩薩の掌印として知られる思惟手。

 掌印:思惟手

 領域内にはこれまで腑肺が摂取してきたあらゆる無機物が存在しており、腑肺はこれを戦闘中に摂取することで回復することができる。術式の必中化により領域にとらわれた瞬間から相手に呪力リンクが結ばれるため、実質的な必殺必中領域となっている。


極の番:腐れヶ原(あざれがはら)

 半径10m以上の円周上に呪力を散布し、範囲内のあらゆる物体を術式効果によるキャパオーバーによって即座に破裂させる。実際の攻撃範囲は破裂した物体がまき散らした腑肺の呪力の飛距離である。


追加事項:なし





Report Page