ふたなりフゥリちゃんはオオヒメ様に搾られる
ベリーメロンフゥリは自分の置かれている状況に目をぐるぐると回していた。
ちょっとした実家への反抗のつもりで、旅商人から買ってしまった薬。疲れによく効くと言われて買ってみたのはよかったが、飲んでみれば次の日には驚くべき口径が浮かんでいる。
「な、何でこんなのが……」
股間に違和感を感じてショーツを退かせばそこに鎮座するのは男の逸物。
少女であるフゥリに生えているはずのないそれに思わず触れてみたが、ブヨブヨとした生暖かい感触とビクビクとした震え、そして触られる感覚も含めて間違いなく本物らしい。
男の裸を見たことがあるわけではないが、知識としてある程度は知っていた。
(どうしよう……)
神楽を舞う御巫にこんなものがついているなんて知られたらとんでもないことになる。
何より今の症状が意味不明過ぎてフゥリは泣きそうになってきた。
時間経過で治るとしても、これを知られるわけにはいかない。今日は体調不良といって隠れていよう。
そう結論付けた彼女だったが
「おや、フゥリ……どうしましたか?」
そんな声をかけてきたのは彼女達、御巫が奉るオオヒメの御巫。依り代を得て外を出歩くようになった彼女が、よりによってこんなタイミングでフゥリと出くわしてしまったのだ。
○✕△
「ひうっ……お、オオヒメさまっ……それはっ……」
「こういうものはよく観察しなければ……もしや痛いのですか?」
「いえ……そういうわけじゃ……ひうっ♡」
オオヒメの指がフゥリに生えた肉の棒を撫でていく。
神ゆえに世俗を知らず、好奇心に溢れるオオヒメにとって女体に男性の象徴が生えているのはとても興味がそそられることだろう。
流されるままに見せて欲しい、触らせて欲しい、助けさせて欲しいと言われてしまえばフゥリはもう断れなかった。
「ブヨブヨだったのにガチガチに……ここは……」
「んん、んぅっ……♡」
しなやかで美しいオオヒメの指が醜い肉の棒に触れれば、フゥリは知らない感覚に振り回されそうになる。
どちらも男に対して無知であるがゆえに、与える快楽も感じる快楽も凶悪だった。
「そんな、ところっ……撫でられたらっ……ああっっ……♡」
カリ首を指先で刺激されながら、裏筋をツーッとなぞる。
その後は硬くなったそれを扱かれてしまき、フゥリは堪えきれなかった。
オオヒメの顔面に飛ぶように精液が飛び、ベットリとした粘液が美しい手を汚す。
「フムフム……栗の花の匂いがしますね?味は……うーん、お饅頭の方が美味しいです」
それをオオヒメは物怖じ気もせずにクンクンと嗅ぎ、あろうことか指についたそれを舐め取ってしまう。
同性から見ても淫ら過ぎる光景は、今のフゥリには目に毒だった。
「一度萎んだはずですが、また硬くなってますね?」
「そ、それは……」
半泣きになるフゥリだが、オオヒメは彼女の身体が落ち着くまで触診をやめないようだ。
母性的にフゥリを抱き寄せてしまうとその手で再び肉の棒を扱いていく。先程と違うのは、空いた手でフゥリの身体をまさぐり始めたことだった。
「んんぅっ……あっ……アラヒメ、さまっ……やっ……♡」
着物を脱がされて、下着もずらされる。
男のモノこそ生えているがそこは少女らしい膨らみの乳房があった。それを優しくオオヒメは揉みしだきながら、肉棒への愛撫も続けるのだ。
「ニニとハレが前にこういうことをしてましたので……気持ちいいですか?」
あの二人ナニやってるの!?とフゥリは突然のカミングアウトにカルチャーショックを受けたが、甘い刺激にすぐにそれどころじゃなくなった。
女の部分と後付けの男のモノを同時に責められて、さっき以上の快感がフゥリを襲っている。
途中から胸への責めが止んだと思えば、今度は肉棒の下にある秘所に指が挿し込まれた。
「ひうっ♡」
シコシコと肉棒を扱かれながら、クチュクチュと淫ら水音を立てて秘所まで責められる。
オオヒメの無知さとは裏腹にその責めはあまりにも的確で気持ちが良く、同時に強すぎるそれにフゥリは恐怖すら感じてしまった。
「ふあっ……やあっ……んぅぅっっっ♡」
そのまま再び射精と絶頂が重なって、フゥリは華奢な身体を激しく震わせた。
噴き出した精液は布団を汚し、愛液でとろとろになった秘所にも垂れていく。
「大丈夫ですか、フゥリ……?」
流石のオオヒメも心配そうに眺めてきたが、フゥリは二重になった快感に頭が焼かれそうなほどボーッとしてしまっている。
厄介なことに肉棒はまだまだ硬さを残していた。
「むむ……まだ硬いですね?それでは次はこちらを使ってみましょうか」
ボーッとするフゥリの目の前で、オオヒメは自らの衣装も脱ぎ捨てていく。
尊いはずの裸体が晒されていることにハッとなるフゥリだが、オオヒメは無邪気にもそのまま抱きついてきた。
フゥリの肉棒にオオヒメの秘所が触れたのを感じて、慌てて止めようとするももう遅い。
「ひうっっっっ♡」
ズプリとフゥリの肉棒がオオヒメのナカに飲み込まれていってしまう。
処女を喪うより先に童貞を卒業するなんて……と思わず考えたが、快楽は現実逃避も許してくれない。
「んっ……大丈夫ですよ、フゥリ♡すべて委ねてください♡」
優しく微笑んでくるオオヒメ。その姿は正しく慈母神としての微笑みで、彼女はフゥリを癒してくれているのだろう。
もはやフゥリにとっては気持ち良すぎて頭がおかしくなりそうだったが。
「ふあっ……んんぅ……これ、あたま溶けそうでっ……ひうっ♡」
「んんっ……あっ……これが、人の交わりなんですね……♡」
無邪気な少女のようにオオヒメは腰を揺らしていく。
慈母神のような微笑みでありながら、無邪気な好奇心につられて快楽を貪る姿はとても他に見せられない。
フゥリはあまりに強い快楽に振り回されてやがてそのまま射精してしまった。陰唇からも愛液は滲みっぱなしで絶頂まで重なってしまっている。
「はぁっ……はぁ……オオヒメ様……」
「んぅっ……熱いのが出て来ましたね……でもまだこんなに硬い……♡」
オオヒメのナカに収められたフゥリのモノは未だに愚直に勃起している。
フゥリは何かを悟ったがもはや止められようはなかった。
その後も彼女はオオヒメによって絶頂と射精をひたすらに繰り返させられたという。