後日談

後日談

書いちゃった!!!

リツカと同棲して約2年

一緒に暮らしていくうちに、お互いのできることできないことがわかったような気になった

リツカはバイトも勉強も家事も。全て両立させてる、凄いと思う。尊敬してる

一方私はというと…勉強はリツカより頑張ってる。バイトもそれなり

家事は………ちょっとだめだけど…

暇な時はお出かけしたり、家でのんびりしたり。あとは同衾したり…

至って普通の生活だと思うけど、こんな日が来るなんて夢にも思わなかった。

…実際は、もっと幸せだった。

クリスマスの時、指輪をくれた。

結婚指輪にはまだ早いけど、オレの彼女だっていう証拠だって。えへへ

結婚指輪は改めて一緒に選ぶと言ってくれたので、その日を楽しみにしてる


…さて、じつは近日成人式がある、私は参加しようと迷ってたんだけど



「…あれ、アナタアルトリアじゃない?」

「え?私?」

「あー!やっぱアルトリアじゃーん!すっかりオトナになってんじゃねーか!」

久しぶりに友達に会った。別々の高校に行ってしまったので長いこと会ってなかったけど、会えて嬉しかった

「ふふ、あなたはお変わりないご様子で」

「…変わりすぎてないかオマエ…もっとこう、イノシシみたいな…」

「人は成長するものですよ?…まぁ、外見だけかもしれませんけど」

「…まぁいいや。それより、私成人式に出るから、オマエも来いよな」

「あら、てっきりあなたは出ないものと…」

「お母様に晴れ姿、見せてあげたいじゃない?…オマエだって、アイツに会えるかもしれないだろ…?」

友達はお母さんが大好きだった。ちょっと乱暴だけど根は真面目で、そういうところが好きな所だった

「ふふ、そうかもしれませんね」

「…じゃ、私予定あるから。絶対顔出せよな!」

「わかりました。じゃあその時にまた…」

あの子も、あの人達も。彼を見たら驚くだろうなぁ






それで、成人式には参加することにした。リツカも久しぶりにみんなに会いたいと了承してくれて、私は先に着付けの為に友達と出ていた

友達はみんな私の変化に驚いてたみたいで、正直逆にびっくりした。

成長したらこうなるものなんじゃないの?普通


会場に着いて、みんなで喋りながら彼を待っていた

なんか微妙に視線を感じるけど。私は一切興味がない

「アイツ、本当に来るのかよ」

「会えるなら会いたいです!」

「…あなたが1番気にしてるんじゃないの?私もだけど」

「…まぁ、ちょっとだけ不安ですが」

「なんか余裕そうね…」

まぁ、日和ったりしてなきゃ彼なら来てくれるでしょう。ちょっと会話が微妙に噛み合ってないけど、それはそれで

…ほら、やってきた。

「お~~~い!みんな~~!!!」

いつまでも変わらない、あの彼が。

「おぉ、藤丸君じゃないですか!お久しぶりです!」

「久しぶり~~!!!元気してた?」

友達のひとりが思わぬ再会に駆け寄って言った

他の人たちも、リツカが戻ってきたと、ちょっと騒ぎ始めてる

「えぇ、そちらもお変わりなく」

「あははは、急にいなくなっちゃったからみんな怒ってると思ってたよ」

「私は気にしてませんが、彼女が…」

「彼女…?あぁ!」

彼が私のところまで走ってきた。もう、そんなに急がなくてもいいのに、かわいいなぁ

「お待たせ、アルトリア」

「もう、遅いですよ?」

「え!?何!?どういう事!?」

「ちょっと説明しろよ!」

「アルトリアは知ってたんですか!?」

あちらの想定してたものとは違ったのか、友達はみんな困惑していた

「…言ってませんでしたっけ?」

「言ってなかったの!?」

正直聞かれれば答えるつもりではあったけど…まぁいいでしょう

「おや、藤丸君が帰ってきていたの、知ってたんですか?」

「同じ大学だったので…」

「そうなんですか!?すごーい…」

「じゃあその指輪もまさか!?」

「あはは…そういう事なんだよね」

私とリツカはおもむろに利き手を出して指輪を見せる

「2人とももうそんなとこまで…」

「おい見ろよ、ショックを受けた男どもが項垂れてやがるぜ」

なるほど、リツカがしたかったのはこういう事だったのですね

…アピールできるって。いいなぁ

「おふたりは同窓会に行くんですか?」

「私は行くつもりないんですが…リツカが行こうって止まらなくて…」

「だって久しぶりにみんなに会えるんだよ!?行きたくない!?」

全く、私という人がいるのに…でもそういうとこが好きなんだ

「…みんなわかってるわね、こいつらを囲むわよ」

「あぁ~~、2人とも危ねぇからな、いいぜ?」


この後成人式も同窓会もたのしんだ。

リツカは向こうでの話を改めてしてくれて、友達も祝福してくれて

すっごい楽しかった。



早めに抜け出して2人で帰る途中、ちょっとお酒を飲んじゃって、少しだけ酔ってしまってる

「そういえばリツカ。振袖の感想聞いていないんですが…」

「言ってなかったね…うん、すごく似合ってる。かわいいよ」

リツカはもう当たり前のようにサラッと言ってくれるけど。それが一番嬉しかった

…あ、スイッチ入っちゃったかも、お酒のせいだよね。たぶん

「リツカ、今日は寝かせないので覚悟してください」

「…シワになると思うけど…今日くらいなら…」

「わかってるリツカが大好きです!」

「じゃあ…」

「「二次会だー!!」」

帰ってすぐ、営みに励んだのは言うまでもないでしょう。

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