触手責め妄想
※ハート、若干の濁点喘ぎ有り
鄭と共に海魔の討伐をしていた弓、初めは弓が優勢だったが予想以上の海魔の多さに劣勢に立たされる。左足首に海魔の触手が絡まったので右手に持った剣で切り落とそうとするが右腕も触手に絡め取られてしまう。
そのまま四肢を触手に絡め取られて拘束される弓、抵抗しようとしたところに首と上半身の衣服の下に触手が這って温い感触に思わずびくりと背筋を震わせる。
背筋をつう、と触手が触れる「あっ……」
段々と身体に対魔力では防ぎ切れなかった媚毒が回ってきて身体が火照り、下半身が重くなるのを感じる。触手に丁寧に衣服を肌蹴させられて半裸になる。今まで味わった事のない感覚に戸惑っていると性器に触手が触れる。
「ひゃっ……♡」
自分のものとは思えない声に驚く弓。
そのまま触手に性器を絡め取られる「あっ♡、あ、うあ♡、だめっ♡」
扱かれて猫撫で声を上げ続ける。途中で後ろの穴にも触手を挿入される。
「やあっ♡、あっ、うぅ♡、ひぅぅっ♡」
甘い嬌声を響かせる。
毒の効果が強いだけで自分はこんな淫らな筈ではない、と残った理性で考えていると触手が口元に近づいてくる。口を固く閉じていたが粘液が滑って奥の方まで侵入されてしまう。
「んぶぅぅ⁉︎んぐっ、んぅ"っ、ん"」
苦しげに呻く弓。挿入された触手が激しく責め立てる。
「んぐぅ、ん"っ♡、んぶ、んぅぅぅ"♡」
戦場で勇ましく振る舞っているのが嘘のように粘液と涙で顔をぐちゃぐちゃにする弓。頭の片隅でこの場に鄭が居なくて良かったと思っていた。
口、性器、肛門を犯されて息も絶え絶えになっていたところ、突然口を犯していた触手が離れる。
「ぷはっ……あ……はぁ、は、ぁ」
口を塞がれていたので息が荒い。離れた触手がそのまま薄桃色の乳首に伸びる。
「ぁ……何を……」
触手の先端が花のように開いて両方の乳首に密着する。そのまま吸い上げるように蠢き始める。
「あぁあぁぁ♡、そっ、それっ♡、それやめ♡、ひあぁ♡、あっ♡」
身体に挿入されていた触手もそれに呼応するかのように動きを再開する。
「うあぁあ♡、あっ♡、むりっ♡、もっ、もうむりっ♡、だっ、ああっ♡、あ♡」
媚毒に身体と頭を支配されて淫らに喘ぎ続ける弓。いつの間にか早く中のモノを出してこの快楽から解放されたいと考えるようになっていた。
性器に纏わりついていた触手の動きが緩慢になる。
「あっ♡、だっ、だめっ♡、ああっ♡、ひっ♡」
突然動きを遅くされて弓は耐え切れずに射精する。吐き出された精液を飲み干すかのように触手が蠢く。精を吐き出して落ち着いたのか弓が理性を取り戻す。
「はぁ……はぁ……よくも……私を辱めてくれたな……」
力を振り絞って剣で纏わりついていた触手を切り落とす。残りの海魔がこちらに向かってくるが火矢で全て焼き払った。
海魔を全て倒した後鄭がやってくる。
「アーチャー!遅いから心配したぞ!」
「マスターか、そちらは無事のようだな」
紅潮した頬、粘液で濡れた身体、乱れた衣服を見て鄭は魔物に襲われたのだと悟る。
鄭の大きな手が弓の頬に触れる。
「あっ……♡」
「すまん、お前が苦しそうにしていたものだから」
毒が抜けていないので愛撫されたかのような反応をしてしまう弓。恥を偲んで鄭に事の詳細を話す。
「つまり今のお前は触れただけで発情してしまうのか」
「ああ……見苦しいところを見せたな。幸いあと半日もすれば毒は抜けると思うが」
「そうか……」
「?……何か考えがあるのか、マスター?」
「ああ、早く毒を抜く方法がな」
「まさか……いや、待ってくれ」
そのまま人影の無い森の中に連れ込まれて毒が抜けるまで弓はひとしきり抱かれた。
終わり