尊氏直義前提義詮直義 えっち NTR

尊氏直義前提義詮直義 えっち NTR


※大人義詮酷い捏造なので要注意

※同意なしの無理矢理NTRなので要注意

尊氏は出て来ません




……なんだろう…気持ちが良い

くちゅりと濡れた音がして、口内の温もりが失われてゆく

名残惜しくて舌を伸ばして後を追うが、つれなく離れていってしまった

「…ん……」

重い瞼を持ち上げると、薄闇の中にぼんやりと尊氏の顔が見えた

「兄上……」

呼ぶと再び唇が下りてくるのが嬉しくて、深く迎え入れて舌を絡め、注がれる唾液を飲み下した

染み渡るように体の内側から火照りが広がる

直義はその熱を伝えようと尊氏の背にしがみ付き、裸の胸を合わせた

「……っ」

ギクリと直義の肩が強張る

違う

尊氏とは背中や胸の厚みが違う

相手の肩を掴んで距離を取ると、尊氏と良く似た面立ちの若い男が険しい表情でこちらを見下ろしていた

その目に揺らいでいるのは侮蔑だろうか

「……義詮……なのか……?」

「叔父上……やはり父上を…その顔で、その体で、その声で、誑かしていたのですね…」

「……っっ!」

両足を大きく開かれ、股関節の痛みに気を取られて抗うのが遅れた

その隙に義詮が腰を進めてくる

「叔父上が悪いんだ…叔父上が……そうでなければ、我がこんなになるはずがない……」

「っ!?」

ぺたりと穴に触れる昂りに、全身から血の気が引いてゆく

「よ、義詮……」

先走りで濡れたそれは態と狙いを外して滑り、直義のふぐりを押し上げ、また穴の縁に戻り、蟻の戸渡りをヌルッヌルッと往復する

いつ挿入されるかわからぬ恐怖に怯える直義を嘲笑うかのように繰り返し

「…よせ……い、やだ……っ」

義詮は兄の子だ

現下は政治的な対立関係にあるとは言え、可愛い甥に違いない

生まれたばかりの義詮、千寿王と名付けられた嬰児を初めて抱き上げた時に覚えたしみじみとした愛情を直義は未だに抱き続けているのだ

道を踏み外してほしくない

なんとしても逃れなければ…

渾身の力を込めて義詮を押し退け、畳の上を這って脱出を試みる

頬の横を髪が流れて、元結が解かれていることに気が付いた

背後から伸し掛かってきた義詮が鼻先で直義の髪を割り、露になった項を舌と唇で貪る

「うっ……」

「はぁ……父上は叔父上の首元に甚く執着しているようでしたが、今ならその気持ちが良くわかります」

音を立てて舐め上げられ、肌が泡立つ

「…っ、や……ぅ、く……」

必死に身を捩るが、義詮の拘束はビクともしない

畳に立てていた爪を撫でられ、指を絡め取られる

義詮が直義の爪の先に故意に自分の指の腹を食い込ませるのを見て、直義は慌てて指の力を抜いた

耳元でくつくつ笑う声が聞こえて、手が自由になる

「もっとちゃんと抵抗しないと、入ってしまいますよ」

「あっ…」

じっとりと義詮の手が腰へ、そして尻へと移り、肉を鷲掴みにされる

「叔父上……」

「や、やめなさい…こんな、こんなことは、許されない…っ」

「何故?実の兄とは出来て、甥とは出来ない?そんな馬鹿げた道理はないでしょう」

義詮の声に怒りが滲む

「駄目だ……や……う、あっ!!……あっ!!」

ゆっくりと侵入してくる

男の大きさは充分で、とても硬い

「あっ…あぁ……」

頭の中に靄がかかる

幼い頃の義詮のあどけない笑顔を思い出せなくなる

「ん、あぁ……ああ、はぁぁ……んぅ……」

「は……随分と良さそうな声ですね…叔父上…」

「っ…どうして…あぁ……こんな、ぁ……」

無理に暴かれる激痛を覚悟していたのに、抵抗感が全くない

それどころか、緩徐に進む肉棒を早く早くと内襞が待ち侘びて淫らに蠢く

甥と繋がる強い背徳感に心が軋んでいるのに、体はただひたすらに甘い快楽を貪ろうとしている

「眠っているあなたはとても素直で素敵でしたよ。解す間、ずっと甘い声を上げて、悦んで腰を浮かせて、もっともっとと愛らしく強請っていました」

義詮の言葉は直義にとって耐え難く、信じ難いものだった

どういうことだ

眠る前に晩酌をして過ごしたが、あの程度の酒の量で昏睡するとは思えない

「怪しげな薬など無粋なものは使っていませんよ。ただ、下女に金を握らせて普段よりも強い酒に替えさせてもらいましたが。近頃は政で大変お疲れのようでしたから、容易く酒が全身に回ってしまったのでしょうね。あなたはすぐに床に入ってしまったので気付かなかったようですが」

義詮が片手を直義の胸に滑らせる

「……んっ……」

「あんなに酔った叔父上を見たのは初めてです。普段は血の通わぬような白い肌が赤らんで、このように汗に濡れて…どこもかしこも熟れた果実のように甘やかで…」

「ひ、ああっ、あ……」

背中の汗を啜られ、羞恥を超える快感に声が上がるのを抑えられない

「あなたの感じる場所はすべて把握済みです。例えばここ、とか」

「アアッーーー!!」

中のしこりを穿たれ、同時に乳頭を摘まれる

たったそれだけで、直義の身体は陥落して精を放つ

「う、嘘、だ……嫌……」

「っっ……いやらしい身体だ。今までどれだけの男を咥え込んできたんです?足利一門に公家に寺社衆に、相手は尽きませんね。もしや、師直らともかつては関係があったとか?」

力なく首を横に振る

義詮は誤解している

天地神明に誓って、尊氏以外の男に身を許したことは一度としてない

他の男など知らない

…それも今は違ってしまったが…

直義の体を義詮が返す

その拍子にズルリと中のものが抜けた

安堵に息を吐いたのも束の間

腰を持ち上げられ、目の前に猛り立ったものを突き付けられて、それが再び穴の輪を潜ろうとするところを見せ付けられる

「……よせ、もう……」

「もう?…まだでしょう?我はまだあなたの奥まで入っていない」

先程より深くまで進まれて苦しい

けれど、気持ちが良い

ぽろぽろと涙が零れた

「泣いているのですか。大切な部下を失っても涙一つ見せない冷徹なあなたが。ああ…父上を想っているのですね。父上は叔父上の特別だから」

自分でも何故泣いているのかわからない

尊氏に対する申し訳なさにか

己の不甲斐なさにか

もしかすると、息を荒げて自分を征服しようとするこの男を、もう甥として見ることが出来ない哀しみ故かもしれない

「う……っ」

奥に当たって、義詮が止まった

「…温かい。叔父上、叔父上……」

瞼を吸われ、頬を吸われ、唇を吸われる

義詮の指が直義の髪の間を幾度も滑る

それはまるで優しい愛撫のようで、直義を困らせる

「…義詮……」

「叔父上っ…!!」

何が切っ掛けとなったのか、今までの悠揚迫らぬ様とは打って変わって、行為が激しくなる

「アッ!!…ッ…アッ、アッ、ン……ッッ……」

声が出てしまうのを堪え切れず、手の甲を噛む

しかし、眉根を寄せた義詮がその手を捕らえ畳に押し付けてしまう

ゴツゴツと奥を突かれて嬌声が喉奥から迸るのを止められない

「ハァ、ハァ……種は残らず中に出して差しあげますよ…嬉しいでしょう?あなたの大好きな足利の、最も濃い種だ」

「そ、んな……あっアッ……アア、アアッ」

義詮の律動が荒々しさを増す

亀頭を限界まで引かれ、その後叩きつけるように捩じ込まれる

「ヒッ……ンーーーッッ!!!」

「…ウッ、くゥ……ッ」

奥の深いところに種を植え付けられ、直義はそのあまりの愉悦に絶望した

絶頂を迎えながら、後ろめたさは肉欲に対してなんの抑えにもならず、却って悦びを底上げするものだと知る

最後の一滴まで余さず注ぐように何度も腰を押し付ける義詮に対して、直義の体もまた一滴も残さずに搾り取ろうと男根を締め続けた

「ハァハァ、ハァ……」

呼吸を整え、汗に塗れた顔を上げた義詮は優しい目をしていた

父親に良く似ている、本当に

義詮に涙の跡を舐められ、塩辛い口付けを無気力に受ける

「叔父上が政界を引退なさったら、一緒に三条で暮らしましょう。あなたのためだけに、新たに離れを建てます。なに、寂しい思いはさせませんよ。我は毎日欠かさずあなたの元へ通いますから」

中に納めたままの義詮のものが再び勢いを取り戻すのを感じる

直義はもう何も考えたくなくなって思考を投げ出し、現実から目を逸らした

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