対魔忍楯無
BUZAMAあの地獄のカルト教団のロッジから救出された楯無。僅かながらの自由への希望を胸にロッジの檻から出された彼女に待ち受けていたのは、所有者不明の奴隷として再び檻の中に入れられる現実だった。
「あ、あはは…………そう、そうよね…………この世界に来た時点で、もう私は…………」
ブツブツと独り言を呟きながら、馬車の荷台で呆然と足枷を見つめ続けた楯無。せめて妹の簪だけはこの世界に来ていませんように、と願いながら再び奴隷市場に並べられ、奴隷商人が何やら高級そうな服を着た男に楯無をプレゼンしていく。
「既に出産経験ありかぁ」
「御安心ください。化け物をニ、三孕んでいますが、生殖機能に問題はありません。性病もありませんし、何より膣の締まりもまだ衰えていませんよ。試しますか?」
「よし、試させてくれ」
「立て!楯無!!」
「は、はい…………」
首輪を引っ張られて無理矢理立たされる楯無。以前に買われた時は、せめてもの抵抗として座り続けようとしたのだが、その後に執行されたお仕置きを思い出せばすっかり心も折れてしまうというもの。
「わ、私、何をすれば…………」
質問するが、無視して男は楯無の股間の割れ目に無造作に指を突っ込んだ。
「ひゃうんっ❤️」
「ほう。締まりはまだ衰えていないか。うむ。ちょうど異世界の技術者から買った色んな調教道具を使ってみたかったところだ。買わせてもらうよ」
「お、お買い上げっ❤️ありがとうございますっ❤️ご主人様ぁっ❤️」
首輪に男が指で触れると、楯無の身体の所有権が目の前の男に移る。そして全裸のまま貴族の男に首輪を引かれて町中を引き回され、ヒソヒソと嘲笑と同情の入り混じった声を耳にしながら楯無は…
(誰も助けてはくれないのよね…………逃げ出す?無理。身体の自由が効かない。もう、私の身体はご主人様のモノなんだから…………)
やがて貴族の館にたどり着き、扉が楯無の背後で閉まる。もう万が一にも逃げられる可能性が潰えてしまった事を察した楯無の瞳から涙が溢れるが、同時に股間の割れ目に僅かに生えた茂みは期待で濡れてもいた。
「変態奴隷め。そんなにして欲しいのか?」
「は、はいぃ…………❤️」
「ダメだ。お前は暫く、私の新しいオモチャとして身体を改造することに決めている。改造が完了するまで、ご褒美は無しだ」
「そ、そんなっ…………」
ご褒美が無い。その一言が楯無の心に謎の衝撃が走る。あの、膣内から全身に染み入る様なあの快感が貰えない。子宮の中で急速に育っていく胎児によってお腹がどんどん膨らんでいく痛みと快感。出産する時の膣内を蹂躙される様な感覚。
「お願いっ❤️ご主人様っ❤️孕ませてっ❤️貴方様の子種で私をっ❤️」
楯無は既に出産で快感を得るほどに調教されてしまっていたのだ。貴族の男の足元に縋り付く姿はみっともなく、貴族の男は楯無を蹴り飛ばす。そして床に転がった楯無の首輪を引いて不思議な部屋に連行していく。
「安心しろ。改造が済めば幾らでも子種を恵んでやる。もっとも、改造後にお前の人格が残っているかどうかは分からないが」
「おぐっ!?おげぇっ!!んんぶぅ❤️」
男のイチモツを模したチューブを無理矢理咥えさせられ、喉の奥まで突っ込まれていく。知らず知らずのうちに舌でイチモツ型の先っぽを舐めてしまう楯無の淫乱さに貴族が嘲る様に笑う。そして楯無は謎の装置の上に立たされると、両手両足が金属製のアームによって固定されてバンザイの体勢で拘束された。ガラス製らしきカプセルが天井から降りてきて、足元の装置と接続されるとカプセル内に謎の薬品が充填されていった。
「んんっ!?んんーっ!!」
(助けて!!ご主人様っ!!お願いだからぁっ!!)
「安心しろ。酸素と水と栄養は喉に直接流し込んでいく。鼻呼吸は諦めろ。まぁ、すぐにそんな意識など吹き飛ぶがな」
貴族の男の言葉がカプセルごしに聞こえてくると同時に薬液が楯無の腰、胸、肩の高さまで上がっていく。そして薬液の水面が楯無の口と鼻を塞いだその瞬間、楯無は自分の身体に置きつつある異変に気づいた。
「んぐぅっ❤️」
薬液が皮膚、そして膣内や腸内などから次第に楯無の身体の中に染み込んでくる。それと同時に楯無は全身のあちこちに火がついたかと錯覚する程の性的欲求と快感に思わず身悶えし、拘束されたまま許される限り暴れていた。
「んんんっ❤️んんーっ❤️んぶぅーっ❤️んぶぅー❤️」
(何これ!?何よこれぇっ!!気持ち良い❤️何もされてないのにっ❤️アタマがおかしくなってくぅっ❤️気持ち良すぎてぇっ❤️)
全身がどんどん作り変えられて行くと言う未知の快感に身悶えするが、拘束と全身を包み込む薬液のせいで僅かに両手両足が動き、首がイヤイヤと横に振るくらいしか出来ない。その間もどんどん全身の熱が強くなっていき、楯無は悲鳴すら上げられないまま永遠とも思える改造を受けて行った。
「意識は?」
「どうやら絶頂し続けた事で半覚醒状態のまま戻れなくなってしまったみたいですね」
「うーむ。少しやり過ぎたか?」
「私の居た世界の女とは耐久力が違いますからね。感度3000倍は普通発狂して死にます。まぁ、無理矢理精神を治す処置を施せば覚醒します」
楯無の改造を初めて一週間。カプセルの中で白目を剥いて動かない楯無を異世界からやって来た魔族を名乗る女体改造職人に見せたところ、完全には壊れていなかったと判明して貴族の男はホッと胸を撫で下ろした。高い買い物が無駄にならずに済んだ様だ。
「元々の家畜改造に加えて感度3000倍に、全神経性感帯化に、無限再生能力の付与ですか」
「できる改造は全て注ぎ込んだ。後は精神さえ無事に出来れば最高のオモチャなんだが」
「出来ますが、高くつきますよ。それにこの奴隷が死ぬよりも苦しみますが」
「構わない。やってくれ」
動く気配のない楯無の喉に突っ込まれたチューブから新しい薬品が投与され、そして…………
「ぉ"お"ぉ"ッッッ!?グゴォッッッ!?ぅぶぅ!?」
(ああああああああああああああああああああああああああああッッッ!?なにこれッッッ!!全身燃えるッッッ!?燃えちゃうッッッ!?)
意識が覚醒し、地獄の絶頂拷問の真っ只中に放り込まれる楯無。これまでは意識が朦朧としていた為に脳が感じていなかったが、身体は常に絶頂を続けていたのだ。むしろ絶頂時の愛液の噴出にすら感じて絶頂する程に敏感になった今の楯無が理性を保てているのは、薬品による精神制御の賜物だった。それが楯無にとっては地獄でしかないのだが。
カプセルが開き、ひさしぶりに空気の中に帰って来た楯無の喉からチューブが引き抜かれ、床に転がり痙攣する楯無が理性を感じさせない呻き声を上げ続ける。
「あ"ぁ"〜〜〜〜ッッッ❤️あ"ぁ"う"〜〜〜ッッッ❤️」
僅かな空気の流れ、床から伝わる素材の冷たさ、自身の体重の重みで揺れる胸、悲鳴をあげる喉の震え。どれもこれも普段からなんて事ない刺激なのだが、今の楯無にひてみればそのどれもが一瞬にして絶頂する程の刺激だった。
「おい、全然理性が戻っていないぞ」
「戻ってはいますが、治ると同時に発狂してしまっている様で。三日ほど慣らせば人の言葉を話せるまでには回復するでしょう」
「三日か…………その間、ずっとこのまま発狂し続けるのか?」
「やむを得ないでしょうね…………それに、三日後に回復したとしても本来の人格が残っているかどうか」
「あ"ひぃ〜〜〜❤️あ"へぇ〜〜〜❤️」
ご主人様の靴を舐める様に舌を出して意味不明な呻き声をあげる楯無。その間も股間からは愛液、乳首から母乳を絶え間なく垂れ流しており、もはや床は楯無のだした液体で水浸しだった。
「やむを得ないな。水と栄養だけを与えて三日程拘束しよう。それで理性が戻らなければ家畜収容所に送ろう」
床に転がりビクビク痙攣している楯無は、ご主人様達のそんな会話が耳に入ったとしても理解できないままだった…………
そして一週間後…………
「楯無、起きろ」
「ひっ!?あひぃぃぃぃぃっ❤️」
ご主人様が扉を開けると、楯無はその途端に絶頂しながら乳首から母乳を吹き出した。
「あひっ❤️ひぎっ❤️おねっ❤️がいっ❤️ひまふぅ❤️とびらっ❤️しめてぇッッッ❤️」
感度3000倍に改造された楯無が唯一、眠ることが出来る無風の監禁部屋。この部屋の扉が開くと同時に楯無はありとあらゆる感覚神経から快感を叩き込まれ、アヘ顔でイキ続けることしか出来なくなる。人間らしい会話など望めるはずもないが、薬品のせいで楯無は狂うことも脳神経が焼き切れることも無く、永遠に地獄の絶頂拷問を受け続ける事になってしまった。
「朝食の時間だぞ。楯無。歯を立てたら今夜はこの部屋に帰さないからな」
「ひっ❤️ひひいっ❤️」
ご主人様がズボンを下ろしてイチモツを見せつけると、楯無の脳髄が反応する。性感帯に改造された味覚神経に唯一残された味。精液以外の味が判別できず、そして精液の味が何よりも美味に感じてしまう今の楯無にとって、絶頂拷問の中で歯を立てない様に我慢すると言うのは大変だがやらなければならない使命にも近かった。
「おいひいっ❤️ごひゅじんひゃまっ❤️おいひいでふぅ❤️」
喉の奥までイチモツを飲み込み、舌で刺激すればするほど染み出してくる精液を堪能する楯無。その間も股間からは愛液が噴き出し、母乳がポタポタと床に落ちる。
「惨めだな楯無。その姿、妹が見たらどう思うかな?」
遂に楯無の口内で射精し、口から漏れた精液を床に這いつくばって舌で舐めとっている楯無を見たご主人様が侮蔑の視線を向ける。しかし楯無はもう理性を保てていても、心は折れてしまっている。
「あへぇっ❤️い、いもうとぉ…………❤️かんざし、ちゃぁん…………❤️」
「そうかそうか。お前の妹の名前は簪か。楽しみが一つ増えた。せいぜい再会できる時まで、私を飽きさせるなよ楯無。家畜収容所で再会なんてしたくないだろうからな」
「あひぃ…………❤️」
ご主人様に頭を踏みつけられ、その刺激で絶頂しながら楯無は薄れ行くかつての記憶の中の簪の顔を思い出し、久しぶりの涙を流すのだった。