【対外秘】海底監獄インペルダウン 業務日誌 2冊目
※ミンゴの初回襲来の次の日からのページだと思ってください。
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尋問時、同席していた署長に攻撃行為。神経麻痺毒にて速やかに無力化された。
当該囚人は機密情報保持及び国家転覆未遂犯であり、事件についての詳細情報は未だ得られていない為解毒剤を投与する。
今まで見られなかった行動であり、変化の原因の特定が必要と思われる。
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面会希望でドフラミンゴ氏が2度目の来訪。入り口にて副署長が対応した。前回と同じように複数職員立ち合いの元許可。連行時に拒絶反応こそ見られたが前回とは異なり途中で暴れ出す事はなかった。しかし囚人が過呼吸発作を起こした為規定時間を前倒しして面会終了。
氏の対応は署長が行った。
発作が収まり次第元の独房へ戻す。
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同日深夜、右腕の義手で自殺企図を起こしたため取り押さえる。没収命令が出たが構造上の問題により外せず。
義手を精査したところ、内側に毒が仕込んであった為カバーを外せない様に固定、自傷を防ぐ目的で腕全体を覆う拘束衣を使用。監視用電伝虫を設置した。
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一般職員である●●●による定時見回りの際、酷く怯えるような挙動が見られた。
対人接触について過剰な反応をする事はあったが、看守に対する非接触での動揺は他の担当官では無かった反応である為、特記事項としてここに記す。
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見回り時に魘されているような状態が頻繁に確認されている。
他の囚人とは隔離しているが、今後もその措置を続けながら様子を見ていく。
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面会希望のドフラミンゴ氏来訪を告げたところ吐血。医療班によると舌を噛んだとのこと。速やかに止血が施され、署長指示で拘束衣に加え尋問時以外は口枷を着ける事になる。食事の際は職員による監視を行う。
氏には署長から説明を行った。(別紙参照)
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食事拒否が続いている為、栄養剤の投与を開始。拘束のため運動活動がほぼ無く、更に身長から換算される標準体重よりも数値がかなり落ちていることを念頭に、生命維持に必要な最低限度の熱量とする。
また先日から引き続き入眠時に魘されていることが多く、睡眠が浅く不規則になっている様子。そのためか尋問が開始されてから意識を失うまでの時間が以前より短くなっている。体力・精神力の低下傾向あり。
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拘束状態でも自傷が見られる事から本日より鎮静剤開始、半覚醒状態の維持を目標に投与設計。諸々の事情も考慮して標準量からやや減量して投与を行う。呼吸抑制の副作用がある為口枷を中止。
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行動の変化時期を考慮すると最近の度重なる自殺企図はドフラミンゴ氏との面会を拒絶したいが為と考えるのが自然かと思われる。鎮静中は尋問が行えず、対応も限度があるので署長の方から海軍本部に報告する予定。
海軍本部から接見禁止令が出されたならば精神状態も改善すると見込まれる。
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半覚醒の状態から意識レベルが上がった時に錯乱するような状態が見られた。拘束から逃れようと酷く暴れたので職員複数名および獄卒獣により制圧、到着した医療班により薬の追加投与。
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薬の処方設計を見直しつつ、中毒域に達しない量を探っていくことが求められる。
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隣に"炎拳"ポートガス・D・エースが入る。僅かに反応あり。
ここ数日は呼びかけに反応こそすれ自発開眼が認められなかったため看守長および医療班に報告し経過観察。再びの自傷行為が確認された場合は担当看守権限で口枷の使用が認められた。
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発語が見られる。"炎拳"との会話あり。内容ははっきりとは確認できなかったが、聞き取れた断片情報から"白ひげ"エドワード・ニューゲートについての話題と推測ができた。
白ひげの動向は海軍として重要な情報であるため、内容を確認する音声記録用の電伝虫を設置。監視班の職員が交代で逐次チェックを行う。
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同房に"海俠"ジンベエが入る。
2人との会話で外で行われる戦争について把握した模様。3人ともに最重要級囚人であるため更なる監視体制の強化が必要と思われる。
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以前よりも意識が明確な時間は増えたが自傷は見られない。鎮静時は尋問が出来ないためプラスの傾向と捉えるべきか。
X日に実施される火拳の公開処刑が終了次第、再び尋問を再開するように署長から通達があった。
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明日、王下七武海であるボア・ハンコック氏が"炎拳"の面会に到着予定。
マリンフォードの件も近いため厳戒態勢。署長並びに副署長が対応を行うため、一般職員は適宜指示に従う。