寝顔
「ウタ〜!今日泊まるぞ〜!」ガチャン!
「はァ!?」
ルフィはよく勝手に家に上がり込む。遊びに行ったと思ったら1番近い友達の家で一晩過ごすことは日常茶飯事で、今日は私の家に来た。
「全くしょうがないな〜!勝手に上がり込んでも平気だなんてあんたぐらいだよ本当に♪」ピョコピョコ
「そんなことねェって!エースもサボもじいちゃんもよくやるしよ!」
ちなみにルフィのお兄さん2人もお爺ちゃんもこういうことはよくやるんだとか。すごい家族だ。
〜食後〜
「じゃあおれもう寝るよ!おやすみ〜!」
「おやすみ〜」
よし、私もシャワー浴びて寝よ。
〜その後〜
「zzzzz……」

ルフィったらソファーで寝てる。そっちで寝ろなんて言ってないのに。
「ルフィ〜?ベッド使って良いよ〜?」
「zzzzzz...」
しょうがないからベッドに運ぼう。風邪引いたり寝違えたりするかも。
「せ〜の…ふん!」ガバッ
ルフィぐらいなら私でも抱えられる。それにしても起きない。
「うん」
あとはベッドにルフィを下ろすだけ。…ルフィの身体があったかい。
「……」バフッ
一緒にベッドに倒れた。ルフィの重みを感じる。多分最高の掛け布団。
「……」もぞもぞ
顔が見たい。横になってちょっとずつ動く。
「zzzzz...」
ルフィの寝顔。近くだとさっきよりカッコ良くて、可愛くて…麦わら帽子が似合う素敵な顔。
「……♪」ツンツン
「zzzzz...」
ぜ〜んぜん起きない。鼻をつっついても顔をもちもちしてもずっと寝てる。いじりたくなっちゃう。
「……」ポーーー……
自分でもわかるぐらい顔が熱い。今日寒いはずなのに夏みたいな気分。
「……」ググ~~..
いつの間にかどんどん顔をルフィに近づけてた。………良いかな?寝てるからバレないし……こういうのって気持ちいいかな?
「……!」フルフル
いや、ダメ!そういうのは恋人とやるもの!私たちはそんなのじゃないから!…ルフィがしたいっていうなら別だけど、そんなことあり得ないし。
「それにさ…」ぎゅっ
今こうやってるのが最高だから…♪
〜朝〜
「ウタ〜?ウ〜タ〜」
「zzzzz......」

ルフィが何を見ているかというと、自分の胸に顔をくっつけながら抱きついている薄着姿のウタである。
「ん〜〜、参ったな〜〜」
起きないことに困りつつも、悪い気分でもないルフィは起きるまでそのまま過ごすことにした。