寝取られマシュ
「あっ♡先輩。お疲れ様です♡」
マシュがあの男の部屋から出てきた。
藤丸立香から全てを奪った男の部屋からマシュが出てきた。
「先輩?あの…どうしたかしましたか?」
マシュは先ほどとは違い呼吸を整えて普段どうり藤丸に接する。
しかし周りの空気が普段と違うことを象徴していた。
そう。明らかに性交した後の空気、彼女はそれをまとっていた。
「マ…マシュ…」
何かを問いかけようとした。しかし言葉に詰まってしまう。
すると
「先輩♡ちょうどよかったです♡先輩に渡したいものがあるので…少し待ってくださいね…♡」
マシュはゴソゴソと自身の腰の方のポケットに手を入れる。
「先輩♡これが今日の分です♡」
マシュが腰から手に持ったのは使用済みのコンドームだった。それも精子がパンパンに入った…自分の一度に出す量の3倍はある量の精子の詰まったコンドームだった。
「う…あ…」
言葉が出ない。何を言えばいいのかわからない。藤丸の思考は半ば停止していた。
そこから畳み掛けるようにマシュは口を開いた
「見てください♡先輩♡これがさっき出して頂いたものなんです。すごい量ですよね♡先輩のとは全然違います…♡」
マシュは慣れた手つきで藤丸のズボンを下ろしてちんぽを露出させた。
「なっ…!?マ、マシュ!?」
「やっぱり先輩のは小さいですね…一応勃起はしてるみたいですが…彼の通常時よりも小さいですね。」
そう言いながらマシュは使用済みコンドームを藤丸のちんぽにくくりつけた。
勃起した藤丸のちんぽは性液の詰まったコンドームの重さに負け…下を向き、コンドームはそのままずり落ちてしまった。
「あっ…落ちてしまいましたね先輩。確かこういうちんぽを粗チン、というらしいですね。”マスター”から教わりました♡」
そのままマシュは自室に帰って行った。
引き止めることはできなかった。それ以上声をかけることはできなかった。
1日後 藤丸のマイルームにて
「あっ、マシュ…マシュから俺の部屋に来るなんて珍しいね」
マシュが藤丸の部屋に来るのは珍しかった。だから思ったことをそのまま口にした。
「—––ごめんなさい。先輩」
その一言とともに鈍痛が走った。
目が覚めたら俺は猿轡をつけられ椅子に縛られていた。
目の前にはマシュとあの男。
(——ああ、そういうことか)
絶望と諦観。
彼の胸に去来したのはこの二つだった。
「すみません先輩♡”マスター”がどうしてもというので♡」
謝るマシュ。しかしそれは謝意よりも期待が勝っているように感じた。
「それでは失礼します先輩♡」
マシュは昨日のように慣れた手つきで藤丸のズボン、パンツからちんぽを出した。
あまりに慣れた手つきでマシュがあの男に仕込まれたのだな、と思った。
ポロン
「…やっぱり小さいですね先輩。でも安心してください。これから少しは大きくなりますから♡」
マシュは藤丸の両肩に手を乗せた。
目と目が合う。藤丸は目を逸らした。
マシュの後ろの男は味悪そうな笑みを浮かべマシュの腰を両手で掴んだ。
(——まさか…見せつけるつもりか!?)
藤丸にマシュの顔が迫った上で、その向こうには尻が突き出される。男はそんな尻へと挿入して、ピストンし、性交を始めた。
「あっ♡”マスター”!そんな急に♡」
どちゅっ♡どちゅっ♡どちゅっ♡
「んっ!♡んぅぅ!♡んっ、あうっんぅぅ!き、気持ちっ…♡いいです♡マスター♡」
いいように腰を振り、勝ち誇った笑みまで向けてくるその男。
「あっ♡んっ♡もうっ♡イキましゅ♡んんん〜〜っっ♡」
明らかにマシュは絶頂していた。
「あっ♡せんっ…♡ぱいもっ♡喜んで♡くれてますね♡…雑魚勃起を頑張ってる先輩にはご褒美をあげないとですね”マスター♡?”」
こんな状態でも藤丸のちんぽは弱々しく勃起している。それをみた男はマシュから肉棒を抜き…マシュに耳打ちをした。
その後マシュは男の肉棒にキスをした。
「…んっ♡”マスター”のは太さ、硬さ、長さ、どれを取っても最高です♡あっ、先輩の粗チンも健気に勃起してますね…フフ…同じ動物、同じ性別なのにここまで肉体に差が出るんですね先輩?」
マシュは俺のちんぽと男の肉棒を比較して…俺のちんぽを遠回しに侮蔑した。
そしてマシュは俺の前で男の肉棒にパイズリ、チンキス、フェラを行った。
何発出しても男の精力は衰えない。
藤丸の肉棒から性液が排出される。
「あ…先輩…の粗チン…マゾ射精てますね…♡?これでいいオナニーのネタになりますよね♡」
善意からの発言。マシュに悪意はなかった。彼女は心底俺のためにこんなことをしてくれたのだ。
男はまたマシュに耳打ちをした。
マシュは意地悪そうな顔をして藤丸に問いかけた。
「先輩…?こんな私でも…まだ好意を持ってますか?」
藤丸の猿轡が解かれた。藤丸はマシュを見つめて
「俺に取ってのファーストサーヴァントでありパートナーであり、大切な人だと思ってる。嫌いになんて、なれない。」
心の底からの本音。自分以外の男と結ばれようと、俺にその行為を見せつけようとそれだけは変わらない、藤丸立香の本音だった。
「…私も先輩のこと大好きです。たとえ”マスター”より圧倒的に劣る肉棒、精力でも…粗チンの先輩が大好きです。だって…先輩だけですから…大きなチンポに突かれるのが大好きな私を好きでいてくれて…」
男は再びマシュに挿入、ピストンを再開した。
どちゅっ♡どちゅっ♡
「あっ♡んっ♡私が”マスター”に寝取られても好きでいてくれてっ…♡私と”マスター”の快楽、優越感のために見せつけ行為をしても私のことを好いてくれている先輩が大好きです♡だからこれからもっ…♡私たちの行為を見せつけられてマゾ勃起してください♡情けない短小ちんぽ先輩♡粗チン先輩♡おっ♡んっ♡粗チンと全然違います♡!極太チンポ気持ちいいです♡!」
—–——あぁ。
俺はもうダメなのだと。
こうしている今でも触れてもいないのに藤丸の肉棒は弱々しく…漏らすかのように精子を排出していた。